ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

一重のクチナシ(梔子)が咲いていました

2011年06月25日 | 日記
1週間前にクチナシ(梔子)が咲きはじめました。
昨日見に行ったら、木いっぱいに花が咲き乱れて、
大半の花は茶色く変色していました。
あたりはクチナシの甘い香りが漂っていました。

今ごろ咲く一重のクチナシは白い花がシンプルで
素朴なイメージです。
通りに出たらクチナシを生垣にしているお宅があり
木を刈り込んで白い花だけが残っていました。

40年前に今のところに小さな建売住宅を買ったとき、
庭にクチナシが植えてありました。
咲きはじめの白い花はきれいでも翌日には変色してしまうし、
毎年葉のほとんどを虫に食われるので、ほかの木に
植え替えてしまいました。
クチナシは近年、八重が圧倒的に多いですが、秋に橙色の
実の成る一重の良さを見直しています。

クチナシ(山梔子)を詠んだ句を紹介します。
今朝咲きし山梔子の叉白きこと 星野立子

<お知らせ>
明日から10日余り、都合によりブログを休みます。
                     ぶな太

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庭にネジバナ(捩花)が咲きました

2011年06月24日 | 日記


ネジバナ(捩花)は以前から鉢植えにしていましたが、
種がこぼれて芝生の隅に咲くようになりました。
花の管理人は芝生の雑草を抜くとき、ネジバナの芽を
残しておきました。



淡紅色の小さな花が螺旋状につきますが、捩じれないで
縦向きに並んで咲くものもあります。
ネジバナの写真を撮るのは被写体が淡い小さな花なので、
いつも苦労します。

芝生にひざまずいて祈るようにピントを合わせます。
昨日から強風がなかなかやみません。
花が少ないこの季節にネジバナは小さいながらも存在感を
見せてくれます。

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庭に咲いたストケシアとハンゲショウ

2011年06月23日 | 日記


庭に青紫色のストケシアが咲いています。
北アメリカ原産のキク科の多年草です。
以前からありますが、今年は青紫色が鮮やかに
咲いています。

ストケシアを見ていて気がついたことは
夕方になると花がしぼみ、朝がくると開きます。
秋に咲く日本固有のキクにない特徴をもっています。



昨日は夏至でした。
夏至から11日目に当る7月2日頃を半夏生(ハンゲショウ)
といいます。
夏至の頃から半夏生という植物の葉が白く変色します。
花期に葉が白くなるのは、虫媒花であるため虫を誘う
ためといわれます。

ドクダミを敬遠する花の管理人ですが、同じドクダミ科の
半夏生は以前から大切にしています。
小さな花は咲きかけているところです。

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四季の森公園に咲いていた花菖蒲、オカトラノオ

2011年06月22日 | 日記


四季の森公園に一週間ぶりに花菖蒲を見に行きました。
池のそばを通ったら、カワセミを撮る写真愛好者が
10数人いて、カメラを向けていました。
その有様は戦場で大砲を並べているように見えました。
池にはカワセミの姿は見当たりませんでした。



花菖蒲園は一週間前に比べて、一層華やかになっていました。
近隣から介護のディーサービスを受けているお年寄りが介護士に
連れられて車イスで集まってきました。
”綺麗ね”と喜びを口にする人もいれば、無言で眺めている人も
いて、反応はさまざまでした。



帰りに池を見たら、カワセミが止まり木にとまっていました。
寛いでいるカワセミは絵にならず、誰もシャッターを押しませんでした。
池にダイビングして、魚を咥えた瞬間が狙い目なのでしょう。
このセミプロ集団のそばにいると、コンパックトデジカメでは
気後れしてしまい、その場を去りました。

この公園の山の斜面にはオカトラノオが群生していました。
虎の尾のように長い花穂を伸ばしたオカトラノオは
好きな野草の一つですがく、まだ咲きはじめでした。

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真鶴で見たクロサギとディゴ、テリハノイバラ

2011年06月21日 | 日記


真鶴駅から荒井城址公園を経て真鶴港に出たら、
冬の間港をにぎわしていたカモメたちは北国に立ち去り
ウミネコ1羽が飛んでいただけでさびかったです。

道路に面した山下浜には大きなブロックがいくつも積まれて、
遊歩道から海の眺望が悪くなったことを嘆いていましたが、
東日本大震災を経験して、防波堤の役割が理解できました。

大きなブロックの積まれていないところから30メートル先の
岩礁に3羽のクロサギを見つけました。
真鶴に来ると、クロサギとイソヒヨドリ探しをしますが、
昨日はそれぞれ3個体見られて満足しました。



いつものようにお林展望公園の休憩所で昼食休憩しました。
奥日光で買った老舗の塩羊羹を仲間に賞味してもらったら、
評判がよかったです。
ここは以前あったサボテンランドを町が買い上げたもので、
その名残で熱帯植物が多いです。
南国の花・ディゴの深紅の花が満開でした。



三ツ石海岸に到着し、名勝三ツ石を見下ろしたら、干潮で
陸続きになっていました。
駅前の案内板に三ツ石(笠島)と書いてあったのを思い出しました。
ここで”笠島”を意識したのははじめてでした。
海岸にはテリハノイバラが這うように群生していて、
わずかな土壌でも生き続けるその生命力に驚きました。

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。