星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
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2010-05-23 | 文学にまつわるあれこれ(鴉の破れ窓)
アナログ人間の私ですが、、 お友だちと i pad と電子書籍の話をしていて、、(そういう話をするのは好きなので)

、、私が あったらいいなと思うのは、、 外国の人の名前はすぐわからなくなるから、 人物紹介や相関図が呼び出せたらいいな と思ったり、 『ロード・オブ・ザ・リング』みたいな作品だったら、 地図が呼び出せて、 (今の舞台はこの辺)とか⇒印が出てくれたり、 googleマップみたくあっちこっちの方向から見れたらいいな、、とか、、 

かつての 田中元知事さんの小説みたいなのは カタログ小説とか言われた注釈だらけの本だったけど、 電子書籍なら いくらでもリンクで注釈貼れるしね。。。 なんなら、 出てくるブランドのショップにもリンク出来るしね。。 『ダ・ヴィンチ・コード』のような小説だったら、 ルーブルの絵画や、 記号論の解釈とか、 いっぱい画像や映像で注釈に飛べたら 勉強になっていいだろうなぁ と思います。

きっと そんなRPGのような小説や、 3D世界をたどっていく小説とか、、 出てくるのでしょうね。。。 面白いかも~。

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ところで、、 前に エドガー・アラン・ポーの 『アッシャー家の崩壊』で ロデリク・アッシャーがギターで奏でる即興曲はどんなだろ、、 って書きましたが(>>
あの作品にインスパイアされて作られたクラシックギターの作品があるのですね。。 今日、 youtubeでたまたま poe usher guitar とか入力してみたら出てきて吃驚しました。

ニキータ・コシュキンと読むのかしら? Nikita Koshkin (wiki>>) というロシアの作曲家&クラシックギター奏者のかたが作った 「アッシャー・ワルツ(Usher-Waltz)」というのですって。  ジョン・ウィリアムズさんの演奏のが有名なのだそうです。

John Williams - Usher Waltz (Nikita Koshkin)

やっぱりちょっとロシア的? そんな感じがしますけど、、 でも ちょっと暗鬱な、 不安を誘うような音色が、 ミステリアスですね。 

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アラン・ポーと音楽、、といえば、、、 ルー・リードさんがアルバム 『Raven』を発表して、 その来日公演を観に行ったのは もう7年も前になるのですね。。。 あの 新宿厚生年金会館も 取り壊されることになってしまいました。。。 あのルー・リードのライブは素晴らしかったです(2003年9月の日記>>

あの頃のルー・リードさんへの こんなインタビュー記事も見つけました。 ポーについても語っています。
http://www.slogan.co.jp/interviews/loureed.shtml

ルー・リードとロバート・ウィルソンが組んだ舞台、「POEtry」の映像も ちらっとyoutubeに。。。 これ観てみたかったな。
LOU REED POE-try in the news