星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

縫われて、、刺されて、、えとせとら  吉井武道館。

2009-01-08 | LIVEにまつわるあれこれ
昨日の朝、
吉井くんに、頭突きをくらう夢をみました、、、コン、、!

、、、怒ってた?、、、うぅん、、、拗ねてた、、、、のかな。。

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昨日は吉井武道館を録画してくれたお友達が遊びに来てくれました。

前にPCが壊れたと書きましたが、、 2台使えてたのが両方ともイカれてきてしまい、とうとう、、泣く泣く、、新しいのを買いました。 諸々の条件プラス、TVにした時の音と画像の良さで、決め。。 ほんとにびっくりするくらい音が良いのが嬉しいです。


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ひとりになっても、、夜、、また観直しちゃったな。。。

大好きなルーザー。途中にエマさんのソロ入れてくれて嬉し。。 ジュリアンのワウのかかったような後ソロの音だいすきだけど、、、ちょっとジュリアンの音が小さめなのは(全般そう思った、、)ウチの機械のせい?  
BLOWNUP~の、ジュリアンと向かい合ってのユニゾンも美しくて、、鶴谷さんのピアノで終わるエンディングも美し。。。。そこから、、細い針金のようなNAIのイントロが奏でられると、目眩がしそうになる、、、。気、うしないそうになる、、。 吉井さんの、自分でペイントしたみたいなストラトは、、 天国旅行でも。 何て音だすんだろ、、まったく、、縫われる音です、、縫いつけられて動けなくなる。 そして、エマさんの、美しいトラ目のたぶんオールドのレスポール。 ジュリアンはあそこまで突き刺さるような音は出さないよね。 

エマさんはね、、、。 いろんな曲で感じるんだけど、、間奏とか、ソロから、歌に切り替わる瞬間に、グギャッっとネックで滑らすみたいな音を入れるその間合いとか、吉井さんの声との配色とかが絶妙でそのたびにぞくっ、、としてしまうの。 TALIもバンドバージョンの方が好きかも。 切なくて痛いギターの音が。

ジュリアンのスライドは美しいね。 ほんとどんだけスライド好きなんかな、、自分。。 SNOWのスライド、もっと良く聞きたかったな。 バッカではエマちゃんと同じギターで呼吸ぴったりのスライドで。。 エマさんと呼吸を合わせる時の、向き合ってるジュリアンの表情がいいんだ、、。 吉井さんのストラトで縫われて、エマちゃんのレスポールで刺されて、ジュリアンのスライドでほぐされる、、みたいな。。。 ジュリアンいてくれて嬉しいです、私は。

、、、あの晩の、最高のショット。 (吉井さん別として)
TVにはぜんぜん映ってませんでしたが、、、シュレッダーでジュリアンとエマちゃん、向かい合いでユニゾンの後、「この街の…」のとこでエマさんがギタースクラッチをギャーーーンと決めながらバッと身体を翻す、、、。 あのとき泣いてましたもん、私。。 今見ても泣いちゃうもん。。 もういちど行きたいあの場所へ。。 ずーーーっと固まってた、シュレッダー。。。 シュレッダーは、、裂かれる、ね。

ハイ、、そして、、「昔のオレ」に、白いテレキャス。 いいねえ。 ろけんろーですね。 思わずケンケンしちゃいますね、片脚。

いっぱいギター聞かせてくれて、ありがとう。
また正面から見させてもらって、ありがとう。  しあわせ。

ギターほんとに大好きだ。。  吉井さんに、 コン!、、 て頭突きされても。。

それ以上に吉井くん、大好きだけどね。




今年もいいことがいっぱいありますように。 みんなに。

2009-01-02 | MUSICにまつわるあれこれ
あけましておめでとうございます。 
今年も楽しいこと、 Happyなこと、 美しいこと、 たくさん此処に書けるといいな。

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大晦日の夕刻。。 都心の上空をふわふわとツェッペリン号がただよっていました。 「いったいどんな人がおおみそかのクルーズを楽しんでるのかしらね?」 と見上げていたのでしたが、、 「紅白歌合戦」の中継船だったのですね。

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元日の宵。。 
途中からでしたが、ウィーンフィルニューイヤーコンサートの生中継を楽しみました。 ホールには、色とりどりの薔薇や、百合や、ポピーや、蘭などが飾られ、 甘美な香りであふれているよう。 ニューイヤーコンサートならではの、 馴染みのある、短い曲がつぎつぎに演奏され、 それはまるで楽しい福袋。 
指揮者さんの名演技ぶりも見ものでしたね。 (これは説明すると長いので、 ごらんになった方のおたのしみ)

演奏をバックに、バレエダンサーが宮殿のようなお部屋やバルコニーを踊りまわる姿が映し出されたり、 アルプスの絶景や、 青く凍る湖や、 輝き流れる水や、 光る氷柱が映されたり、 TVを見ている目には演奏以外のお楽しみもいっぱい。 
中でも、 ウラジミール・マラーホフ振り付け(ご本人も踊っていました)の美しいバレエが見れたのもとっても嬉しかったです。 音楽と絶妙にあわせて、部屋から部屋へ男の人と女の人が追いかけっこしたり、 バルコニーや、 お庭を駆け巡ったり、、 そして、 ラストの曲、「美しき青きドナウ」では、 10歳くらいの男の子が天使の羽をつけたキュピドのような姿で、 可愛らしい女の子たちと踊る。 女の子たちに可愛くあしらわれたりして、、、。

階段をくるくる手をつないで上っていったりして、、 なんと、最後は、、、 パッと扉を開くと、 そこがウィーンフィルの演奏しているホール。 宮殿のような建物は演奏ホールとつながっていたのね。 とつぜん現れた可愛いダンサーが、 お客さんたちの間の通路で軽やかに踊って、 演奏の終わりにまた、パッと身体をひるがえして、 扉の向こうへ駆け去っていきました。 なんてすばらしい心憎い演出。

新年の宵に、 愛らしい天使たちを見たのでした。