星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

in NY

2002-11-07 | 映画にまつわるあれこれ
 ちょっと前に素敵な夢を見まして、ブロードウェイあたりへ(行ったことないけど・・)観劇に出かけて、そこで座席を調べたら舞台のすぐ脇のボックス。嬉しい!と喜んでなおも座席表を見ると(なぜか名前つき)、ふたつ向こうがロバート・デ・ニーロ!・・でもデ・ニーロが来る前に覚めてしまったのでした。。

 デ・ニーロはマフィアのドンもハマリ役ですけど、中年のちょっとくたびれた格好をしている所なんかにとってもドキドキするのです。デ・ニーロがお金に困ったり、字が読めなかったり、中華街で普通の主婦とデートなんてするわけないのに、でもその時間の中ではデ・ニーロでなくなっちゃう。本当に凄い俳優さんです。

・・で、デ・ニーロと言えば眉毛ふさふさのスコセッシ監督。去年の9/11NY支援コンサートの中でスコセッシ監督が自分の育ったイタリア人地区に想いを捧げたフィルムがありましたが、ネットの生中継で見た時は全然理解できなかったけれど、字幕つきのDVDをお友達に見せてもらったら、とても感動しました。移民の眼から描いたアメリカの映画ではずいぶん考えさせられるものが多くありましたね、スコセッシ監督も、マイケル・チミノ監督も。・・たくさんの民族とたくさんの文化が入り混じって生まれた重みのある映画、なんだか最近少なくなっているような気がします。

 スコセッシ監督の新作、ディカプリオ君と一緒に、デイ・ルイスさん(久しぶりすぎるよ~)が出ています。なんと「ボクサー」以来4年ぶりの映画? 待っていたんだってば、ほんとに。