星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

お散歩日記。。

2011-11-26 | …まつわる日もいろいろ
きょうはたくさん歩こう、、、


まずは 腹ごしらえ



銀杏の色づきはそろそろ…





てくてくてく… 外苑 千駄ヶ谷 そしてかつての内藤新宿へ



御苑の遊歩道には 玉川上水の分水路がつくられました



歩いて お茶して 3時間余り、、、

杜の散歩道は楽しい。。

Italian Progressive Rock Festival at Club Cittaその2, Nov.5, 2011

2011-11-24 | LIVEにまつわるあれこれ
つづいては、 Arti e Mestieri

「Tilt」というアルバムが有名だということですが、 私は「Live 1974-2000」の2枚組を入手しての予習でした。 新しいライヴが聴いてみたかったので。。



今回、オリジナルギタリストのGigi Venegoniさんが復帰しての来日、、だそうで、 長身の白髪混じりの方がGigiさんなのかな? 登場して、まずはその方からご挨拶。 「残念ながらあなたがたの美しい言葉を話すことが出来ないので…」というふうに、 英語でとっても丁寧に挨拶して下さって、 なんだか聴いている人に楽しんでもらいたい、という姿勢がすっごく伝わってくるライヴでした。

Gigiさん、ノリノリでギターを弾き、 バンドメンバーと向き合ってセッションしたり、 アコースティックギターに持ち替えて、 これもすごく巧みな演奏を見せてくれたり、、 ギタリストの雰囲気としては、 Steve Howeさんぽいかな、、と。(見た目はちがいますが) 

で、、注目のドラマー、 Furio Chiricoさん。。 ほとんどスタローンと変わらない筋肉、、 でも、 パワードラムではなくて、 ジャズ風のおかず満載でこまか~い技を休むことなく繰り出しながら、、の、 繊細かつ多彩なドラミング。 あまりにいろんなことなさるので、 他の楽器とのリズムが合ってるのかたまにわからない バタバタ感もちょっとあるのですが、、ま~あ 観ていて面白いこと。。

キーボードの方もすごく上手かったなぁ。。 私は機材のことは全然わからないんだけど、、 youtubeでこのバンドの映像を見てて、 (なんかイタリアって鍵盤楽器の音が違わなくない?)ってくらい、とっても質の良い鍵盤の音に驚いたのだけど、 今回のライヴのキーボードソロも、すばらしい音色をしていたなあ。。

、、、面白い、、と言えば、

前に書いた日記の(>>) 映像の中でも、 途中からご登場のカンタンテ(ヴォーカリスト)Iano Nicoloさん。 この方は このバンドの専属のヴォーカリストなの? それともソロでも歌っているカンタンテのかたなの? 妙に遠い目をして、 独特の艶っぽさ(イルバレのGianniさんとは違う、もっと濃い~イタリア男の艶っぽさ)で、、 このイケメンあんちゃんも来日されるのかしら… と思っていたら、、 いらっしゃいました。。

どうも アルティエメスティエリの技巧派ジャズフュージョン系のインスト曲と、 このカンタンテさんの歌い上げるエモーショナルな楽曲との相関関係が 私にはさっぱりわからない。。。相変わらず遠いまなざしで情感たっぷりに客席に向かって歌い上げ、、 間奏になったら 床にしゃがみ込んで 床に貼ってあったセットリストの紙をなにやら剥いでいる。。 

(何・・・?)

、、と思ったら、 なにやら折っている。。。

(か、、紙ひこうき?) と隣のにいさんと顔を見合わせましたが、、

後は予想通りの展開。。 しかし、、 出来あがった紙ひこうきの形状を見て、、(たぶんあれ飛ばない)、、 と思ってしまいました。。 が、 Ianoさんは遠い目のまま、曲のエンディングの瞬間に紙ひこうきを放ち、、、 それは 滑空というより 落下という感じで客席に墜ち、、、 でもIanoさんは顔色も変えず やはり遠いまなざしのまま 退場していかれました。。。

こうして、 インスト曲と ヴォーカル曲が入れ換わるたびに Ianoさん登場、、 床にしゃがんで折り紙、、 紙ひこうき飛ばして退場、、、 というのが3回。。。 不思議だ。。 しかもIanoさん、、 毎回 衣装かわってるし、、、

Ianoさんの歌う、 エモーショナルなバラードみたいな曲でも、 Furioさんはこまか~くシンバルの小技を重ねたりして、、 ハードな曲じゃなくても決して普通じゃない。。 かと思えば、 キーボードソロにつづいて、 Furioさんのドラムソロ、、 そこにGigiさんが加わって、 の熱いセッション、、、と 次から次へと、、 ほんとにいろいろな楽曲で楽しませてくれました。。

Furioさんからの挨拶、、、ということで、 メモを片手に日本語で、 「私たちの先祖もさまざまな困難を乗り越えてきました。 だからみなさんも頑張ってください」、、という内容のメッセージを読みあげて下さったのは 本当に気持ちが籠っていて、、 じつに真摯で フレンドリーで そして熱意がこもっていて、、 いいライブを見させていただきました。 感謝です。。

最後に、、 再びイケメンのIanoさん登場。。 今度は身体に緑色のチューブみたいなのを巻き付けて…? (わ、、わからん、、) 歌舞伎でも観て思い付いたんだろう、、って 隣のあにぃは申してましたが、、、 Ianoさんたら、、 みんなが演奏終わって、 前に出てきて整列している間も、 モンゴルのホーミーみたいな声をず~っと出して歌って(?)いる、、、、 やまらない、、、自分の世界。。 メンバーすっかり整列し終えて、 Furioさんが苦笑しつつ、、 (ね、、 終わったの、 もう終わりだよ)ってな風にIanoさんの肩を叩いて 終了。。 

(謎だ・・・)笑

いろいろ不思議な点はありましたが、、 でも、 1時間余りでも、もっともっとアンコールが見たい いい演奏でした。

 ***

というわけで、 GOBLINは省略。

いえ、 悪い演奏だったのではなくて 凄く盛り上がって、 メンバーも客席に降りてきて、 アンコールも2回して、、 若手のリズム隊はなんかメタリカみたいに力強くて、、 オリジナルメンバーは めちゃめちゃ楽しそうで、、 

しかし バックスクリーンには 「サスペリア」や「フェノミナ」などのいっちゃん怖い映像が映っていて、、 (中学生の時に観たきりだったけど、、)  あの針金地獄の映像とか映ってて、、 (いや~~ん、、怖ぇ~~~)と、 私は半分 手で隠しながら観てました。

ほんとにイタリアンプログレッシヴフェスは、 楽しかったです。

   

柳ジョージ & レイニーウッドと、、ブラインド・フェイス

2011-11-20 | MUSICにまつわるあれこれ
昨日、、 段ボール箱の中から、、 柳ジョージさん(&レイニーウッド)のベスト盤を出して 数年ぶりで聴いて、 1曲目の「Weeping in the Rain」の イントロのギター聴きながら、、 (ジョーさんのギターは クラプトンさんなんだーーー)、、と 今さら言わずもがな、、な事にやっと気づきました。。(笑ってやってください)

、、 だって、 子供だったからわからなかったんだもん、、 と言いわけしてみる。。

手元には 今はベスト盤CDしか無いけれど、 レイニーウッドのレコード、たくさんたくさん聴きました。 卒業文集に 歌詞の一部を載せたくらい好きでした。。 よく聴いたのはこの4枚↓

Time in Changes 1978


Weeping in the Rain 1978


Y.O.K.O.H.A.M.A. 1979


RAINYWOOD AVENUE 1979

最初に書いたみたいに、、 ジョーさんのギター、、 クラプトンさんみたいで、、でもジョーさんの優しい人柄が出てるみたいな、 なんか奥ゆかしいブルースギターだな、、と思いました。 でも、 レイニーウッドの曲の中では、 なかなかブルースギターを弾く曲は少なくなって、、

子供の時の私には ジョーさんのブルースはまだよくわからずに、、 上綱克彦さんなどのつくる アメリカ的な郷愁ただよう曲たちが大好きだったのです。。(子供のくせに 郷愁も何も、、って感じですが、、でも好きだった) 今になって聴き返すと、 ジョージさんが作詞作曲した 英語の曲たちの中で聴けるブルースが ほんとうのジョージさんのギターであり、 歌なんだな、、と 今になってわかる。。

 ***

変わって、、、 今日 Blind Faithの、「Presence Of The Lord」を聴いていたら、、 (柳ジョージ&レイニーウッドみたいだーーー)って。。(笑) 嘘だと思ったら 聴いてみてくださいな、、(?)

、、このブログには、 柳ジョージさんも、 スティーヴ・ウィンウッドさんも、、 あんまり出てきませんでしたが、、 どちらも私の音楽人生の中で 相当たくさん摂取した音楽でした。 ギタリスト&ヴォーカリストとしてのクラプトンさんには のめり込まなかったけど、 ウィンウッドさんは (後追いだったけど)スペンサー・デイヴスから、、トラフィックから、 ブラインドフェイス、、 そしてオンタイムのソロ作になってからは、 現在に至るまで、、 ずっと好きな人です。 


Mr. Fantasy 1967


Blind Faith 1969


Steve Winwood 1977


Arc Of A Diver 1981

こうやって並べてみると、、 「アーク・オブ・ア・ダイバー」からは 思い切り80年代的な、 なんかお洒落な音になりますね。。。 (それも好きだったけど、、) ポール・ウェラー兄貴がこの時期、 ザ・ジャムを解散して スタイル・カウンシルになりますけど、、 ウィンウッドさんとスタカン、、 象徴的な80年代の音です。 (ウェラー兄貴もウィンウッドさんの大ファンでしたよね)

、、あ 話逸れましたが

今度の クラプトン&ウィンウッドの公演では、 ほんとうにウィンウッドさんの歌声を聴くのが楽しみです。 永遠の少年、、 のように思っていたウィンウッドさんも、 お年を召されるのだ…! と、、 最近の映像を見てしみじみしてしまいましたが、、 R&Bを教えてくれたウィンウッドさん、、、 目に 耳に 焼き付けたいと思います。

そして、、 同じ時代に、、 日本のR&Bを創って下さった柳ジョージさんのことを 心の奥で偲びながら クラプトンさんのギターも じっくり聴いてみようと思ってます。。。


いつも、、

2011-11-13 | …まつわる日もいろいろ
いつの日も 心癒してくださる 美しいお姿、、





いつもの窓辺に

今年もまた クリスマスツリーを飾ります。。


(いま写ってるちっちゃいのじゃないよ・笑)





Italian Progressive Rock Festival at Club Citta, Nov.5, 2011

2011-11-06 | LIVEにまつわるあれこれ


いや~素晴らしかったです。 楽しかった、 面白かった、、 もっと聴きたかった。

ここのところ ちょっと体調不良で、 昨日も 出掛ける前まで横になっていたりして、、 なんかね 軽いメニエールみたいな感じもあって ほんとは大音響とか良くないんですけど、、 「でも絶対行く~~」と。。。

 ***

 (うまく書けないので、演奏の雰囲気は 前に書いた日記にリンクしたyoutbの映像をどうぞ>>

(どの順番で演奏するのかな…?)と 話してたんですが、 やっぱり知名度の順で、 ゴブリンが最後だろうと、、 なら、、 最初は 一番イタリアっぽいというか オペラっぽい Il Balletto di Bronzoかな、、

幕が上がって、、 セットは3ピース。 Il Balletto di Bronzoです。

Gianni Leoneさん、、 姿を隠しながらの登場でしずしずとキーボードの前へ。。 ばっとそれを放り投げると… うわぁ、、 きらびやか。。 黒地の衣装になんか色とりどりの鏡みたいなのが(CD?)ちりばめてあってライトに輝く。。。 最初、仮面もしていたのかな?(鏡に目が眩んでよく見えなかった) 、、なんか、、 美川憲一さんみたいだわ。。。 演奏していくうちに、、 その鏡つきのお衣装も脱ぎ捨てて、、 黒のスリムなジャンプスーツみたいなのに。。 身のこなしが素晴らしく若くて、 歌いながら はっ!と手をかざしたり、 振り向きざまにモニターにぱっと片脚を掛けたり、、 アクションを決めながら キーボードを操るのが スゴイです。。

2曲くらい新曲を披露。。 難解、、というか、、 めくるめくキーボードと超速ドラムスで(な、なんだかよくわからない~)と 見ている人を煙に巻く演奏のあと、、 

ひらり、、とステージから降りたと思ったら、、、 最前列の人につぎつぎと・・・ (何してるの…?)と目を凝らすと、、 な、なんだか 手のひらにぺったんぺったんスタンプを押していく。。。 (何…?!) 通路をだーーっと小走りしながら、ぺったん。。。 そして再びひらり、とステージの上に。。。 

なんだかよくわからないけれど、 色っぽくて 妖しくて 美しくて シアトリカルで ナルシスティックなステージ。。 ドラマーさんとベーシストさんを 「New Boys!」と紹介していらして、、 ベーシストさんに至っては、、「The most beautiful boy in the world」とおっしゃいましたん。。。 (素敵な坊やよん、、)と言ってるような感じで、、、
でも、 このドラマーさんもベーシストさんもすごいテクニシャンだった。。 よく覚えられるなぁ、、と思うような 変則的な曲もまったく狂いなく。。 ドラマーさんがツーバスで、 超速のバスドラ連打を久々に体感できて、、 気持ち良かったです。

そしてアルバム「YSを覚えてる?」と観客に問いかけて、、あの「Introduzione」へ・・・ この組曲のとき、、 バックのスクリーンには Gianni Leoneさんの 幼少時から 若き日のお写真が スライドショーのようにつぎつぎと、、、 う~ん どこまでもナルシスティック。。。

もっと聴きたかったのに、、 45分くらいであっさり終了。 最後は、 白い紙束を 客席にばっ、、 ばっっ、、 ばっっっ、、とばら撒いて、、、ふたたび皆を煙に巻いて さっと退場してしまわれました。。。 (その紙にはLeoneさんへのインタビューが印刷されていたらしい。。 欲しかった)

(ジャポネーゼはとても素晴らしい。 あなたがたは素晴らしいmusicianです)、、てなこともおっしゃってました。 

とっても芸術的で、 ゴシックで、、 過剰なまでな感じに ナルシスティックなスタイルを貫いておられて、、 3ピースの演奏もよかったし、 Leoneさんの歌声も、 YSの当時の若い声よりも深みがあってオペラっぽくて、、 もっと聴きたかったなぁ。。。


つぎの arti & mestieriさんも すごい良かったです。。

また、 そのうち・・・