神奈川県立近代美術館 葉山館、、 ここにはずっと前から行きたかったのです。
(こういう場所にあります >>美術館のサイト)
葉山の海岸近くの丘にあって、 だから 行くのは出来たら夏がいい、、 でも 気に入った作品展でなければいやだし、、 そう思いつつ数年、、 今年 『クエイ兄弟 - ファントム・ミュージアム -』展があると知って もう是非にと。。
美術館を背にして 海を。。 右手は海を眺められるレストラン。
***
『クエイ兄弟 - ファントム・ミュージアム -』展 については 美術館のサイトを>>
クエイ兄弟(Quay Brothers) については いちおうWikiを>>
私、、 クエイ兄弟がアメリカ生まれと聞いていて、 この作品展を知ったときも、 概要を見て チェコアニメの大ファンか、 ヤン・シュヴァンクマイエルのパクりじゃないかと思ってしまったのでしたが、、 実際 シュヴァンクマイエルとも仕事をしていたのだと知り、 納得。。。 ロンドン芸術大学だし、 活動の拠点もインスピレーションの源も 英国や東欧で、、 もう全然 アメリカ的要素なし、 頭の中はヨーロッパ人の双子さんなのですね。
今回の作品展では、 サイトの出品リストを見ればわかりますが、 若い頃のイラストレーションや、 影響を受けたポスター画などから始まって、 手掛けたデザイン画などの平面作品、、 そして 映画などの映像作品、、 舞台美術、、 CM作品から ミュージックヴィデオまで、、 本当に充実した内容でした。
映像作品などは、 何箇所にも ディスプレイが設置してあって、 全編ではないけれども 殆どの作品の一部分を見ることが出来るし、 大画面で映画作品の紹介も見れるし、、 それぞれを見て廻ると 3時間くらいあっという間、、でした。
あ、、 良いサイトを見つけました。 今回の展覧会の図録の出版社、、 内容もよくわかります。
求龍堂 カタログ書籍 『クエイ兄弟 - ファントム・ミュージアム -』
↑ ここにも載っていますが 「デコール」というのでいいのかな? 人形や小物を箱の中に配した作品があって、、 オープンになっているものもあるんだけど、 閉じた箱のものがあって、 そこにレンズの覗き窓がついているの。。 箱の中は照明で照らされていて、 レンズから覗くと 小さな人形とか木のかけらやボロ布だったりのコラージュなんだけど 3D作品のように拡大されて立体的に まるで不思議の森に入ったみたいに空間がひろがって、、 あれがすごくすごく素敵だった。。 これはカタログではわかりませんよね、、 実際 箱を覗かないと、、
奥行き20センチくらいの箱だったりするんだけど、 レンズで覗くと、 ずっと遠くまで拡がっているように見えて、、
あまりにも素敵だったので、、 同行の友(美術系出身)に、、 「ねぇ これ作って、 作って!!」 とせがんでおりました。。。
映像作品では、 youtube に映画のオフィシャルトレーラーがありました。
The Quay Brothers in 35mm - official trailer
クエイ兄弟が手掛けた ミュージックヴィデオ(の写真)も紹介されていたのですが、 さすがに 他のアーティストのものだから映像も音楽も会場では流れていなかったので、、 探してみましょう・・・ あった!
His Name Is Alive - Are We Still Married (Official Video)
いやん、、もう終わり? って感じですね↑ 興味が湧いたかたは もう少し探してみるといろいろあるかも、、
***
ヤン・シュヴァンクマイエルとか、 ピーター・グリーナウェイが話題になっていた80年代、、 あぁ、、なんかよかったなぁ・・・ と つい老人めいたことを想ってしまいました。。
、、今のジャパンカルチャーといえば、 「カワイイ」 「ゆるキャラ」、、といったイメージで世界に発信していこうという感じで、、 首相さえマリオになりたがるご時勢ですから、、、 それも文化のひとつではあろうかと思いますが、、(文化というよりは、 ビジネス・・・ね)
、、とはいえ 個人的な趣味として ちびっ子の時から 着ぐるみのネズミさんとかウサギさんとか、、 或いはキャラクター商品とか、、 好きになった事 一度も無いんですよね、、(それも変?)
小学校あがる前から 図鑑の 「宇宙」とか 「動物」とか、 いろいろある中で 「人体」とかの断面図なんか 楽しそうに眺めている子供だったりもして、、、 (病院で育ったからですね)
、、そんな人間もいるのだと、、 そんな人間には クエイ兄弟の世界は ある意味 「やすらぎ」の世界でもあると・・・
***
岬めぐりの バスです↓ 青い海も大好きです。
美術館からは、 遊歩道を通って、 すぐに下の浜辺へも降りていかれます。 そこには色とりどりのパラソルが拡がって、、 とっても リゾート。 、、その海へ遊びに来た人が、、 ひょっこりクエイ兄弟展を覗いてしまったら、、 ?!?! な不思議な気持ちになってしまうかもしれません。。。
、、 一日の終わりは、、 逗子駅前で 生シラス&鯵フライ&ビール!!
たくさん食べて 健康的な日常に 戻ります・・・
(こういう場所にあります >>美術館のサイト)
葉山の海岸近くの丘にあって、 だから 行くのは出来たら夏がいい、、 でも 気に入った作品展でなければいやだし、、 そう思いつつ数年、、 今年 『クエイ兄弟 - ファントム・ミュージアム -』展があると知って もう是非にと。。
美術館を背にして 海を。。 右手は海を眺められるレストラン。
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『クエイ兄弟 - ファントム・ミュージアム -』展 については 美術館のサイトを>>
クエイ兄弟(Quay Brothers) については いちおうWikiを>>
私、、 クエイ兄弟がアメリカ生まれと聞いていて、 この作品展を知ったときも、 概要を見て チェコアニメの大ファンか、 ヤン・シュヴァンクマイエルのパクりじゃないかと思ってしまったのでしたが、、 実際 シュヴァンクマイエルとも仕事をしていたのだと知り、 納得。。。 ロンドン芸術大学だし、 活動の拠点もインスピレーションの源も 英国や東欧で、、 もう全然 アメリカ的要素なし、 頭の中はヨーロッパ人の双子さんなのですね。
今回の作品展では、 サイトの出品リストを見ればわかりますが、 若い頃のイラストレーションや、 影響を受けたポスター画などから始まって、 手掛けたデザイン画などの平面作品、、 そして 映画などの映像作品、、 舞台美術、、 CM作品から ミュージックヴィデオまで、、 本当に充実した内容でした。
映像作品などは、 何箇所にも ディスプレイが設置してあって、 全編ではないけれども 殆どの作品の一部分を見ることが出来るし、 大画面で映画作品の紹介も見れるし、、 それぞれを見て廻ると 3時間くらいあっという間、、でした。
あ、、 良いサイトを見つけました。 今回の展覧会の図録の出版社、、 内容もよくわかります。
求龍堂 カタログ書籍 『クエイ兄弟 - ファントム・ミュージアム -』
↑ ここにも載っていますが 「デコール」というのでいいのかな? 人形や小物を箱の中に配した作品があって、、 オープンになっているものもあるんだけど、 閉じた箱のものがあって、 そこにレンズの覗き窓がついているの。。 箱の中は照明で照らされていて、 レンズから覗くと 小さな人形とか木のかけらやボロ布だったりのコラージュなんだけど 3D作品のように拡大されて立体的に まるで不思議の森に入ったみたいに空間がひろがって、、 あれがすごくすごく素敵だった。。 これはカタログではわかりませんよね、、 実際 箱を覗かないと、、
奥行き20センチくらいの箱だったりするんだけど、 レンズで覗くと、 ずっと遠くまで拡がっているように見えて、、
あまりにも素敵だったので、、 同行の友(美術系出身)に、、 「ねぇ これ作って、 作って!!」 とせがんでおりました。。。
映像作品では、 youtube に映画のオフィシャルトレーラーがありました。
The Quay Brothers in 35mm - official trailer
クエイ兄弟が手掛けた ミュージックヴィデオ(の写真)も紹介されていたのですが、 さすがに 他のアーティストのものだから映像も音楽も会場では流れていなかったので、、 探してみましょう・・・ あった!
His Name Is Alive - Are We Still Married (Official Video)
いやん、、もう終わり? って感じですね↑ 興味が湧いたかたは もう少し探してみるといろいろあるかも、、
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ヤン・シュヴァンクマイエルとか、 ピーター・グリーナウェイが話題になっていた80年代、、 あぁ、、なんかよかったなぁ・・・ と つい老人めいたことを想ってしまいました。。
、、今のジャパンカルチャーといえば、 「カワイイ」 「ゆるキャラ」、、といったイメージで世界に発信していこうという感じで、、 首相さえマリオになりたがるご時勢ですから、、、 それも文化のひとつではあろうかと思いますが、、(文化というよりは、 ビジネス・・・ね)
、、とはいえ 個人的な趣味として ちびっ子の時から 着ぐるみのネズミさんとかウサギさんとか、、 或いはキャラクター商品とか、、 好きになった事 一度も無いんですよね、、(それも変?)
小学校あがる前から 図鑑の 「宇宙」とか 「動物」とか、 いろいろある中で 「人体」とかの断面図なんか 楽しそうに眺めている子供だったりもして、、、 (病院で育ったからですね)
、、そんな人間もいるのだと、、 そんな人間には クエイ兄弟の世界は ある意味 「やすらぎ」の世界でもあると・・・
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岬めぐりの バスです↓ 青い海も大好きです。
美術館からは、 遊歩道を通って、 すぐに下の浜辺へも降りていかれます。 そこには色とりどりのパラソルが拡がって、、 とっても リゾート。 、、その海へ遊びに来た人が、、 ひょっこりクエイ兄弟展を覗いてしまったら、、 ?!?! な不思議な気持ちになってしまうかもしれません。。。
、、 一日の終わりは、、 逗子駅前で 生シラス&鯵フライ&ビール!!
たくさん食べて 健康的な日常に 戻ります・・・