
先月からあぜや道端を歩くときオオイヌノフグリを注意深く
見ていました。
もうとっくに咲いているはずですが、寒さの影響でまとまって
咲いているものが見当たりませんでした。
昨日やっと3,4個まとまって咲いたオオイヌノフグリを
見つけてほっとしました。
この植物はヨーロッパ原産で、コバルト色の花が美しく、
一番早く春を告げるので人気があります。
それにオオイヌノフグリという奇抜な名前が野草ファンの
同情を買っています。
自然観察の仲間から「星の瞳」と呼んでくださいと
いわれていますが、なかなか普及しません。

オオイヌノフグリのそばの土手に「冬知らず」が元気に
咲いていました。
花径1センチの小さな花が、真冬に咲いているのが
不思議でした。この一帯は日溜りではありませんが、
冷たい風が当たらない地形になっているようです。
「冬知らず」という俗っぽい名前がわかって親しみが
出てきました。