星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

吉井和哉 GENIUS INDIAN TOUR 2007 Oct.24-25 @日本武道館

2007-11-30 | LIVEにまつわるあれこれ
このところやっと、 昼間動いている間、ふっと心臓のことを忘れてる自分に気づいて嬉しくなるのです。こうなるまでに10ヶ月かかったんだな。。

10月の吉井武道館のこと、書きます~。
あの時はまだLIVEに出かけるのにいっぱいいっぱいの状態で、とっても不安でした。夜、体調が悪くなることが多かったので、出かける前にお薬のんで、、お友だちにも「ラストまで観れるといいけど、、」と、かな~りナーバスになって出発しました。
だから、、演奏のことはうまく感想かけそうもないです、ゴメンね。

武道館初日は、いつもの東側スタンド(不思議なくじ運ね)で、、かつてのQUEEN大好き姉妹は、こちら側からエマちゃんを見るのが大好きなのでした。昨年27日の武道館。。 今だから書いちゃうけど、あの日、エマさんは「何で、、?!」ってくらい、いっぱいいっぱい東スタンドに笑顔を向けてくださったのでした、、ホントだってば。。(えっ?? またエマちゃんこっち見てる!?!?!、、ってね・笑)そんな幸せだった思い出を語りながら、、今日はここからジュリアンが見られるのね。
天井から下がっている「日の丸」、、「武道館って、どの位置からでもステージがとても近く感じられて好き!」

私は、座席に座りながら、そんな日の丸とステージとステージ脇の機材を眺め回しながら、「やっとここに来た。。。」と、本当にどきどきしてました。嬉しくって、感激してて、幸せだった。
ロック姉妹、SEを聴きながら、、談笑。
「ん? トム・ペティ??? 違う?」(名古屋の公開FMでトム・ペティかけたそうですね、吉井さん。←It's good to be King)、、とか、、
「これ、アダム・アントぽくない?」「そうそう! なんか今回のSEアダムアント風多いの~」「インディアン繋がり??」、、とか、、
「、、じゃ、これは何繋がり? Sound and Vision,,,笑」、、とか、、こんな話しながら開演を待つ時間もなんて幸せ。。
(でも内心どきどきの私なのでした)

LIVEの事については、半分くらいしか立って観られなかったので、ほんの少し。。ね。。
映像がすごくきれいだったこと。 最初も、最後も。
吉井さんの声がすごく良かったこと。 すごい幅をもった声になってたこと。
ジュリアンがぴょんぴょん跳ねてずっと笑顔だったこと(笑)。
Love Communicationで、白い光の中でワイパーする手と手と手...を見てたら涙出たこと。
ドラムの衝撃波で胸骨がはじけるかと思うくらい痛かったこと(泣)。

感動した歌、、 いっぱいあったこと。。。
SIDE BY SIDEも、、 聖なる~も、、 Don't look back in angerも、、 Encoreの2曲も。。
ずきっ、、としたり、どきっ、、としたり、、きゅぅうん、、となったりしてました(笑)
聖なる、、また聴きたいなあ。いい声だったなあ。 きっとあの頃もこう歌いたかったんだろうな、、って思った。ギターいい音だったなあ。
雨雲、、 アルバムの時(これ無くても、、)なんて書いたけど、、あのサウンド、、吉井さん、これを聴かせたかったんでしょ?って思いました(いえ、、わかってたんだけどね、、)。。 ジュリアン圧巻でしたし。

嬉しかった歌も、 いっぱいあった。。。
上海とルーザーは私の曲よ!(笑)てくらい好き。黒っぽいの大好きだし。。上海は、CDには負けるけどね(笑)ソウルから一転、だんだんヴェルヴェッツ風(わかる?)に盛り上がってくのが大好きで。。1日目、吉井さん、Elvis風に「Ladies and Gentlemen!」て入れてくれたでしょ?(そう言ってるのではない??)、、あれ好き!
ルーザーは、もう三浦さん最高。 早くルーザーで踊れる躰になりたいよお。。 ルーザーの吉井さんの声も好きだ。
Let's Spend The Night Togetherも、思わずニヤリの曲でしたね。

ジュリアンはね、、、 
聖なる~も、雨雲も、フュージョンぽいギターが素晴らしかったし、CDだと痛くてたまらないシュレッダーの吉井さんのギターも(それはそれで凄い音だけど)、ジュリアンの方が楽に聴けたし。ジュリアンの音はキャパがあるしね。 、、でも、我儘だけど、せっかくジュリアンが弾くのだから聴いてみたい曲もあったんだ。。 それがBeautifulや、My Foolish Heartや、トブヨウニ、、なんだけど、、我儘、ね。ほんとは、ジュリアンの歌だって、、聴いてみたかったな。。(もっと我儘)
、、だけど、、唯一、、CALL MEだけは、、ちょっと違和感ありました。

ちょっと、、なんて言いつついっぱい書きましたが、LIVEならではの吉井さんの声、あと10回くらい聴きたい!(笑)

、、もちろん、あの空間の中で、ね。 LIVEでね!


12月は もうすぐ、、、!

2007-11-28 | …まつわる日もいろいろ
今年の玄関ウマちゃんは、 そりを引いております。

橇には たくさんのキャンディーを積んでおります。






外出時には、 2つ、3つ摘まんで、 行って来ま~す。

風邪には気をつけてね。。 咽喉もだいじにしてね。。

 ***

12月が近づいて、 ジョン・レノン音楽祭がちかづいて来ました。

私にとっては、 6年ぶり(!)のジョン・レノン・スーパーライヴです。
前回は、 さいたまスーパーアリーナまで行ったんだっけ、、、
9・11があって来日できなかったヨーコさんのいるNYと結んで、
せつないけど、 なんだかすご~くあったかなLIVEだった。。。

お仕事お休み中の吉井さん、 なんとも言えない顔して 歌ってたなあ。。
、、きゃあ、、あれから 6年だ。。

あの年、 大学入ったんだっけ、、
今度は 卒業生になってるんだね、、 大手術も卒業したよ、、 また元気になったよ、
そしてまた 吉井さんに会いに行くんだよ~、 Charaさんにも、 カエラちゃんにも、
そいで、そいで、、 清志郎&チャボさんに会えるんだ~~!! 嬉しぃ~っ
 

『抜け穴の会議室』@赤坂RED/THEATER

2007-11-21 | LIVEにまつわるあれこれ
仲村トオルさん&佐々木蔵之介さんによる二人芝居を観に行って来ました。

蔵之介さん、 最近、 (どこでもいいんかい!?)、、て程、CM引っ張りだこですが、
やっぱり、、いいなあ、、。
一番最初のインプットも、 なんかニコニコしながら紙袋からビール飲むあの人だあれ?
、、でしたから。(たしかそんなCMだったよ~な、、) さりげないのにインパクトあります。

今回の『抜け穴の会議室』は、、というと、、 しばらく前に本屋さんの雑誌で知って、
帰宅後 いそいでチケぴあ覗いてみたけど 「全席完売」で、、
(そうよね~ 人気者だものね~、、、、、)といちどは諦めたものだったのです。
でもまたしばらくして、 演劇雑誌で、 仲村さんと蔵之介さんの対談が載ってて、
「やっぱり 観たいなあ~~」、、と、、それで、(もう始まっているのかなあ~~)
と、またネットで見てみたら、 追加券が出たのか、 (え? 買える!) というわけで即決。

とっても嬉しかったです。

 ***

前情報なにもなく、 昨夜ネットで劇場の場所しらべて、 いざ。。 、、迷いました(笑)
キャパ150人くらい? もしかしたら一番小さな劇場体験かも、、 始まるまでちょと緊張です。

批評とかではなく、 ごくごく個人的な感想だけ書かせてくださいませ。

蔵之介さんはもちろん好きですが、 仲村トオルさんも好きな俳優さんなので、
とても期待していて、、
、、そして、、 期待してた以上に、 ほんとに良かったです!
『抜け穴の会議室』というタイトルから想像できるもの (想像するのも難しいですが)
とはぜんぜんちがっていて、 最初テンポよく、 ふたりのやりとりに笑ったり、
蔵之介さんのツッコミは、やっぱりいいなあ、上手いなあ、、 と楽しく観ていたら、、

予想外の、 医師ネタに来て、、 え、、?、、、。

自分にふりかかる出来事や、 それらのなかで出会う人と人のえにし。。
それは、、「偶然」、、「運命」、、?、、あるいは、、「災厄」、、「奇跡」、、?

いろんな物事が どこかでつながっているように思えたり、
いろんな不思議が 自分を導いていてくれていたり、 誰かと出会わせてくれたり、、
、、そんなことを どうしても感じずにはいられない自分にとっては、 
なんだか胸にせまるものがあって、
ストーリーの展開に、 なんだかビックリして、 だんだん涙が溜まってきてしまいました。

心臓の手術なんかして、 いっぱいいろんなこともあって、 それで10ヶ月後にこんなお芝居を観てる、、
、、そのことも不思議だったし、 まさかそんな人もそういないだろうし、
だけど、 蔵之介さんとトオルさんのお芝居を観ているのが ほんとうにしあわせに思えたし、
なんかね、 自分がこのお芝居を客席で見てる、っていうそのことさえも、脚本の一部みたいな
、、勝手に そんなことさえ思ってしまいました。。
(私の手術とか、 お芝居の内容とはちっとも関係ないです、あくまで個人的な想いなの)

とっても素晴らしくて、 心がフワっとなる素敵なお芝居を観させてもらって、
蔵之介さん&トオルさん、 ありがとう。。 です。

 ***

あのね、、まだ、ちゃんと書いてないんですけど、 吉井和哉LIVE@武道館、、
、、で 聴いた あの曲、、。 (すみません、 関係ないところへ登場させて)

ほんと シャレにもならないよね、、 と 思ってしまう事、、 たくさんあるよね。。
いま、、、 あの歌が、 あたまの中をめぐっています。
「Don't look back in anger」、、 つまりは、 そういうことなんだと。。
、、というか、、 こんな弱虫ちゃんの私でも、 こうやって生きていきながら、
誰かに借りを ほんのすこしでも、 お返しできていたら
、、 ほんとうにいいな、、と、、 思えてくる。。

そんな いろんなことが私の中でむすびつきあった、 素敵なお芝居でした。

蔵之介さんも、 トオルさんも、 じつにカッコ良かったですし、
ちょうど身長がふたりとも同じくらいなのね、 舞台に立つ絵が 美しかったです。

脚本の、 前川知大さん、 これまで全く知らなかったのですが、 
不思議な、 素敵な、 おおきな 物語。 すごいなあ、、と思って、
こんど出るという初小説 『散歩する侵略者』も ぜひ読んでみたいと思っています。
、、というところで、 これから 買ってきたパンフ読もう、っと。

点灯~☆

2007-11-18 | 文学にまつわるあれこれ(ほんの話)
昨夜、 ようやっとMy room にもクリスマスツリーが点灯しました。

ファイバーツリーゆえ、箱から出して、コンセントを挿すのみ。。 超簡単。
いっぱいのオーナメントと電球で飾る緑のもみの木もいいなあ、、と思うものの、
それは子ども時代の思い出のなかに いまは留めておこう。

真昼の陽を浴びたファイバーツリーもまた、 晴れた雪原の針葉樹みたいで
それはそれでまあなんとか綺麗なものなのよ。。

昨夜は、 オレンジの半月が街の上に掛かっておりました。






 ***

TVで放映している台湾のドラマ 『ザ・ホスピタル』。
あの原作本を いま読んでおります。 
『ザ・ホスピタル』Amazon.co.jp>>

もともとがこの小説だったそうで、 それがベストセラーに。
TV版は、最初の1,2回を少し見たくらいなので、ストーリィが忠実なのかはよくわかりません。
TVは、あの〈昼下がりの愛の劇場〉みたいなオープニング映像だけで「ごちそうさま」、、
になりそうで、私的には活字の方がお好み、、かも。。 
、、ジェリー・イェンさんはカッコ良いんだけど、、。

原題は 『白色巨塔』というのだそうです。 どこかで聞いたタイトルのまんまですね!
そのタイトル通り、 巨大病院内部の権力抗争が主な話で、、 そこに医療ミス問題や、
ドクターの人間関係(LOVE)もからむ。
、、で、、私の思ったことは、、 (主人公の蘇先生、、 ぜんぜん患者診てないべ、、)
院長選挙の駆け引きだとか、、 裏工作がらみの(濃い~)接待だとか、、 
あと、医療ミスの嫌疑をかけられた麻酔医の彼女を慰めたり、、とか。
(トップの外科医、のわりには呼び出しもなくデート出来たりして、現役ドクターには
なんとも羨ましい話でしょう? 、、ありえん、、)
というわけで、医療ドラマというほどでは。。 でも面白くすいすい読めます(笑)。

なんていじわる言ってないで、 きらきらの季節には、 やっぱりラブストーリーがいいよね。


あ、TV初回にみた 総統のお嬢さんが、とっても可愛らしかったので、 
(小説でも)ぜひとも元気になって欲しいなあ、、と思いつつ、  先を読みます。。

説明するのはむずかしいけれど、、だけど君につたわれ。。

2007-11-15 | …まつわる日もいろいろ
このところ、 美しい青空がひろがっています。

おととい、 鮮やかに晴れた午後の空と、
細い月の掛かった夕刻の空と、
ほぼおなじ位置で撮ってみた。





きらきらの青と、、





天球を染めるオレンジ、、

この日、思いがけなく『徹子の部屋』で、ワレリー・ゲルギエフさんのインタビューを
みることが出来ました。
ゲルギエフさんは最後におっしゃいました。
「自然と音楽は似ていると思いませんか?」
、、「それを説明するのがむずかしい、、という点に於いても」

ゲルギエフさんの心の中で音楽と深く結びついているのが、
故郷の高く険しい山と、森と、急流の川、、そういう自然だというお話を聞いて、なんだか納得。
ゲルギエフさんから感じる音楽への烈しい情熱や、熱い想いというものと、そのお話は、
すごく通じ合うと思えたから。
、、 私はゲルギエフさんがそういうお話をする時の、まっすぐに見据える眼のチカラに
いつもドキドキしてしまいます。 すっごく素敵だと思うの。 あんな眼で見られたらどうしよ
、、って思ってしまうくらい。。

 ***

ところで、
いま、 月の周りをまわっている「かぐや」。。 そこから届く映像。
しん、と静まり返った(ようにみえる)漆黒の宇宙と、ごつごつした鉛色の月の地平線の彼方に
ちいさな青と白のみずみずしい地球がうかんでる。。 なんて綺麗なんだろ、、ね。

あんなちっちゃな青い星の中で、生を受けているだけでも不思議なことなのに、
そんなちっちゃなちっちゃな、宇宙からしたら微生物より小さいような、取るに足らない生命を、
救ってあげたいだなんて、誰かが思ってくれていたり、、、
あるいは、、 誰かのことを愛しくてたまらなくてずっとずっと胸に思いつづけたり、、
そしてまた、、 自分の情熱をいっぱいに傾けてなにかを語ったり追求しつづけたり、、
そんな人間があのちっちゃな青い星の中に存在しているなんて、なんてミラクルで
素敵なことでしょう、、ね。    、、、ねぇ、、、?

 ***

、、、 明日からは寒くなるんですって 、、、

風邪ひかないでね。。


当麻先生、、つづき、、。

2007-11-12 | 文学にまつわるあれこれ(ほんの話)
『孤高のメス ―外科医当麻鉄彦』 の、 つづき。

読み始めて、、 なんだか話の内容が〈古い〉ということに気がついた。
2005年刊といえば決して古くないけれど、 主要なテーマに「本邦初の生体肝移植」が出てくる。
「生体肝移植」といえば、20年ちかく前のことではなかったか、、と、、
、、で、あとがきでわかったのですが、この「外科医当麻鉄彦」シリーズというのは、
もともとマンガだったものなのですね。。 そのノベライズ。
マンガでは伝え切れなかった、医療の細かい説明や、移植医療の実態など、
小説として書き改めたものが今作、というわけなのでした。
だから、舞台になっているのは、平成になったばかりの頃かと思います。それを念頭に。

そういう時代の隔たり、という点を割り引いても、 じゅうぶんに面白い!

当麻先生は、腹部外科を専門としているので、主に手掛けるのは、肝臓や、腸などのオペ。
だから心臓や肺の胸部外科の部分は出てこないんですけど、専門知識がなくても
(あればきっと尚のこと)治療やオペの記述はよみごたえあります。、、その一方で、
当麻先生の海外留学などの外科医としての武者修行や、帰国後の病院での人間ドラマや、
大学病院と周囲の地域の病院との内部事情、、そして移植医療にまつわるマスコミとの攻防、、
などなど、、 じつに盛りだくさんなドラマ。 いろんな医師たちの内面もよく描かれてるし。

さらには、 当麻先生、35歳で高身長で、ハンサムで、 しかも独身! というわけで、
当麻先生のプライベートも、重要。 (嫁さん探しまで付き合うの・笑、、と笑っちゃいましたが)

いちばん面白かったのは、、 個人的には、大学病院と他の病院の人事問題について。
いかにして教授への道を辿るか、、とかね、、本気で臨床を手掛けていたら博士号は取れない、、とか。
大学教授だからといって、手術に長けてるわけではない、、という話はうすうす知ってはいましたが
、、自分もこれまで、大学病院にも、教授や助教授の先生にも、たくさ~んお世話になってきただけに
その地位の背景など、思いを馳せてしまいました。。 そして、大学を離れた今のボス先生、とか、ね。

もちろん、あくまでフィクション。 作者も本業がお医者さんですから、文章的にどうかな?
という部分や、デリカシーに欠けるのでは?と思うような記述が無くはないです。
本邦初の生体肝移植にまつわる内部事情も、事実と結び付けてしまってはいけないと思うし、
ただ、当時から現代につながる医療の実態については、深く感じさせてくれるものがあると思います。

、、それにしても、、(笑)、、
当麻先生てば、、 恋愛問題に疎すぎません? 聖人君子すぎません? 
もう、じれったい~~! と、幾度おもったことか、、(笑)

当麻先生のようなドクター、、 いるかなぁ、、。。  朝田先生よりは、現実味あるかも??

医療版、、 『竜馬がゆく』、、かな?

2007-11-10 | 文学にまつわるあれこれ(ほんの話)
術後 おウチに帰って、 TVなど見始めた頃
なんだかやたら目につきだしたのが、 
「神の手をもつドクター」とか 「スーパードクター」とかを取り上げる番組。
なんだか急に増えてた気がして、、。

インフォームドコンセントという意識が日本でも定着して、 
自分の医療情報はしっかり自分で確認しよう、 という意識が強くなるにしたがって
「医療事故」や「医療訴訟」の問題が、かなりセンセーショナルに
メディアに取り上げられるようになってきたのが、ここ10年ほどの流れかと、、

その一方で、「この病気にはこの名医」とか「病院ランキング」などの本や雑誌もいっぱい出て、
TVも「神の手ドクター」を大々的にもちあげて、
、、、 となると、、どういうことが起こってくる、、? 
「神の手」なんてどこの病院にもそういるわけじゃない。。
患者さんは常にリスクを心配して ドクターや病院を懐疑的に見るようになるし、
病院側は それにぴりぴりして、 すわ「クレーム?」とか身構える。。
これって、 医療現場だけの話ではないのですよね、 最近の学校側と保護者との関係も一緒。

情報を得て、きちんと要求を伝えることは、医療の受け手にとってはすごく大事なことなんだけど、
「医療事故」バッシングと「神の手」崇拝の二極のメディアの影響って、 かなり かなり 
まずいのではないかしら、、と感じるようになったのでした。

、、というのも、 入院してみて、 患者さんてホント詳しいのにびっくりしたの、
○○先生は△△大学病院から来た、だの、、 どこそこは□□大学病院の系列だとか、、
、、私なぞ、、 自分の執刀医がどこそこ大学だの、 どこから来ただの、 何も知らなかったもの。。
、、いや、、 確かに、執刀医の腕はもちろん気になったし、 熟達した医師でないと困る。
でも本当になんにも知らなかったのよね。 というより、前医の紹介だったから、、。
まあ、 じかにお話してみて、 確かに腕に自信あるんだな、って思えたし、
外科医は腕さえ確かなら、人格とかべつにいいや、って思ってたし、、
(先生ゴメンなさいっ・笑、、今では大好きだからね)

ともかく、、
メディアが悪い。  と、いう前に、 なんだかこの傾向は結局 患者さんの不利益にもつながる。
。。ような気がするのですが。。

そんなこんなで、 ひとごとではない問題なので、 医療関係の本をこのところかな~り沢山
読んでいたのです。。 そちらの紹介も、いずれしますが、
いいかげん、 ノンフィクションもそろそろ読むものが無くなってきたかと思い始めた矢先、
みつけた医療フィクションもの。。。 の、話から。

 ***

いや~、 面白かった! 読みも読んだり 2800枚!
『孤高のメス ―外科医当麻鉄彦』 大鐘稔彦 著 です。
私の読んだのは、 2005年版 栄光出版社の上下巻 のものですが、
現在は、 幻冬舎文庫から全6巻で出ているようですね。
『孤高のメス ―外科医当麻鉄彦』幻冬舎文庫 Amazon.co.jp>>
 
ボリューム的にも、、ひとことで言えば、 医療版『竜馬がゆく』! な感じなの。 

、、と、時間がなくなったので、 つづきはまた、、ね(笑)。。

comming to town... ♪

2007-11-08 | …まつわる日もいろいろ
もうクリスマスかいっ、、、!?

と言われてしまいそうですが、、 いいの、 いいの(笑)。。 立冬だし、、。

 ***

GINZA TOKYU HANDSをうろちょろして、
またまたクリスマスオーナメントを眺めてまいりました。
タイムズスクエアのハンズにもどーんとX’masコーナーが出来てましたけれど、
小規模ながら銀座の方が素敵なものいっぱい。。

ガラスのトナカイのオーナメントがとってもビューティフォーでね、
真っ青なガラス製の胴に、金の角、、だったかな? ね? 美しいでしょう?
買ってきてればここに載せるところですが、 うちのツリーには付けられない。。
でも、 単体でオブジェとしてでも綺麗だろうなあ。

あと、 先日こちらにも載せた たわしアニマルのサンタバージョン。
たわしうさぎのサンタに、 たわしペンギンのサンタ(可愛い!)、、 
たわし雪だるまサンタに、、 たわしトナカイ、、 ううっ  欲しい~。
何度もうろうろした挙句 (これ以上増やしてどうする、、)、、と ひとまず我慢。

ウチのたわしうさぎにもサンタ帽つくってあげよかな。。
ついでにゴールドUMAちゃんら、、にも。。

 ***

と、、 とりとめない話ばかりでゴメンなさい。 ただいま読書月間中。
読み終えたらそちらの話もしましょうね。

『医龍2』も見なくちゃね。。

先週は、、 大好きな藤吉先生の病状説明に なんか思い出しちゃったりして、、
そのあと 朝田先生が 「大丈夫。 われわれが助けます」 と言って下さる言葉に
おもわず涙。。(笑)

どんな不測の事態でも最善の方法を見つけ出して対処する、、
朝田先生と同じような言葉を、 じつは私のボス先生も仰ったのです。 オペの前の日に。
「その積み重ねがこの(心臓外科医という)仕事です」、、って。

大丈夫、、 朝田チームがきっと助けてくれるよ~。