
お隣との境界のフェンス際にニオイカントウ(匂款冬)が咲きました。
花の匂いを背を屈めて確認できる場所でないので、掌で花を包むように
触れて鼻に近づけたらわずかに甘い香りがしました。
款冬とはフキのことです。
ニオイカントウは10数年前に知人からいただたものですが、
花の名前がわからずネットで調べて、ニオイカントウとわかりました。
地中海沿岸原産ですが、日本固有の蕗の薹(ふきのとう)が出るのと
同じ頃に花が咲きます。
ウィンターヘリオトロープとも呼ばれますが、ニオイカントウの方が
響きがよく気に入っています。

ニオイカントウの隣にあるノシランの実は先日アップしてから
数日たち、さらに青くなった実は大半ヒヨドリに食べられました。
葉の中に隠れた実はまだヒヨドリが気づきませんが、探し出すのは
時間の問題でしょう。