星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

過誤とはならぬよう。

2003-03-19 | …まつわる日もいろいろ
 今度の攻撃は「イラクの自由」作戦(Operation Iraqi Freedom)だそう。。爆弾3000発落とされる下の人々が「自由」なものか。。

 昨日、BSでノーカット版のブッシュ演説を見ていたら、後ろに控えているシナリオライターや演技指導担当の姿が見えてきて(今回に限ったことでもありませんが)、今回はローレンス・オリヴィエがケネス・ブラナーを目指したんだろか。。この演説に自分で酔っていたご様子。アジンコートの戦いに臨む前、恐怖を隠せない兵士たちを説得し、鼓舞するヘンリー五世の演説はたしかに胸を打つ名場面でした・・「君たちとともに闘うこの日は、永遠に人々によって語り継がれていく・・神のご加護を!」って。。「暴君は倒れ、人々には平和が、新たな戦争はもうありません」・・「神のご加護を!」このひと言で、国民は正義のため、自由のため、神様に許されたやむを得ない攻撃と受け止めるのかもしれませんが、「神」を持ち出していいのは、互いの「神」が共通している場合だけ。ブッシュさんの「神」は世界中の「神」じゃない。

 イメージで惑わされるのだけは避けたい。何を信じるか、、どこに目を向けたらいいのか、、それをどう考えるのか、、解りやすいイメージに冷静に向き合うこと、、。戦争の影になっている他の国や、原因不明の肺感染症のことも心配ですね。本当に日本はすぐに報道が一辺倒になっていくし。首相自身が「その場の雰囲気で」決断するだなんて。。