ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

散歩道に咲いた椿:卜伴と岩根絞り

2017年02月28日 | 日記
散歩コースのお屋敷のような個人宅に卜伴(ボクハン)椿が
咲いていました。
庭園の中には梅の古木が約10本植えてあり庭作りに
こだわりを感じました。



卜伴椿は唐子咲きでおしべの先が変形して花弁のようになり、
盛り上がっています。
江戸時代からある品種で高貴な花という印象をもちました。



ミモザの咲いている高台の畑のそばに岩根絞りが咲いていました。
紅白の咲き分けの絞りで八重咲きの花です。
20個ほど花が咲いていますが、鳥が花を突いたのか
無傷な花がほとんどありませんでした。



我が家の庭にも岩根絞りがありますが、毎年剪定するので
花が少ないです。
昨日はヒヨドリとメジロがやってきておしべを突くのを見ました。
花によって絞りが少なく大半が紅色のものもあります。

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あぜに咲いた早春の野草3種

2017年02月27日 | 日記
いまの時期に散歩すると野鳥探しに夢中になりますが、
あぜや畑にナズナ、ハコベ、タネツケバナが咲いています。
ナズナとハコベは春の七草です。



4,5年前に孫が塾に通いはじめたとき、春の七草を暗記
していて驚きました。
大人でさえ知らないことを暗記するとは可哀想と思いました。

ナズナは別名ぺんぺん草と呼ばれます。
長く伸びた花を撮るのを諦めて花茎の短い花を撮るのが
ピント合わせのコツです。



ハコネは咲き始めで花が少なくピント合わせは容易でした。
ハコネを繁縷と書くと、高校の国語の教科書に出ていた
島崎藤村の「千曲川旅情の歌」を思い出します。



タネツケバナ(種漬け花)は水田雑草です。
この花が咲くと種もみを水につけて、田植えの準備を
したのが名前の由来とされています。

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高台に咲くミモザアカシア

2017年02月26日 | 日記
散歩コースの地神塔のそばの高台のミモザアカシアが
咲きました。
銀色の葉と枝垂れた枝いっぱいに丸く小さな黄色い花が
特徴ですが、葉が目立たないので黄色一色になり構図が
とりにくいです。





ミモザアカシア、ミモザ、銀葉アカシアの名前で呼ばれます。
高台のミモザは2年前の強風で枝が折れて、枯れ枝が残った
ままで樹形が乱れていました。





ミモザに近寄ろうとしたら道路にツグミがいました。
帰り道にまだツグミが出てないと思った矢先にツグミが
出てよかったです。

ミモザは高木になるので手入れが簡単ではないようです。
別の散歩コースの特養老人ホームのミモザは成長してつぼみを
たくさんつけていましたが、この2,3日の間に強く剪定されて
しまいがっかりしました。
ミモザの黄色い花は周囲の雰囲気を明るくしてくれます。

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庭の馬酔木の思い出

2017年02月25日 | 日記
隣との境界に馬酔木(アセビ)の白い花が咲いています。
子どものころよく行った田舎の山の尾根に生えた稚樹を抜いて
植えたものです。





約50年前の5月の連休に山に入り花の咲く木を探しましたが
見当たらず、若葉が元気に出ていたのが馬酔木でした。
いまでも木全体が赤褐色の葉で覆われていたことを覚えています。

毎年強く剪定するので長い間、花がほとんど咲きませんでした。
剪定を控えめにすれば花が咲くことがわかりましたが、今年も
花が少なくないです。
2枚目は4年前のたくさん咲いた花をアップしました。

馬酔木は丹沢や天城山などでよく見かけます。
シカの食害の深刻な丹沢に馬酔木が目立つのは有毒植物で
シカが食べないからです。
庭木として価値のない木ですが、田舎の思い出の木として
大切にしています。

バブルの後に田舎の墓詣りに行ったとき、馬酔木を抜いた
山に行きたいと思いましたが、沢の両側の山がゴルフ場
造成のため業者に買い占められて、立ち入り禁止の看板が
立っていました。


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フキノトウ(蕗の薹)を探しました

2017年02月24日 | 日記
ここ数日フキノトウが出ていないか気になっていました。
散歩コースの竹林の中にフキノトウが出ますが、昨日行ったら
わずか花茎の伸びた1個しか見当たりませんでした。
例年フキノトウは竹林の中に放置されていますが、今年は
フキノトウがほしい人が現れたのでしょう。







郊外の有刺鉄線の張られた畑の中にフキノトウがたくさん
出るところに行きました。
摘み取られた気配がなく約100個のフキノトウは花茎が
伸びており1週間ほど遅かったとがっかりしました。
それでもあきらめきれず花茎の伸びていないものを必死に
探して写真を撮りました。

帰りの車の中で「薹が立つ」という言葉があるのを
思い出しました。
花茎が伸びて食べ物にならないことをいいますが、
今日は薹が立つという言葉を実感した一日でした。

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。