土手に咲く草木瓜を探して

以前から今の時期は散歩道の地神塔のそばの土手に
咲く草木瓜の花を楽しみに見ていました。
土手は年に数回下草刈りされて草木瓜の枝も根元
から刈り込まれていました。





それでも根が残って春に新しい枝を出し復活していました。

ところがここ数年、枯草に覆われ草木瓜の花が咲きません。
畑の主が何かの事情で下草刈りができなくなったからです。
仕方なく草木瓜の咲く別の土手を探しました。
高さ３ｍの土手を思い出し行ってみたら刈り込まれた
草木瓜が５，６本咲いていました。
土手にぴったりついて咲いた朱赤色の花から庭木の木瓜にない
生命力の強さを感じました。

枝垂れ柳とお寺の小彼岸桜

数日前、帷子川沿いに枝垂れ柳が芽吹いていました。
近寄ったら芽吹きを過ぎて花が咲いていました。
今まで小さな花に気づきませんでした。





２０年前まで荒川の河川敷で元会社の同期会で
ゴルフコンペをやっていました。
３月の彼岸のころで河川敷に植えられた枝垂れ柳
数１０本が一斉に芽吹いて見事でした。



川沿いのお寺の山門の手前に咲いた小彼岸桜が
見ごろでした。
桜に日差しの当たった山門は明暗のコントラストがあり
このお寺で一番美しい風景でした。
小彼岸桜はエドヒガンとマメザクラの雑種の小輪の桜です。
その日はこども公園で横浜寒緋桜を見ていますが
桜にはいろいろな種類があるものです。

庭の木瓜・東洋錦

庭に木瓜・東洋錦が咲いています。
赤、白の花で白地に紅の絞りが入ります。
２０年数前に見知らぬ老人が訪ねてきて
この鉢を預かってもらえませんかと、木瓜の
盆栽を差し出しました。





わけを聞いたら家庭の事情で急に引っ越すことに
なったそうです。

なぜ我が家に訪ねてきたか考えました。
当時、花の管理人は門扉の上に花の咲いた鉢を
並べて道行く人に見てもらっていました。
この家なら鉢を引き取ってもらえるのでと見当を
つけられたようです。
木瓜は東洋錦という人気の品種で我が家では
地植えにしました。
毎年この木瓜が咲くと老人から譲り受けたことを
思い出します。

庭のムスカリとヒヤシンス

先日散歩していたらムスカリの青紫色の花を
庭にいっぱいに咲かせたお宅が目につきました。
群植することでムスカリの花が引き立ちました。



我が家のムスカリは家内の実家からいただいた
古い品種で濃い青紫色が特徴です。
最近球根を植え替えしていないせいか、穂状に咲く
花がそろっていないのが残念です。

庭にヒヤシンスのピンクの花が咲いています。
和名は風信子です。



香りが風によって運ばれる様を表現した名前ですが
風信子の命名者はだれでしょうか。
ネットで調べたら、立原道造の名がヒットしました。
明日３月２９日は風信子忌とわかりました。
詩人、建築家の立原道造は２４歳の若さで惜しまれて
亡くなったとか。

横浜寒緋桜の咲いた公園

昔、子どもが小さかったころよく連れて行った公園に
ソメイヨシノが咲き始めていました。
垂れた枝に咲いた白い花にカメラを向けて接写を楽しみ
ました。



その公園の先の山を造成してできたマンション街のそばを
通り過ぎようとしたら、紅色の桜が目にとまりました。
オカメザクラなら咲き終わっているはずです。





マンション街のこども公園に桜が数本鮮やかに咲いていました。
ネットで調べたら、横浜寒緋桜でした。
横浜在住の白井氏が寒緋桜をヤマザクラ系の兼六園熊谷に
交配して作り出したことがわかりました。





横浜寒緋桜に見慣れないチョウが吸蜜していました。
ルリタテハでした。
この時期にタテハチョウが出るのは珍しいです。
そばの車にとまって翅を開いたルリタテハを撮りました。