ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

入笠山の花畑に咲いたユウスゲ

2018年07月30日 | 日記
入笠山(にゅうがさやま)に行くのははじめてでした。
標高1955mの山頂に上がるのをやめて湿原を歩いて
引き返しました。
湿原にはシカ柵が設置されていて、シカの食害の影響か
花は期待したほどではなかったです。






こじんまりした湿原にはノハナショウブ、マルバダケブキなどが
咲いていました。





ゴンドラ山頂駅の近くの入笠すずらん山野草公園に
立ち寄ったら、ノアザミ、ヤナギラン、クガイソウ、
ヨツバヒヨドリなどが咲いていて満足しました。



家内から黄色い花は美智子皇后のお好みのユウスゲと
教えられました。
ユウスゲは夕方に咲いて翌日の午前中に花を閉じますが、
幸いに1時ごろまだ咲いていました。
軽井沢町に美智子皇后の次の御歌の碑が建立されて
いることを知りました。

『 かの町の 野にもとめ見し 夕すげの 月の色して
咲きゐたりしが 』

入笠山山頂に行けなかったのは残念でしたが、ゴンドラ
山頂駅の近くの花畑でユウスゲと雄大な八ヶ岳の眺望が
見られてよかったです。



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ブルーベリー畑の不思議

2018年07月29日 | 日記
散歩コースにかなり広いブルーベリー畑があります。
記録的な猛暑続きで散歩を控えている間、ブルーベリー
畑が気になっていました。
昨日行こうしたら、家内から疑われるようなことは
しないでと注意されました。
「瓜田に履を納れず」(かでんにくつをいれず)です。





ブルーベリー畑に行ってみたら、実は収穫されず
もったいないと思いました。
地主に1度会ったとき、本数を聞いたら1町、100本
と教えてもらいました。
観光農園を作ろうという計画だったと推察しますが、
ここ数年、高齢の地主の事情で放置されているようです。

以前、庭にブルーベリーを植えたことがあります。
今ごろになると、黒く熟した実をヒヨドリが食べにくる
のでネットを被せたことがあります。
食べ放題のブルーベリー畑に野鳥が近づかないのが
不思議です。

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アサギマダラというチョウ

2018年07月28日 | 日記
長野から帰る途中、諏訪南ICを下りて入笠山(にゅうがさやま)
に立ち寄りました。
入笠山山頂まで歩かないで入笠湿原を歩くことに決めていました。
ゴンドラ山頂駅を下りて湿原に向かってすぐヨツバヒヨドリの
白い花をアサギマダラが数匹吸蜜していました。





アサギマダラは渡りをするチョウとして知られています。
日本列島を横断し沖縄、台湾まで2200キロも飛ぶと
いわれています。

かなり以前にアサギマダラをはじめて見たとき、ネットで
安西冬衛の「春」という1行詩を読んで印象に残っています。
「てふてふが一匹韃靼海峡を渡って行った」
たった1行の詩ですがインパクトがあります。
韃靼(だったん)海峡はアジア大陸とサハリン島の間にある
タタール海峡(間宮海峡)のことです。

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白馬五竜高山植物園を歩いて

2018年07月27日 | 日記
白馬で白馬五竜高山植物園に立ち寄りました。
ゴンドラに乗って標高1600mに上がりました。
植物園にはコマクサがたくさん咲いていました。





あまりの多さに驚き、こんなにコマクサを増やすとはと
独り言をいったら、それを聞いた家内からそんな勝手な
ことをいわないでとたしなめられました。
20数年前、花の百名山の秋田駒ケ岳でコマクサの群落の
ある大熱砂まで歩いたことがあります。
砂礫地を歩いてコマクサに出会って感動したことを思い
出します。

植物園にはヒマラヤの青いケシの花が咲いていましたが、
花の盛りを過ぎていました。







山を少し歩きたいと地蔵の頭というケルンまで周遊したら、
クガイソウにヒョウモンチョウが3羽吸蜜していました。
オニユリの似たコオニユリが咲いていました。
コオニユリには黒いムカゴがついていません。
その日地蔵の頭から目の前の五竜岳はかすんでいました。

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庭に咲いた芙蓉の魅力

2018年07月26日 | 日記
朝起きて郵便ポストに新聞を取り行くとき、道路に出て
咲き立ての芙蓉を見るのを楽しみにしています。
昨日は朝にわか雨が降ったのでもう一度芙蓉を見に行きました。
花にはしずくがついて清涼感がありました。







芙蓉は庭木としては評価されませんが、花の写真を
撮り始めてから紅色の一重の花の愛好者です。
木はフェンスの高さに合わせて調整し、花の美しさを
目の前で見られるように配置しています。

早朝の花は乙女のように飾り気がありませんが、
やがて日差しを浴びると、花びらは曲線的に花色は
濃い紅色に変化し美しくなります。
午後は強い日差しに耐えられないように、花びらは丸く
閉じはじめます。
庭の芙蓉から一日花の魅力を感じています。

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。