星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
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I can live on rice and beans...

2010-03-19 | MUSICにまつわるあれこれ
Bob Dylanのオフィサイトはほんと良く出来ていて、 毎日のセットリストのそれぞれの曲に 試聴ボタンもついているので、 大阪からの曲をちょこちょこクリックしながら、、 自分ならどの曲を聴きたいかな、、、とか やってみるんですが、

どうにも曲数が収まりきらない、、 ムリ。

ところで、、 ここ10年ほどのアルバムの中では、、 Modern Times が一番好きです。 チャーリー・セクストンさん参加の、Love and Theftも好きだけど、、 でも、 モダン・タイムスかな。。 いっぱい聴きたい曲、ある。

今日のタイトルは 「Workingman's Blues #2」の歌詞から取りましたが、 どれか1曲だけ聴かせてくれるのなら、コレ。 自分はやっぱりこういう歌がいちばん好きなんだと、、 そう思う。 むかしから、、 I Shall Be Released とか、、、 Lisence To Killとかも、、、。。 戦争の親玉も、、やったんだね、 すごいね。。

 ***

、、、13か、 14の頃か。。 それまでにディランの曲は 「風に吹かれて」とか「コーヒーもう一杯」とか ラジオで聴いてはいたけど。。 ボブ・ディランという人はこんなすごい歌を書くんだなぁ、、、と ほんとにすごいな、と子供なりに思った歌は 「I Shall Be Released」。 ラスト・ワルツの音源が最初だったのかどうかは よく覚えてないけど、、 ラストワルツの記事はミュージックライフでたくさん見て知っていたので、 その頃 ラジオとかで聴いたのかもしれない。 

元来が PUNKS の子供だったもので、、 大人のディランファンの方から見れば笑っちゃうような事ですけど、、 その同じ頃、 英国のトム・ロビンソン・バンドが 「I Shall Be Released」をカヴァーしたんですよね、 あの 「2-4-6-8 Motorway」のB面で。。。 

さっき、、 不意にそんなことを想い出して、、 TRBのアイシャルビー、、てどんなアレンジだったっけ、、、と (例の握り拳のシングル盤、持ってたけど どこ行っちゃったんだろ、、) 、、もしやと検索したら、 ボトムラインでのLIVEバージョンが聴けました。
Tom Robinson Band - I Shall Be Released - Live 06.15.1978


うっわぁぁ、、、。。。 そうだ、、、そうだったけ。。。 途中でメロディが変わって(ここがTRBオリジナルのメッセージなんだろう)、、 そのあとのギターソロ、、、 かっこいぃい~~~~~! 涙でてきた。。。 

ほんとに、、 ディランさんのファンから見たら 大ひんしゅくかもしれないんですけど、、 子供の自分には物凄く力を与えてくれた曲。 一生懸命 英語の歌詞も辞書ひいたし。。 
、、、子供らしい子供で生活できる状況じゃなくて、、、 大人のいまの自分から思えば、 よくもまぁグレもせず、、(多少グレたか、、?) 自殺もせず、、 よく生きたよな、、、 と、 13~15がいちばん大変な境遇だったから、(いじめとかではなく、ね) 、、歌にはとにかくいっぱい力を貰った。 歌と、ギター。 この歌もそのひとつ。。。 

それで78年だっけ? になって、 「The Last-Waltz」のライヴアルバムを兄貴が買って、、 それはそれはジャケが擦り切れるほど聴きました。 ほんとに満を持して、、って感じでディランが現われて、、(現れて、、って まだその時は映像見てないけど)、、 あの声で歌い始めるでしょ? とにかく、 ディランは特別な存在、、 って、 あのライヴを聴いていた自分も そう思いました。 I Shall Be Releasedを書いた人は、この人なんだ、、 こういう風にLIVEで歌うんだ、、、って。。 そういう意味では、 ほんとにラストワルツの中では ディランは神様、、みたいでしたね。

のちに、、 RCサクセションで この歌を聴いた時も、、 けっこう泣きましたっけ。。。

いかん、、、 これ以上書くと 壊れそうだ。。 アイシャルビー、、は 今回は 聴けなくてもいいです。 そんなに簡単に聴ける歌ではないもの。

 *** 

I can live on rice and beans、、、 
私は米と豆だけで生きていけます。。。 ゴージャスなケーキも、 ステーキも無くてもいいです。 だけど、 音楽は聴いていたいです。 ボブ&チャーリーにも会いに行きたいです。

、、 ほんとに会いに行っちゃうの、自分? 、、 と たまに正気に戻って焦ったりしてます(笑)
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