ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

ピラカンサの実にジョウビタキが

2017年12月31日 | 日記
庭にかなり以前から鉢植えのピラカンサがあります。
今年は当たり年で約300個の実が成りました。
ヒヨドリが赤い実に目をつけていますが、ネットを
被せているので食べられません。







ジョウビタキはスズメサイズの小鳥でネットの隙間から
中に入って赤い実を食べます。
ほんの数秒間に2,3個食べてすぐに外に出ます。
赤い実が気に入ったようで毎日10回ほどは庭に現れます。
家内はジョウビタキのヒッ、ヒッという鳴き声を聞いて
「来たわよ」と難聴気味の私に知らせてくれます。
今日は年末でネットを外しました。
さっそくメジロとヒヨドリがやってきました。





2週間前にネットを外して外出したら、ヒヨドリと
オナガの群れが来てにぎやかだったそうです。
家内はオナガの群れに驚いてネットを元の状態に戻した
そうです。
ジョウビタキはピラカンサの実がなくなると庭に
現れなくなりさびしくなります。
今日一日、ネットを開放した状態か続けられるか自信が
ありません。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松のそばで輝いた南天の実

2017年12月29日 | 日記
年の瀬を迎えてスーパーなどに行くと松などの正月の
飾り物が目につきます。
南天は「難を転じて福となす」から正月の縁起物に
使われます。





数日前にツグミを探しに郊外に行ったとき、個人宅に
松のそばに南天があり縁起物が並んでいました。
南天といえば、昨年京都の紅葉を見に行ったとき、
永観堂付近の道路沿いに生えた南天の赤い実は白壁と
好対照で美しかったです。





その日、狭い道を歩いて国道16号に出たら、クロガネモチが
ありました。
実がたくさんついていますが、常緑の葉に覆われているので
赤い実は目立ちません。
名前の由来は小枝や葉柄が紫色でクロガネ(黒鉄)の色に似て
いるからです。
モチはモチノキの仲間で鳥黐(トリモチ)からきています。

数年前、この国道沿いのクロガネモチにカメラを向けていたら、
通りがかったご婦人から木の名前を聞かれました。
コガネモチですと間違えて教えた苦い思い出があります。
野鳥がこの実を食べるのは遅く、庭木にすれば赤い実を
冬の間長く鑑賞できます。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カリン(花梨)の思い出

2017年12月27日 | 日記
数日前に以前ツグミのよく出た郊外の畑地帯に行きました。
7,8年前の11月上旬に渡りの途中に立ち寄ったツグミの大群
(数10羽)を見て感動しました。
主たる食べ物はトウネズミモチの黒い実でした。
そのトウネズミモチは数年前に約20本伐採されてしまいました。
そんな環境の変化がありツグミの渡りは見られなくなりました。



畑の縁にカリン(花梨)の木があります。
本来黄色い実ですが冬を迎えて黒ずんだ小さなリンゴサイズの
実が数個木の下に落ちていました。



カリンには子供のころの思い出があります。
家に根元付近から真二つに割れたカリンの古木がありました。
今思えば中に空洞になっていたのでしょう。
子供心に珍しい樹形に気づいていました。
頑固な祖父の自慢の木であったはずです。
昭和20年代の中ごろに大きな台風が来て一方の木が倒れて、
その後片方の木も強風で倒れて姿を消しました。

カリンの実を見ると今でも実家のカリンのことは忘れられません。
当時、家ではカリンの実を風呂に入れて香りを味わったと
記憶しています。柚子湯のように。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

葛西臨海公園のセンダンとサネカズラの実

2017年12月26日 | 日記
昨日は自然観察の仲間と葛西臨海公園に行きました。
公園は泥土除去工事が行われていて野鳥はオオバン、
50m先にホシハジロのほかはほとんど見られませんでした。
黒いオオバンは水中にもぐる水鳥で、草地の群れの行動は
違和感がありました。







今の時期にいろいろな木の実が見られてよかったです。
中でも興味をもった植物は数本あったセンダンの実でした。





センダンは鳥に不人気の実ですが、鳥の食べ物がなくなる
1月には実が乾いてヒヨドリやムクドリが突いて食べます。
果肉はわずかで中は硬い玉です。

花はいつ咲くのですかと質問がありました。
2009年5月下旬に撮った薄紫色の花をアップします。
初夏の花ですが高木の淡い花で目立ちません。
冬枯れの枝に残るセンダンの黄白色の実は冬の風物詩です。



つる性のサネカズラの赤い集合果がたくさんありました。
仲間と赤い玉を口に入れたら甘みはなかっです。
鳥の食べた跡が集合果を見てわかりました。
観察が終わって公園内のホテルで忘年会がありました。
2時間よもやま話をしてお開きとなりました。

公園の出口で頭上に猛禽類の飛翔を見ました。
帰って図鑑を見てハトサイズのハイタカでなくオオタカ
だったようですが、その場で同定できず口惜しい思いをしました。
東京デズニーランドに近いせいか京葉線の電車の中は
若いカップルが多く別世界に感じました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クチナシの実が赤橙色に色づきました

2017年12月24日 | 日記
庭のフェンス際の隙間に花の管理人と話し合ってクチナシの
幼樹を植えてから数年たちました。
今年の春には白い一重の花がたくさん咲いて近づくと
いい香りがしました。
クチンシは青虫が葉を食べて丸坊主になった以前の経験から
青虫退治に気をつかいました。





花の香りもいいですが、秋から冬にかけて実が赤橙色に
色づくのが楽しみでした。
花がたくさん咲いた割に実の数は少なかったですが、
赤橙色の実が見られて満足しています。

以前はお屋敷のように広い個人宅の庭の中にあるクチナシに
カメラを向けていましたが、後ろめたさがなくなりました。
実を採取して割ってみたら、爪が橙色に染まりました。
きんとんの染料に使われたことが納得しました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。