姫。

このお部屋に
また　新しいお花が加わって、、

遠路、会いに来てくれたお友達にいただいた
『姫うつぎ』　です。

可愛らしい白い小花を目にした瞬間、
「これ、　好き！」
、、、「このお部屋に　似合いそうだと思ったの」、、って。

実家の庭では、『うつぎ』の白い花を毎年たのしんでいました。
この『姫』さまは、花が５ミリくらいの　それは可憐な小花です。

どうも、ありがとね。

開花！ あざやかに。

先週、買ってきたお花。

欲張って
まだつぼみばかりの百合を買ってしまい
いったい何色の花が咲くのかしら、、　白かな、、
なんて　思っていたところが

こんな鮮やかな　黄色　でした。

今朝はもう、　３輪いっぱいに咲いています。
敷物も合わせて　まっ黄っ黄　（笑）
黄色いお花って　わりと好きなのです。　わたしにとっての元気色。

　＊＊＊

入院中に知り合った年下の女性、、
彼女は、入院の日に　みずから花束を持参してきました。
きれいな可愛らしい　ピンクの花束。

「お花から元気を貰おうと思って　自分で用意して来ちゃった。。」
、、と話していました。

循環器とは違って、乳腺外科とか内分泌外科だと
入院翌日にすぐ手術だったりします。
それって、　やっぱり本人には相当のプレッシャーがかかるもの。　覚悟も。
それを吹き払うための　ピンクの花束　だったのね。

そうやって　負けない元気をお花から貰うこと、、
彼女から教えてもらいました。

　＊＊＊

マンション前の桜も、、　開花、、　です！

IT'S A BEAUTIFUL DAY

春分の日。

大好きな公園まで、
ゆっくりゆっくり散歩しました。

ほんとは、近所のお菓子屋さんまで、　のつもりだったけど
「行ってみる？」、、と、、気が変わって、
４０分くらいは歩いた？　
（普通の倍くらい時間が掛かったのだけどね）

　＊＊＊

退院後の、　初診察にも行ってきました。

会いたい先生のほとんどにお会いできて　（嬉）
クールな心臓チームの先生たちと、　なんだかいっぱい笑った。
大ボス先生、　とっても嬉しそうだった。
先生の口から　「勝利宣言」　ってことばが。。

不思議ね。
病気なのはこの私の方なのに
私が　術後、　呼吸を取り戻して、　鼓動を取り戻して、　歩いて、　笑って、
それが、先生にとっての「勝利宣言」になるんだね。
先生が勝利してくれて、　私も嬉しいです。

家族も、　恋人も、　自分自身でさえも
どうにもできない　「命」　というものを、
先生の手にお預けしてしまう、、　って
預けられてしまうこと、、　って
やっぱり　ものすごいことだと、　あらためて考えれば、　思う。
だから、　ほんとうに、　先生の「勝利」　です。

、、、医師の激務の実情は、、
ＴＶとかで報道されているもの、それ以上に苛酷なような気がする。。　日夜、目にして、、。
自分の生活、　とか考えていたら出来ない仕事。
使命感、や　自らの技量への挑戦、や　仕事をする理由はそれぞれだろうけれど
「勝利」しつづける　自信とタフネスが　あればこそ、可能な仕事。

、、、私の「勝利宣言」は
手術を受ける前のライフクオリティに可能な限り近い状態に、戻っていって、
そして　これからの数年、　できれば十数年、を健康なままで過ごすこと。

　＊＊＊

フィギュアの高橋クン、　美しかったですね。
「勝利」する、って　ほんとうに大変で　だけど　ほんとうに　美しいこと、、ね。

　

ほんのり桜色のホワイトデー。

さくら、サクラ、咲くかしら？　と
各地でそんな声が　聞かれはじめた矢先
つめたい風が吹き荒れる日に
もどってしまいましたけれど、

お部屋に　桜色のカーネーション。
ゆきやなぎの白い小花と　よく似合います。

　＊＊＊

先日、　近くの内科クリニックへ、退院の報告に行ったら、
診察室に入る私に、　先生が
「おう、　早かったね。」

なんだか　嬉しかった。

術後のトラブルで入院が長引いていて、　病院ではいつも
「長かったね」　「大変だったね」　と、言われてしまっていたから。

体力が戻るには３ヶ月、　体調が整うには半年、　だそうだから
そのつもりで。。

、、、ＩＣＵからやっと一般病棟に戻れたとき、私に、　可愛い看護婦さんが言いました。
「亀さんもね、　うさぎさんもね、　ちゃんとゴールするから、大丈夫だよ」

　＊＊＊

ほんのり　桜色になりそうな（？）　遠くの樹々を眺めながら、
お部屋でステッパー　踏んでます（笑）。
そらは　あおぞら。

ありがとうの日。

今日は３９、ありがとう、、の日。

リビングの窓いっぱいの空を眺めながら、
ちょっとだけ鳥の自由さに近づけた気がして
病室にいた間　ずっと、ずっと
この場所へ帰りたかったこと、、　やっと帰れたこと

心から　ありがとう。


病に向きあう者にとって
一番克服しなければならないのは、「恐怖」。

今でも毎日、　お世話になった先生たちの顔、　思い浮かべる。
心臓チームの先生たち。
「黄金の７人」、、と、呼んであげたい。

手術に、ＩＣＵに、病棟に、当直に、、　特に若い先生には、
「先生、いつ寝てるの？」　と、しょっちゅう尋ねてた。。　　でも、
深夜、　モニターを見守ってる先生の後姿が　目に入るだけで
心強かった。

辛くて、怖くて、不安で、、　どうしようもない時、
「今夜は、先生が当直？　じゃ安心ね」　と、
先生の姿をおまじないに、した。

全然優しくない、　シビアで、　無口な、　外科医の「黄金の７人」。

ありがとう。

春になってた、、。

昨日、
ＵＭＡくんと一緒にお家に帰ってきました。
宇宙飛行士が地球へ帰還したばかりみたい、、。

ゆっくりと、ゆっくりと、、春一歩。。。


まだＰＣ使ってないので、携帯から。