ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

センリョウ(千両)が色づきました

2011年11月30日 | 日記


庭の裏にあるセンリョウ(千両)の実が赤く色づきました。
今年は裏年で実が少ないです。
センリョウはセンリョウ科センリョウ属の1科1属で
実が葉の上につくのに対し、万両やカラタチバナ(百両)、
ヤブコウジ(十両)はヤブコウジ科で実は葉の下につきます。

赤い実が葉の上につくセンリョウは野鳥の目に付くので
狙われやすいです。
以前、正月の前にヒヨドリに実を全部食べられたことが
ありました。
センリョウは毎年正月の飾り物に重宝しています。



庭の裏には黄色い実のセンリョウもあります。
キミノセンリョウと呼ばれるものかどうか不明です。
花の管理人の話では、赤い実の成るセンリョウを刺し木した
らしいですが、なぜか毎年黄色い実がつきます。
ヒヨドリがこの黄色い実を食べないのが不思議です。

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ザクロ(石榴)が色づいていました

2011年11月29日 | 日記
市民の森の近くの公道に面した畑の縁にザクロ(石榴)の実が
割けて赤い種子が見えました。
3年前まで家にあったザクロと同じ種類で懐かしかったです。
庭のザクロの果肉はやや酸っぱく食用にすることはほとんど
ありませんでした。
当時、ザクロは我が家の秋の風物詩で、ぶら下がった大きな実は
よく目立ち、道行く人にも観賞していただきました。

そのザクロは栃木の実家からいただいた幼木が成長したものです。
樹齢40年近くなり古木然とした姿が気に入りましたが、
庭が岩盤で根が下に張らず、樹勢が年々衰えて3年前に枯死しました。

ちょうど梅雨のときでした。
ザクロはいつものように橙色の花を咲きましたが、
咲き終わった花は次々と落下しました。
夏なのに黄色くなった葉が全部落ちてしまいました。
そのとき大切なものを失ったという寂寥感が残りました。

お知らせ:
お陰さまで本日ブログを開設して3年目を迎えました。
これを機会に「ぶな太のデジカメ日記」を「ぶな太の四季折々」に
改称することにしました。
これからもよろしくお願いします。

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サルトリイバラの実が色づいていました

2011年11月28日 | 日記
市民の森の近くの山でトキリマメをたくさん見つけたとき、
道端にサルトリイバラの実が色づいていました。
サルトリイバラは薮のような近づけないところにあることが多く
今まで写真を撮ったことはありませんでした。

目の前で見たサルトリイバラ(猿捕茨)にはトゲはあるものの
それほど気にならず、節ごとに曲がっているのでサルがこのつる性の
木を通り抜けるのは大変だなと名前の由来を考えました。

サルトリイバラには”山帰来”(サンキライ)という別名があります。
本来、サルトリイバラは毒消しに使われたそうです。
栽培されることはなく、毒消しの必要があるときは山に行って
この実を食べて帰ったことから山帰来と呼ばれるようになったと
いわれます。

山帰来は春の季語で村上鬼城の詠んだ句があります。
岩の上に咲いてこぼれぬ 山帰来 

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秋の追分市民の森を歩いて(8)・・・トキリマメ、ヤブコウジ

2011年11月27日 | 日記


追分市民の森につる性のトキリマメが生えているのに
気がついたのは昨年の晩秋でした。
トキリマメは莢(さや)が秋になって赤く色づき、
やがて莢が裂けて黒い種子が現れます。
多田多恵子先生は”赤と黒の2色効果で鳥の目を
引き寄せる作戦”と表現しています。

種子は硬く鳥が食べてもそのまま対外に出てしまうそうで、
ゴンズイの実によく似ています。

1週間前にトキリマメを探しにこの森に来たときは、
全然見つかずがっかりしました。
昨日出直して丹念に探したら、ほぼ同じ場所でたくさんの
トキリマメを見つけました。
莢の赤い色は時間がたって大半が色が褪せていました。



人気のない森の中を歩いていたら、ヤブコウジ(薮柑子)
の実を見つけました。
同じヤブコウジ科のマンリョウ(万両)との比較で、
10両とも呼ばれます。
高さ5センチほどの木に赤い実が葉の下に付いていました。
ヤブコウジの実を屈んで接写したら膝が痛くなりました。
薄暗い森の中に一瞬西日が射してラッキーでした。

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ピラカンサスの実が赤く色づきました

2011年11月26日 | 日記
庭の鉢植えのピラカンサスは今年は当たり年で500個以上の
赤い実がびっしりとついています。
昨年は10個以下とさびしかったですがその反動のようです。

10数年前に冬になると庭に花がなくなりさびしいからと
ピラカンサスを植えようといい出しました。
花の管理人に木にトゲがあるからと反対されて、地植えを
諦めて鉢植えにしています。

ピラカンサスはヒヨドリの好物ですが、まだ食べ頃でないようです。
例年1月以降にヒヨドリがやってきて、2,3日で食べ尽くして
しまいます。
数年前に雪が降ったとき、ヒヨドリがピラカンサスの実を食べて
いるところを撮った赤と白のコントラストの写真が印象に残っています。

雪が降るまで実を残すためネットを張ったこともありますが、今年は
自然に任せようと思っています。

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。