星のひとかけ

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生きることは愛することと… (ちょっと追記)

2024-05-29 | LIVEにまつわるあれこれ
CDを聴いています。 THE YELLOW MONKEY の5年ぶりの10TH ALBUM『Sparkle X』

ひと月前の4月27日は東京ドームで彼らのライブ「SUPER BIG EGG 2024 "SHINE ON"」を見ていました。 それからのこの1カ月、何をしていたんだろうというくらい時間が矢のように過ぎて、 ライブの事もまだ何も書けず…

今日も何も書けずに夕食の支度する時間になりそうなので、、 少しだけ関係のないことを・・・

このブログの一番最初のほうにジョー山中さんのライブに行った事が書いてあります。 いま見たら、 23年前の4月27日でした。 その年の1月、 イエローモンキーは東京ドーム公演のあといつまで続くかわからない休止状態に入って、、 私は ぽっかりと心に穴が開いた状態から這い上がろうとしていた頃だったんだと思います。

今朝、、 モンキーの『Sparkle X』2周目あたりを聴いていた時、 ふとジョーさんの「ララバイ・オブ・ユー」が聴きたくなって、 動画で探して聴きました。
、、モンキーの映画『パンドラ PUNCH DRUNKARD TOUR THE MOVIE』が公開されたのはたしか2013年でしたね。 その映画に行った猿友が、 映画のなかでジョーさんのその曲が流れたとメールをくれて、 私にもぜひパンドラを見て欲しい、と言ってくれた。 だけど、2013年、そのときの私はパンドラを見る気持ちにはなれなかった。

今朝『Sparkle X』を聴いていたディスクを止めて、 ジョーさんの「ララバイ・オブ・ユー」を聴いて、、 でも昔のレコード録音のものを聴いたから これじゃなくてもっと後のライヴのを聴きたいと思って、 2004年の映像を見ました。 その動画のライブは私は見てないけど、 2008年のFTB復活まで何度かジョーさんのライブでこの曲は聴いていたから。。 ジョーさんの生の歌声はいまでもはっきりと思い出せる。

今なら、、 『パンドラ』のなかで「ララバイ~」が流れた意味もわかるし、、 なぜ自分が 『Sparkle X』を聴きながら、ジョーさんの「ララバイ・オブ・ユー」を聴きたくなったのか、その理由も自分でわかる。。 今朝見た2004年のジョーさんはいまの吉井さんとほぼ同じ年、58歳くらいだと思う。。

 ***

勝手な人間なので勝手なことを書いてしまいますが、、 モンキーの東京ドーム公演 SUPER BIG EGG 2024 "SHINE ON"が決まった時、 (なんてことをさせるの…)と怒りすら感じてました。吉井さんの喉の手術や治療のあと、 その最初がドームでいきなり20曲も歌わせるなんて… って。。 そのころのこと、、 それ以前のことも、、 ここに書き表せない位、ものすごく心配していたから・・・

けれども、、 吉井さんが帰ってくるのは、 やっぱりメンバーの所なのが一番だし、、 だけどそれがゆえに絶対LOVINは無茶をするに決まっているし、、

だからもう… (このコロナ禍の数年を境にして) 自分はこのままイエローモンキーを忘れたままにしてしまおうか、、 自分の身体にしてももうロックコンサートに行けるような体でもないし、、 と、 迷いに迷って、悩みに悩んで、、ぎりぎりまで何も決められずに… 、、でも 結局BIG EGGに行けました。 
バルコニー席があったから、というのと 付き添いの保護者が行ってくれたから。
それに、 もし自分がお別れを言うなら、、 帰って来たLOVINをこの目で見てからでしょ… そう思ったから。。


、、こんな風に  いろんな想いが交錯して

きょうも書く時間がなくなって・・・

 ***

『Sparkle X』、 音の情報量が凄すぎて、 3度聴いてもまだ耳が奪われて 肝心の歌詞のほうになかなか頭がまわりません…

、、聴きながら 25回くらい噴き出して、 15回くらい泣きました。。

三国さんのアルバム…?(笑) ってくらい 三国さんでしか成り立たない曲も。。 エマさんのギターの音色の変幻にも・・・ (THIN LIZZY? サンタナ? ロビロバ?… とか)

探索はまだまだつづきます。。 



23年前のあの日とおなじ言葉を・・・


すばらしいLIVE(生きるってことだよね!)をありがとう。



すばらしいアルバムをありがとう。



おかえり LOVIN





 ** ちょっと追記 5/30 **

・・・ おかえり、 と書いておきながら LOVINの歌声の感想をなんにも書いてなかったことに気づきました。

THE SILENT VISION TOUR から約2年、 歌うことのできない治療の日々を乗り越えられて、、 レコーディングの期間を考えたら よくこれだけの時間でここまでのアルバムを創り上げたなという驚きが一番の気持ち・・・ 

最初に出された「ホテルニュートリノ」を配信で聴いた時には正直、 胸がいたくなりましたが、、 

アルバムで聴くと その直後の4曲目とか LOVINらしい甘い艶のある声が出ていて安心する、、 (「SHINE ON」が出た時に安堵はしていたけれど…)
MVが公開されたばかりの「罠」がもっとも最近の歌声なのかな、、 すごくクリアな力強い声で

アレックス・ターナーみたいな、喉元を鳴らすようにして歌う10曲目 エマさんの曲、 この歌い方もすごく好きです、、 とても前向きな気持になれる… (あ…昨日書いた部分もふくめて、 アーティストの名前を挙げた所は全部良い意味で使ってるんです、 悪い意味じゃぜんぜんなくて…)

エマさんで思い出しました・・・
東京ドームで、 LOVINの声がちょっときびしくなったとき、、 (それまでもずっとエマさんはロビンの様子を見守りながら弾いていたんだけど、 ロビンの声がつらそうだった時、 エマさんは定位置で物凄く厳しい表情してギターをかかげて懸命に弾いてた。 あんな表情を見たのは(スクリーン越しだけど) 1・8のドームの時以来だった。。 今回のドームでも 花道でファンに向けて弾いてくれる時はずっと優しい笑顔だったけどね…

なんだかわけもなくあの時、 このメンバーがいるから大丈夫… ドーム来た甲斐があった… って独り勝手に思っていました。

、、 今回のアルバム、、 なんだかとてもラテン(とか南国)の匂いを感じるのは、 困難な時こそ強い光を、 優しさよりも灼熱の生命力を、、 そんな気持ちからなのかな…  それができてしまう猿兄さんたちはエライ。。

音の情報量が凄い、、ときのう書きましたけど、 その濃密(かつ緻密)なプレイでロビンの歌声を取り巻いて支え上げているような、、 個々というより かたまりの生命力にあふれたアルバムだと思う、、


長いツアーも発表されて、、 きっとまた進化していくのでしょうね…



(ホテルニュートリノから罠へビジュアルが急加速で変わるのもなんか光速の旅してるみたいで… らしい笑)
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