星のひとかけ

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イケメンふたり…:クシシュトフ・ウルバンスキ指揮  ピアノ:アレクサンダー・ロマノフスキー 東京交響楽団 第640回 定期演奏会

2016-05-31 | LIVEにまつわるあれこれ
前回の日記に書きました、 東京交響楽団の定期公演のことを 少しだけ書き留めておきましょう。。 クラシック音楽の専門用語とかまったく知らないので、、 専門的な感想は書けませんけど…

演奏会のフォトは 東響さんのツイートで(>>

東京交響楽団 第640回 定期演奏会
 指揮:クシシュトフ・ウルバンスキ
 ピアノ:アレクサンダー・ロマノフスキー

 プロコフィエフ:ピアノ協奏曲 第3番 ハ長調 作品26
 チャイコフスキー:交響曲 第4番 ヘ短調 作品36



指揮者のウルバンスキさん、、 紹介記事のフォトがことごとく Tシャツかスウェット姿で、 髪の毛をツンツン立たせ気味にしたお姿なので、 まさかまさか本番でTシャツということはないわよね… と話しながら待っていたのですが、、(笑)、、 上のフォトのようにとても素敵なスーツ姿でした。

ピアノのロマノフスキーさん共々、 見事なまでにスタイルがよろしくて、 身長も同じくらいに高くて、 ふたり並んだところはそれは素敵でした。 指揮台の上に立ったウルバンスキさんの後ろ姿の 脚の長いことと姿勢の綺麗なこと! 上の写真でもよくわかりますね、、 体の芯がまっすぐで。。

 ***

ロマノフスキーさんのピアノ、 プロコフィエフの3番は、、 技巧的に優れているのは以前のラフマニノフを聴いてわかっていたのですが、、 理知的に勝っているかと思いきや、 思った以上に情感に溢れてて、、 そしてウルバンスキさんによるオーケストラは、 ソリストを際立たせる感じというよりも、 オケとの相乗を狙うかのように結構はげしくて、、 前回載せた ポリーニのピアノと、ゲルギエフさん指揮のマリンスキとの中間のような感じでした。

ロマノフスキーさんのピアノの音粒は 高音部も、左手のタッチも、それは美しくて、、 前回「太陽」というキーワードを知って、 それが感じられるか無心で耳を傾けていたのですけど、、 どこかの瞬間に 「あ! ほんとうに太陽だ」 と思いました。。 それは 太陽そのものではなくて、 波の水面にきらきらと反射する無数の太陽、、。 前回、 エトルタの海を見たからだ、と言えばそのせいもあるかもしれませんけど、 でも ほんとうにきらきらしてた。。

割れんばかりの拍手が起きて、、 アンコールには、 バッハ(シロティ編)プレリュード ロ短調。 こちらは私、 初めてだと思います。。 動画でさがすと、 割と抑揚をつけた リズムも緩急をつけた演奏でほかの方のものが聴けたのですが、、 ロマノフスキーさんのは もっともっと静謐で、 淡々と(淡々と、ってあまりいい意味には使われないかもしれないけれど) 、、最後など消え入りそうな感じで息をつめたような感じに聞こえました。

、、翌29日には 新潟で同じ公演があったそうなのですが、 そちらのアンコールでは ショパンのノクターン第20番嬰ハ短調だったそうです。 こちらは「戦場のピアニスト」でも有名な曲。
この曲は ロマノフスキーさんの演奏のがyoutube で見られます。 こちらも、 ほかのかたの演奏だともっとすごく哀愁を帯びた演奏のイメージが強かったので、 ロマノフスキーさんのを聴くと少し印象が異なりました。

、、で、 ショパンインスティテュートのインタビューがあって、、 そちらを見たら 「あなたはショパンをリストのように弾きますね」 と言われていて、、 
https://www.youtube.com/watch?v=2bMZcfTwt74

、、↑こちらのインタビューを理解するには 私の能力ではとてもムリのようです。。 でも、 7月のピアノリサイタル、、 さらにさらに楽しみになっています。 ロマノフスキーさんのピアノ、 やっぱり好きだわ。

 ***

休憩を挟んでの チャイコフスキー交響曲4番。 、、もう、、 これにはほんとう 何と言ったらいいか、、

出かける前に カラヤンのベルリンフィルなど聴いていったのは全く意味を為しませんでした。 全くの別物。。 今まで聴いていた 怒涛のファンファーレのような4番とは同じ曲とは思えなかった… これ、 チャイコフスキーなの・・・? という感じ。

、、なんだろう、、 私は譜面も見たことないし、見たところで読めるわけないですが、、 譜面の音符が指揮者さんによって変わるわけもないし、 譜面には速さの指示だって書いてあるのでしょう? それをどのように解釈して指揮者さんがそれぞれの楽器のバランスを決めたり、 緩急を決めたりするのか、、 まずそこから解らなくなるような ウルバンスキさんのチャイコフスキーでした。。 

なんかね、、 言葉がみつからないのだけど、、 まるで シベリウスから始まって、 途中ウィンナワルツかと思うような、、 すごくすごく叙情的な第1楽章で、、 第2、 第3楽章は、 さらにスローになって、 でも木管とか金管とか、 それぞれの楽器のパートがどれも順繰りに主役になるような感じでいろんな音色が聞こえて、、 あれ? こんな曲だったかしら… と何度も何度も思いました。。 木管のパート、、 美しかったなぁ。。 


、、たぶん、 私の感想では何も伝わらないので、 twitter で「ウルバンスキ」さんを検索するときっとたくさんの感想が見られると思います。 やはり、 衝撃を受けた方、、 多数のようです。 

、、チャイコフスキーがこうなるなら、、 さきほど書いた シベリウスやヨハン・シュトラウスが一体どうなるのか、、 何だかとても興味が沸きました。。 オーケストラの指揮とか、 曲の解釈とは何ぞや、、という点にまで遡って、 いろいろ考えたり、 もっともっといろいろ調べずにはいられなくなるような、、 そんな体験をさせてもらいました。

 ***

、、ロマノフスキーさんは またすぐに聴きに行くことができます。 ウルバンスキさん、、 次はいつ聴けるかどうかわかりませんが、、 なんだかまた聴かずにはいられなくなってしまいそう。。 気になったものは、 クラシックも どんどん聴いてみないとわからないこと一杯なんだ、、 って思いました。 

、、ロマノフスキーさんのアンコールの時、、 カーテンコールで一緒に出ていらしたウルバンスキさんが、 そのまま舞台の端の オーケストラの外側でひとり、 顎にそっと手を当てるような格好で立って ピアノの演奏を聴いていた姿が ただただ美しかったなぁ。。 

鍵盤の上を動く ロマノフスキーさんの大きな手指も、、 とても美しかったです。。


、、イケメンだから聴きに行ったんじゃありません! と言うものの、、 でも本当にイケメンふたり、なのでした。
 

プロコフィエフ ピアノ協奏曲 第3番

2016-05-27 | MUSICにまつわるあれこれ
しばし Rockの世界を離れて・・・

明日 サントリーホールへ聴きに行く 東京交響楽団 第640回 定期演奏会
 指揮:クシシュトフ・ウルバンスキ
 ピアノ:アレクサンダー・ロマノフスキー

 プロコフィエフ:ピアノ協奏曲 第3番 ハ長調 作品26
 チャイコフスキー:交響曲 第4番 ヘ短調 作品36

の、予習のために いくつか聴き比べをしているのですが・・・ 、、ピアノを弾くのはプロコフィエフのみなので、 まずはプロコフィエフから。。。 (以前にロマノフスキーさんについては少し書きました>>

、、私、 とにかくクラシックそんなに知らないので、 この曲が アルゲリッチさんの十八番だということも存じませんでした。。 もちろん聴いてみました ・・・が、、 素晴らしい演奏だということはわかるんです、、 けど、、 そもそも プロコフィエフをアルゲリッチさんのように弾くべきものなのか それすらが判らない。。。 単に好き・嫌いで言うなら、、 アルゲリッチ好かない、、 などと言ったら、 日本では生きていけない気がするほど 絶賛されているのだけれど… けど…

 ***

無知なりに、 プロコフィエフという人のおおまかな時代背景を考えて、 ロシア? 1920年代とかその辺? ロシアアバンギャルド? バレエ・リュス? 、、、とか思って ウィキ見てみた。

セルゲイ・プロコフィエフ(Sergei Sergeevich Prokofiev)>>Wiki


やはり ディアギレフとは関連があったのよね。 以前、 イーゴリ・マルケヴィチのことを書きましたが(>>) あのとき買ったマルケヴィチのCDも、 プロコフィエフとチャイコフスキーの組み合わせだったものね。 

セルゲイ・ディアギレフ>>Wiki

ピアノ協奏曲第3番 (プロコフィエフ)>>Wiki


プロコフィエフ、23~24歳ごろにディアギレフと共に仕事をし、 ピアノ協奏曲第3番の完成は30歳のとき。 仏ノルマンディーでひと夏を過ごした時に完成したとのこと。。 

今回、 ピアノを弾く ロマノフスキーさんがこのようにメッセージを下さったと、 東京交響楽団のツイートにありました。
 https://twitter.com/Tokyo_Symphony/status/728533717971406848
 https://twitter.com/Tokyo_Symphony/status/728534123707437057

 「太陽を感じていただきたい」・・・ このメッセージは やはりプロコフィエフが制作のひと夏を過ごした ノルマンディーの「太陽」なのでしょうね、きっと。。 私が聴いたCDには、 その場所は 「エトルタ」という避暑地となっていたので探してみました。 エトルタ>>Wiki

、、まぁ なんて美しい白亜の断崖のある海辺、、 私の大好きなクールベも絵に描いている、、 モネも。。 そうね、 西岸だから海に夕日が沈むのね。。。


こうやって ちょっとずつ外側から プロコフィエフに近づいていきますと、、 う~む、、 やっぱり私にはアルゲリッチさんの演奏はちょっと違う気がする。。 この 超絶技巧の 決して自然派・田園派・印象派ぽくはない曲の中に 「太陽」を感じることができるかどうか、、 それは明日 ロマノフスキーさんの演奏を聴いてみてから判断するとして、、 第2楽章などは やっぱりディアギレフ、、 バレエリュスの雰囲気があるよね、、 そして 第3楽章の最後は 技巧の難易度を飛び越えて、 圧倒的な美しさというか、 なんか 全肯定の高揚感で終わる。。 「太陽」のキーワードは、よくは解らないけれど、 きらきらして若々しい。

いろいろ聴いてみた結果、、 いちばんしっくりきたのが マウリツィオ・ポリーニの弾いているものでした。 私が感じているプロコフィエフの雰囲気に一番近い気がして・・・
Maurizio Pollini plays Prokofiev Piano Concerto No.3 Op.26 (Audio Remastered)  

とっても端正で、 そしてエネルギッシュというには非常に凛としているんだけれども、 若々しい。。 ロマノフスキーさんも若き貴公子ですから、 このような端正だけれどもエネルギーを秘めた演奏を期待してしまいます。。。 とっても、楽しみ♪

 ***

さて、 もう1曲のチャイコフスキー。
これは 楽曲も聴いたことのあるものでしたが、、 (すごく失礼とは思いつつ…) ほんとにこれ演るの? …やめといたら・・・?

、、などと 無知のくせにぽろっと呟いてしまいそうなほど、、 難しいじゃありませんかこの曲。。 鮮烈きわまりない緩急のある楽曲。 ぐずぐずになったら目も当てられないことになるし…  、、でも、 若きマエストロ、 ウルバンスキ氏は ロシアものを得意とされているというし、、 しっかり期待してみましょう!

CDでウチにあるのは ベルリンフィル(マゼール指揮)なんですけど、、 プロコフィエフの流れで イーゴリ・マルケヴィチ指揮のがもしかしてあるかしら? と見てみましたらありました。。 聴いてみれば、、 想像通り、、 キレっキレ。 ところどころ キレ味すご過ぎて 怖い…(笑
Tchaikovsky: Symphony No. 4, Op. 36 / Igor Markevitch & LSO

、、でもさっき  東京交響楽団のツイート見たら、、 昨日のリハの後、 マエストロと楽団員が… フットサルですって・・・?? 体育会系? 、、若い、ってことですね!

・・・ いろんな意味で

とっても 楽しみです。

TYM SUPER 5/11-12

2016-05-14 | LIVEにまつわるあれこれ
ツアーは 始まったばかり、だから 曲については書きません。 自分の日記として・・・ ね

 ***

GW中、 朝ごはんの用意をする前に ちょっとTVをつけたら、 湯川れい子さんのインタビューをやっていました。 、、途中からだったかもしれないけれど、 出征され 戦死なさった 湯川さんのお兄様の話をされていて、、

お兄様はアメリカの音楽が大好きで、 そして絵もすごく上手で、 洋楽のレコードジャケットを自分流にデザインして描いていらして、、 それはとても戦争直前とは思えないほど ポップでアメリカンな楽しそうなイラストで、、 だけど そんなのは決して人には見せられないような時代で・・・

、、お兄様のお話のあと、 今度は 66年の ビートルズ来日公演の話になって、、 その頃のことは私たちも後の報道とかで様子は知っているけれど、、 戦後20年も経っているというのに、 厳戒態勢の警備で (それは彼らを警備するというより、 日本の女の子たちを悪に染まらせないため、 近づけさせないため、 というような警備でしたよね) 、、、 そんな中で 湯川さんは ホテルに監禁になっていた 4人のメンバーのもとへ潜入するのですが・・・

そのときの貴重なお話も とてもとても興味深かったのですが、、 とても心に響いたのは、 湯川さんが 洋楽が好きだったお兄様と、 ビートルズに熱狂する女の子らを危険視する警官らの話をふまえて、、 「キャー!! と熱狂する感性は安全なんです」 と仰ったこと。。。

、、まさにそう、、 大好きなものが 好きで 好きで たまらなくて その感情を 大好きーー!! キャーー!! と表現するエモーションは、 誰も傷つけない。

でも、 その 大好き! な気持ちをわかってくれない世間や、 大人たちがいるとするなら、、 その大好きなものが いかに素敵で素晴らしいかを わかってもらえるように心をこめて伝えて広めていく「努力」をすること・・・

、、湯川さんのお話は そういうお話でした。

 ***

さて、、 THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016 、、そこで会えた 15年来の友 5名、、

初日は エマちゃん大好き姉とふたり、、 なぜか姉様と見る時は かならずエマちゃん側になるという偶然。。 高い位置からだったけど、、とってもよく見えて、、 エマさん いっぱいいっぱいこっちに来てくれましたね!

翌日は 忙しいお仕事の中 駆けつけた熱い熱いロケンローな妹とアリーナ、 ヒーセ側。 メンバーの表情さえ見える場所。

、、2日間 どれだけ叫んで手を振って跳び上がって泣いて踊って抱き合って歌って汗だくになったことか・・・  ビートルズの来日時の武道館にいた女の子たちにも負けないくらい、、 キャーー どころか ギャァーーー!! と。。  それが ヒーセ、エマ、ロビン、アニー、、 だれが近くに来ても おんなじ最大限MAXな絶叫になるのは、、 ぜったい ぜったい 日本のロックバンドでは イエローモンキーしかいないはず。。 それだけ4人全員がかっこいいんだもの。

、、50にもなって (自分もそうだけど・・・) レスポール下げて歩きながら 両手で投げキッスしていくエマちゃん、、、 こんなギタリスト他にいる? まさに国宝。

 ***

音の話は 今日はしないけど・・・

2日目はすこしだけいろいろ見る余裕ができて、、 エマちゃんのギターとか、 吉井さんのギターとか、、 見ていたりもして、、。 エマちゃん、 ポルポルは勿論、 ビグスビー付きのも結構使っていたね。。 ロビンがあの曲で使ったのは・・・ あれは・・・

とか。。 エマちゃんて、 ギタリストひとりなんだよ。 ひとりでこの音なんだよ。。 なにこの音! とか、、。 あの曲のヒーセの歌うベース・・・とか。 もうアニーってば、 これこそアニー、とか。 いろいろ興奮して隣を揺さぶって口走っていたこととかは、、 また後々冷静になって書こうと思います。


、、正直、、

わたしが ライヴに行ける時間は・・・ (残り時間という意味の・・・)

、、特に こんな モンキーのような 踊って腕振って叫んで、、 っていうバンドを見れる時間は・・・ 確実に限りがあるし、、 もしかしたらすでに限界に近いところに来ているのかも、、と 思う日もあって、、 だから・・・ もうお仕事よりも、 自分がほんとうに大切にしたいもののために体力を使おう、、 そう思って、 今年生活を変えた。。 

そんな決意をした矢先に、、 こうして THE YELLOW MONKEY が復活してくれたのは、、 正直 嬉しい。。 先日、 ディランのツアーの事を書いた時、 「永遠にでも 観つづけていられる自信ある」 って書いたけど、、 うん、、 大好きな音楽となら、 永遠に一緒にいられる自信ある。。 ほんとうに ほんとうに 大好きなものに費やす体力ならば、、 命を削るのも惜しくない。 ベッドの上でだけ 長生きするのはもうたくさん。 、、その気持ちだけは、、 背中ざっくり切った翌月からエレキギター毎日かついで学校行ってた14歳と変わってない。。

 ***

、、 吉井くんの あの場での「宣言」に関しては、、 15年間を過ごしてきた我々姉妹の間で飛び交った言葉とか、 メールとか、、 そっくりそのまま吉井くんに送って差し上げたいです(笑)  でも やめときます。

まだ 新しい旅は始まったばかり。。 


、、 先日、、 吉井さんとおない年の ヌーノがUPしていたフォト、、 そこのコメント・・・
https://www.facebook.com/nunorocks/photos/a.453187797984.239625.49357872984/10154362179737985/?type=1&theater
、、うん わかる わかる。。


、、このあと私も、 8月まで、、 毎月 SUPER TOUR に出掛けます。 

叫んで踊って 腕振り上げて、、 15歳の夏は永遠につづくのです・・・ 
 

Bob Dylan and his band Japan Tour チャーリーのギター(5/8 追記)

2016-05-08 | MUSICにまつわるあれこれ
 ** 4/27 記 **

ディランバンドの チャーリー・セクストンさんの使用ギター、、 あとでゆっくり書こうと思ったのですが、 もし興味のあるかたが 公演が終わってから見ようとしても見れないし、、 とりあえず 最終日に間に合えば、、

と思って 急ぎ載せてみます。。

、、でも、 私が見たのはたったの2日。 チャーリーのことだから、 もしかしたらマンネリにならないように日によって使用ギターを換えているかもしれず、、 だから 私が見えた(見えてたとしても間違えてたらほんとゴメンなさい!!) 25日の公演のみ、 の覚え書きです。

 ***

4月1日にも載せてますが、 昨年10月の英国でのインタビューで、 使用ギターや機材のことが細かく語られていますので、 それが一番参考になります。 私もこれを見ながら思い出してみます。
Charlie Sexton talks life, tone and being on the road with Bob Dylan www.musicradar.com

1 Things Have Changed
テレキャスター? ジェームスのではなくて 普通のナチュラルのテレキャスターに見えたんですけど、、 カリっとした音色での始まり。 (でも、昨年の映像だと2曲目と同じレスポールぽいので 間違ってるかも・・・)

2 She Belongs to Me
3 Beyond Here Lies Nothin'
明るい色のレスポール。 上記インタビュー(以下#)2ページの 
Burst Brothers ’58/’59 [Gibson Les Paul] reissue のことかな? 


4 What'll I Do
コリングス。 (#)2ページに写真のある Collings SoCo Deluxe 、、語られているように、ツアーでのメインギター。 コリングスについては4月14日のところに youtube 映像など載せました。


5 Duquesne Whistle
これもコリングス、、なんですけど・・・ (#)では語られていない bigsby 付きの Collings SoCo Deluxe。 23日に観たときに、 チャーリーが盛んに whammy barを動かす仕草が見えたので、 (あれ? アームなんてあったの??)と不思議だったのですが この日はオペラグラス無しで見えず、、 25日に ビグスビーだとわかりました。 
先ほどの黒い Collings SoCo とは違う、 こちらはヘッドだけが白っぽいのです。
写真探したら、ありました チャーリーが弾いているの↓
http://www.collingsguitars.com/artists.php?ID=6

6 Melancholy Mood
コリングス。 ビグスビーじゃない方だったような。。 甘~いとろける音色ですね。


7 Pay in Blood
黒のレスポール。 (#)3ページの写真にある 1954 Les Paul Custom だと思う。 ちなみに一緒に映っている 65amp も今回のアンプ。


8 I'm a Fool to Want You
9 That Old Black Magic
Collings SoCo Deluxe(bigsby 付きのほう?) だったかな? 
Black Magicのチャーリーの音を転がすような速弾きと、 キューン♪って 音を滑らせるところが大好き。 でもめっちゃ忙しそうだった。。

10 Tangled Up in Blue
(#)に写真は載っていませんが、 2ページ目で語られているクリーム色ぽいストラトキャスター、 Strat with old Chandler lipstick pickups だと思います。  チャーリーはこの「リップスティック・ピックアップ」を昔から好んで使っていたようで、 語られてるように Arc Angels で必ず使うストラトがあるんです。 それの「双子」のストラトだ、、ってチャーリーは語ってますね。
このピックアップの音色を聴くと、 あ!チャーリーだな、、って思います。 ちょっとスペーシーなひゅんひゅん、という感じの音なんです。 
なんか Adrian Brew + The Edge みたいな。

ちなみに Arc Angels で使っている(今回のとは違う)ストラトの音色はこちら↓
Arc Angels Always Believed In You

、、、ただ、、 23日の記憶では、 この曲がストラトじゃなくて James だったような気がするんですよね・・・ だから 使用ギターは固定ではないのかも、、 (曖昧)

 **5/8 追記1 **
上記、 インタビュー中の クリーム色ぽいストラト Strat with old Chandler lipstick pickups の演奏映像はこちらにありました↓ はい、まさにこの音、、 ディランライブではさすがにここまで偏執狂的にひゅんひゅん鳴らしてはいませんでしたが・・・ (笑)
Charlie Sexton at The Kessler Theater in Dallas, Texas

 ***

休憩はさんで、、 第2部。 照明がさらに暗くなり、 逆光になってて だんだん目も疲れてきて、 確認不能になってきました、、 


11 High Water (For Charley Patton)
 2曲目と同じ明るい色のレスポールでしょうか。 ゴールドにも見えるレスポール。

以下、 ごめんなさい、、 メモしてこなかったので 記憶がふっとんでます。。

使っていたのは、 黒の Collings SoCo Deluxe と、、 
bigsby 付きの Collings SoCo Deluxe(アームを使っていればコレです) 、、 スタンダード曲はほぼ この2つのどちらかで、、

13 Early Roman Kings か、 
16 Scarlet Town の わりとドスの効いた曲は レスポール(ゴールド?)だったか、、(これもかなり曖昧)

それから、 金属ボディの James Trussart のテレキャスター。 (#)では5ページ目に写真がある  James Trussart Steelcasterですが、 これを (え? この曲で??)って思った記憶が、、(たぶんこれ↓)

18 Long and Wasted Years のような気がします。 もう、、この曲 涙腺がダメなんです。。 すごくせつない、、 アルバムで聴いた時からすごく印象的な歌だったし、、 歌の内容も、 音色も、 とにかくせつない。。 
、、で、、 James Trussart Steelcaster だったかと、、 この音色も 金属なのに、不思議と甘くてせつないんです。。

19 Autumn Leaves は Collingsのどちらか。

 ***

20 Blowin' in the Wind
James Trussart Steelcaster、、 これは間違いないです。
すごく きらきらして、しかもきゅんとくる音です。 もともと好きなスティールキャスターの音色なんですが、 この曲で奏でられると嬉しいのにせつなくなる。。 この曲でボブとジャムっている時だったと思うけど、 チャーリーがネックを手で押してベンディングしてたので、 (チャーリー無茶!・笑) と思った記憶が。。 
Steelcaster ベンディングできるのかしら・・・


21 Love Sick
最後はガツンと、 黒の 1954 Les Paul Customだったと思います。

、、ほんとうに 間違っているかもしれませんが、、 ご容赦ください。 でも初めて聴いた 黒の Collings SoCo Deluxe、、  
bigsby 付きの Collings SoCo Deluxe、、 これらの音色は忘れられないし、 日本では ほとんどお目にかかれない steel body の James Trussart 、、 金属なのに 柔らかくてきらきらした音色、、

興味があったら、 ぜひ最後に 確かめてみてくださいな。

 ***

Pedal Board の equipmentについては、 (#)の10ページにもありますし、 今回、 TCグループさんがツイートして下さったのが こちらに↓
https://twitter.com/tcgroupjapan/status/723089466315792385

乗せているモノは(#)と同じ物なんですが、 見比べたら写真が違うので、 チャーリーがわざわざ日本で写真を撮ってくれたようですね!! しかも、、 ちょっと違う部分、、、(意味あるかも)

 ***

、、こうやって 思い出しながら書いてみて、、
(25日のサウンドは 決してパーフェクトとは思えなかったんだけど・・・)

でも やっぱり 行って良かった!!  

2度見れて良かった。。。


チャーリーは、、 奥ゆかしいけれど こんなにもギターを愛してくれる人、 そして 楽曲にちゃんと寄り添って音を奏でてくれるギタリストさん、、 
なかなかいませんものね。。


 ** 5/8 追記2 **
今回のツアーのメインギター Collings SoCo Deluxe と、 金属ボディの James Trussart Steelcaster について、、 TC Electronic社の HyperGravity Compressorを使って音作りをしている映像が公開されました。 先に動画は見ていたのですが、 なんと日本語字幕をつけてくださって とってもとっても嬉しかったです。

TC Electronic Japanさんの フェイスブックのリンクからお入りください↓
https://www.facebook.com/TCElectronicJPN/posts/921094021323017 

チャーリーがここで作成した TonePrint は、 TC Electronic社のオフィサイトでダウンロードできるようになっています。。 、、無知なワタクシ、 トーンプリントなるシステムを今回初めて知りましたわ。 キーボードとかにも使えそうな(もうあるかな?)システムなのね。。

、、 Collingsもさることながら、 Jamesの中空ボディのトーン変化はやっぱり素晴らしくてまた好きになりました。。