星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

Niclas Friskがソロアルバムを出してた、、

2012-09-28 | MUSICにまつわるあれこれ
・・・とまれまずは Televisionの話題から。。

「Tennis」というデュオが テレヴィジョンの「マーキームーン」に入っている曲「Guiding Light」をカヴァーしているとのことで 聴いてみました・・・
すみません とりたてて感想もないんですが、、 古びない曲だなと、、 オリジナルの方を再び聴き直していた次第。。。

 ***

そんな情報を見ていたら、 James Ihaさんが今年出したソロアルバム「Look To The Sky」に、 Tom Verlaineが 2曲? ギターを弾いているのですね。 知らなかった、、

イハさんのサイトに写真が載っているのを見つけました
upcoming...と書いてあるので、 春に出したのに また新譜が? と思ったのですが、 春に日本で先行発売されたアルバムが、 この9月にworldwideで発売になる、、ということなのですね。。 イハさんの新譜、、 前にさらっと聴いた感じでは ちょっと自分には穏やかな感じ過ぎるのと、 傾向がはっきりしない感じで、、 スルーしてしまいましたが…

クレジットを見ると、 以前 一緒にバンドをやっていた Vanessa & The O'sのメンバー、、 ギターのNiclas Friskの名前も。。 ニクラス、、と言えば、 トム・ヴァーレインのギターや歌い方の直系、、みたいな人なのですが、 イハさんのギターヒーローも トムだったのですか。。 

私としては ニクラス・フリスクの名前の方に興味をそそられたので、 06年のAtomic Swing再結成以後、 どうしているのかしら…? と検索してみたらば、、 Niclas Frisk名義でソロアルバムを出しているじゃありませんか! まぁ。。。

Deeper Down In Chinatown / Niclas Frisk (Amazon.co.jp)
↑アマゾンのMP3の方で試聴もしてみました。 ニクラスの声です、、 ニクラスのギターですな。。 スウェーデン(だと思う)のTV出演の映像も見つけました↓

、、ニクラス、、 くたびれたジョニー・デップみたいな風貌になってて、、今いくつくらいなんだろ…? 40代半ば? ん~~ でもこの感じ、、 案外好きかも。。 このちょっといかがわしくて、 不審で、、 微妙な場末感、、(笑)

もう1曲、、 ニクラスがエレキを弾いている…
Niclas Frisk - Wondertime
、、 だから これは Televisionだってば… (爆) いいなぁ、、 アトミックスウィングと基本変わってないなぁ、、 わかりやすいなぁ。。。 

それ見てたら、 92年の アトミック・スウィングの映像がなんと隣に… !! 20年前のニクラス。 動いてる映像、 初めて見た…
Atomic Swing - Smile
きゃ~~~ん! ニクラス素敵、 いい声、 美形! かっこいい。 Atomic Swingはやっぱ最高~。 ニクラス ギターうまい。。。(あ、桶か…) きゃ~、、 いいもの見た~~~ (とテンション上がりまくり)

現在のニクラスに引く人も、、 きっとアトミック・スウィングはかっこいいと思うでしょう。 ぜひ見てみてみてください。。


、、という私は ニクラスの妖しいソロアルバムの方を 入手してみたいと ふつふつと思っております。。


Ryan Binghamさんの「Tomorrowland」買った。

2012-09-27 | MUSICにまつわるあれこれ
ちょっと別の話から、、
さっき、 アラニス・モリセットさんの TV出演映像を見ていて、、

http://amass.jp/11330

前に PVの映像で見ていたので ドラマーがVictor Indrizzoさんだということは知っていたのですが、、 TVの映像を見ていて、、 (あれ? ジュリアンじゃない…?) 

よく見えないんだけど、、 どうやら左側のギターの人、、 Julian Coryellさんぽい。。。 わぉ、 ジュリアン久しぶりだ~。 ドラムスがVictorで、 ギターがJulianとは、 良いバンドです(笑) アラニスのバンドでの演奏を見ていても、 Victorさんのドラムスは落ち着くなぁ。。 なんでだろう、、 わからないけど好きだなぁ。。 心安らぐ、というか 背中をそっと押してくれて なおかつ力強い気持ちにさせてくれるような「Guardian」の曲にぴったりだと思う。

ジュリアンは、、 またいつか吉井さんのライヴで会えることもあるのかな…

Victor Indrizzoさんのドラムスも、 Julian Coryellさんのギターも、、 また吉井さんのアルバムで聴けたらいいな。

 

 ***

今回のアラニス・モリセットさんのアルバムも、 とてもまっすぐで力強い感じがして すごく良いなと思いましたが、、 「良いな」「聴きたいな」「欲しいな」と思う基準は、、 結局 自分の「現在」にとって 必要か そうでないか、、 そこでしか無いのだな、、と今さらながら思うのであります。。

客観的に「優れた」アルバムってたくさんあるだろうし、 おととい聴いた MUSEの新譜も 良い出来だ! と思ったけど、、 ん~~ 今の自分に欲しい音ではないかもしれない。 ミューズ好きだけど、すごく。

Jon Spencer Blues Explosionの 「Meat and Bone」と、
Ryan Binghamさんの新譜 「Tomorrowland」を買った。 まずはライアン・ビンガムさんの方から。



ライアン・ビンガムさんは4作目のアルバムなのかな。 前作「Junky Star」が Tボーン・バーネットさんのプロデュースの渋いアルバムだったそうで、、 映画「Crazy Heart」の主題歌「The Weary Kind」も大ヒットして、 グラミーもオスカーも獲って、、 という後の作品では、、 まぁ、、 どっちに転んでも絶賛はされないわな。。。 それを承知か、、 全く意に介さないかは わかりませんが、、 自主レーベルから自己プロデュース(Justin Stanleyさんとの共同プロデュース)の、 好きなように創ったという感じのアルバムです。

サウンドが厚い。。 カントリー/アメリカーナという部類のアルバムというより、 とってもロックなアルバムになっております。。 下の↓インタビュー記事でも読めますが、、 そこに出てくる名前、、「Jimmy Page and Jimi Hendrix. And the Clash...」 そんな骨太なギターの音色がいっぱいします、、(笑) それと、、 The Beatles...

ビートルズぽいのは、、 ジャスティン・スタンレーさんのアレンジじゃないかな~、、、? 1曲目なんか、、 St. Peppersの「A Day in the Life」みたいに ストリングスがぐゎーーーっと盛り上がっていって、、、(笑)


Rescued by Music, Happy to Mail Out His Own CDs(NYTimes.com) 

Ryan Bingham talks 'Tomorrowland' and writing a new soundtrack(hitfix.com)

、、とまぁ、、 ゼッペリンやジミヘン的な音も好きな要因ですが、、 このアルバムを聴いていると、、 なんだか、、 U2の「October」とか、 ボスの「Darkness on the Edge of Town」を聴いているような「気持ち」とおんなじ感じがするんだ~。。 もちろん声が似ているから、 ライアン・ビンガムさんとスプリングスティーンが似ている感じがするのは当たり前なんだけど、、 「Wrecking Ball」の今の揺るぎようのないおっきなおっきな存在になっているまさしく《ボス》の姿じゃなくて、、 「闇に吠える街」や 「October」で感じられるような、 なんか必死でもがいて生きてる人間の姿がみえてくる気がするんだよね。。 、、そうそう、、 だからライアンの言葉の中に「クラッシュ」の名前が出てくるけど、、 音的にはそんなにクラッシュというのは感じないけど、、 (そうか、 クラッシュね、、)って。。

これからもっと好きになりそうな曲もいっぱいある、、「I Heard 'Em Say」のスローなブルースもいいし、 「Never Far Behind」の優しさも、、

ただ、、 今までのアルバムの感じからしたら、、 ハードロックみたいなとこもあるし、 カントリーじゃないし、、 なんか売れなさそうな気がするなぁ。。。 私が心配してもしょうがないけど、、、

、、ちなみに、、 歌詞カードは 上の写真の右側の 書きなぐった紙であります。。。(泣) 全く無いよりマシだが、、 できたらちゃんと歌詞が読みたいものですぅ。。。 


またACLみたいなライヴ映像で演奏が見てみたいな。。

マウリッツハイス美術館展

2012-09-10 | アートにまつわるあれこれ
ようやく ようやく、、 行くことができました。 
会期終了まであと一週間となっては 絶対に大混雑は必至、、 でも仕方ない。。 と、 覚悟を決めて 残暑厳しい上野の森へ、、

結局、 入場待ちで1時間、、 絵を見る列に並んで30分、、 とそんな感じでした。

話題の フェルメール「真珠の耳飾りの少女」のところでは、 最前列で見たい人のための列と、 後方から見る人の列に分かれていて、 最前列に進む人の待ち時間が 20~30分、、 となっていました。 でも、 歩きながらの鑑賞です! と案内されているので、 実際に絵の正面にいるのは 2,3秒といったところ。。

やっぱり、、 最初に目がいくのは こちらを見ている少女のまなざしでしょ? その次には、 ふっくらとした愛らしい唇、、 

、、と、 もう先に進まないといけません。

「肝心の 真珠の耳飾り 見るの忘れた~~!」 というわけで、 二度目の列に並び直し、 しっかりと次は真珠の耳飾りを見てきました。 ものすごく大粒の、、 でも 真珠のかがやきにしては光沢がありすぎるので、 これは真珠なんだろうか、、 まるで金属みたいな感じ、、と ちょっと不思議で、、

耳よりもかなり下の位置にあるので、 どのように耳から下がっているのかも不思議だし。。

そのような女性の関心を さらに高めてくれるように、 グッズ売場に展示されていた ミキモト制作の「真珠とダイヤモンドのジュエリー」、、、 こちらに詳しいコラムが載ってます↓

「真珠の耳飾りの少女」の真珠の謎 (ミキモト)


、、真珠の謎、、 はともかく、 列に並んで待っている時に見えた、 会場の暗がりの壁に ぽっかりと そこだけ光を放つように浮かび上がって じっとこちらにまなざしを注いでいる  「真珠の耳飾りの少女」が とても とても 美しかったなぁ。。 小柄な女性だと人々に隠れて見えないかもしれませんが、、 

 ***

マウリッツハイス美術館は、 もともと一貴族の邸宅だったということで、 良い意味で作品の年代や傾向がこじんまりとまとまっていて良かったです。 国立西洋美術館の常設作品にもあり お馴染みの風景画家 ヤーコブ・ファン・ライスダール(ロイスダールと私は記憶しております)の森や空の風景も いつもながら美しかったし、、 

今回、 フェルメールに並んで目玉の、 レンブラントでは、 「シメオンの賛歌」が小ぶりな作品ながら、すばらしかった。


、、ところで、

来春、 大規模な 「エル・グレコ展」が開催されるのですね。 高さ3メートルの巨大たて長サイズのエル・グレコ作品のために、 チラシも折りたたみのこんな工夫がされていて、、↓



ほかの誰にも似ていない特別な画家エル・グレコの宗教画を見るのはほんとうに楽しみです。 色の美しさも とくべつだし、、

来年の 楽しみ、、

http://www.el-greco.jp/index.html