ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

花を求めて信州へ(③車山高原)

2012年07月31日 | 日記


車山山頂にはリフトで上がり、スタート地点には車山肩
から沢渡を経由して歩いて戻りました。
このコースは高山植物は比較的多かったですが、歩いて
戻る人は少なかったです。

草原の中に淡紅色のカワラナデシコが咲いていました。
女子サッカーの「なでしこジャパン」はこの可憐な野草に
あやかってつけられたのでしょう。



草原の中にはアヤメに似たノハナショウブが雑草の中に
顔を出していました。身近なアヤメとの違いは花に
虎斑(とらふ)模様がないことです。



白い花穂のイブキトラノオが目立たないで咲いていました。
里山で見るオカトラノオは花穂が虎の尾のように長く曲がって
いますが、イブキトラノオは白い花穂が似ているだけです。



今年は冬雪が多かったせいか花の開花が遅れていました。
鮮やかな淡紅色のシモツケソウはリフトの乗り場近くに
咲いていました。
次回は中央アルプスの千畳敷カールの写真をアップします。


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花を求めて信州へ(②車山高原)

2012年07月30日 | 日記






車山高原のキスゲがシカの食害で激減しているのを見て、
標高1900mの高山にまでシカが出没するようになった
のかと驚きました。
キスゲを見に訪れた人はがっかりされたことでしょう。
キスゲのほかにもいろいろな高山植物が咲いていて
楽しませてくれました。

ウスユキソウは薄雪草からきておりスイスやアルプスで
見かけるエーデルワイスと同じ仲間で、高山植物の
愛好者には人気があります。
ノアザミは紅紫色が鮮やかで高山のアザミらしい趣があり、
美しいアザミを見るたびにカメラを向けました。

シシウドは高山植物の中では大形で、草原に咲いていると
存在感があります。大きな花に昆虫が群がっていました。



車山高原から見た蓼科山の上の白い雲は美しく雄大な眺望は
すばらしかったです。白樺湖を見下ろすところでお互いに
写真を撮り合いました。

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花を求めて信州へ(①車山高原)

2012年07月29日 | 日記






ここ10数年、夏になると高山植物の花を求めて山に行くこと
にしています。
今年は信州の車山高原と翌日駒ヶ根の千畳敷カールに行きました。

数年ぶりに車山高原に行って驚いたことはキスゲがシカの食害で
ほとんど見当たらなかったことです。
キスゲは電気柵の中で広範囲に保護されていました。
リフトで車山山頂(標高1925m)に上がり車山肩までに歩き
ましたが、車山高原の夏を彩るキスゲが激減しさびしかったです。

車山肩から沢渡経由で歩いて戻るコースには、ヨツバヒヨドリ、
キスゲ、ノアザミ、カワラナデシコ、イブキトナノオなど約20種
が咲いていました。

ヨツバヒヨドリは咲き始めでアサギマダラを久しぶりに見ました。
鮮やかな色のクジャクチョウをはじめて見ました。
ツマグロヒョウモンはコウリンカの花蜜を吸っていました。
花を求めてやってくるいろいろな蝶を見て心が癒されました。

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百日草とナガサキアゲハ

2012年07月25日 | 日記


追分市民の森を久しぶりに歩きました。
自然の中に生えた山百合を見に行きましたが、山側のツツジの
植え込みの中に1株しか咲いていませんでした。
この付近には山百合が数株あったはずで、ほかの株は薮の中に
隠れていると思うことにしました。

近くの百日草畑は花がぽつぽつ咲き始めており、カメラをもった
先客が数人いました。
黒いナガサキアゲハが花から花へと飛んでいました。
高倍率ズームのお陰で畑の中に入らないでアゲハを撮ることが
できました。

百日草は初夏から秋まで咲き続けるのでこの名があります。
最近は「ジニア」と呼ぶことが多いですが、この花期の長い花は
百日草と呼びたいです。

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ムクゲが咲いていました

2012年07月24日 | 日記


ムクゲ(木槿)の花は一重咲きと八重咲きがありますが、
紅紫色の一重の花が清涼感があって好きです。
一日花で7月から10月まで咲き続けます。
近くの公園にムクゲが10数本植えられていますが、
今年は花つきが悪くまとまって咲いていません。

帷子川沿いの遊歩道のムクゲは高さ5メートルもある見上げる
ような成木で枝先にたくさん花が咲いていました。
ムクゲの花の賑わいを撮ることにこだわって数個の花を入れて
みました。
木の下には細長く包んだ青紫色の花が数え切れないほど
落ちていました。


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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。