ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

団地を彩る秋の花・・・彼岸花、酔芙蓉、タマスダレ

2011年09月30日 | 日記




今年は彼岸花らしい彼岸花を見ないまま終わるかと思っていました。
昨日はいつもと違う団地の中の道路を歩いたら、
近くの墓地のまわりに彼岸花が群生し見ごろでした。

驚いたことに、団地の花壇や敷地内、向かいの道路に真っ赤な
彼岸花が咲いていました。
庭に彼岸花を植えるのは忌み嫌われますが、ここは別世界でした。
折りしも、彼岸花は強い西日を浴びて赤々と輝いて美しかったです。



団地の中で酔芙蓉(すいふよう)が目に付きました。
ほんのりと赤みを帯びて美しかったです。
花にカメラを向けていたら、
そばで立ち話をしていたおばあちゃんから
”酔芙蓉はきれいでしょう、朝咲いたときは真っ白だったのよ”と
自慢するように話しかけられました。



おばあちゃんの足元にヒガンバナ科のタマスダレが整列するように
咲いていました。
真っ赤な彼岸花に圧倒された後だったので、タマスダレの白い花に
落ち着きを感じました。

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四季の森公園で見たツリフネソウ、ゴンズイ、ヤマボウシ

2011年09月29日 | 日記


四季の森公園に20日ぶりに行ったら、ツリフネソウが
湿地のまわりにたくさん咲いていました。
花の中に出入りするハチは動きが早く撮れませんでした。
これは動画向きかなと思いました。

池の近くでカメラを向けていたら、シニアの男性が近寄ってきて、
花の名前を聞かれました。
”ツリフネソウです、花の中にハチが出入りするんですよ”と
いったら、はじめて聞いたような反応でした。



森の縁のゴンズイの赤い果実が遠くから目に付きました。
果皮が裂けて黒い種子が見えると、赤と黒のコントラストが
美しいです。
野鳥が黒い種子を食べる前のいまが写真を撮る好機です。
正体は食べる部分のない種子ですが、野鳥は色にだまされて
食べてしまうと聞きました。



帰りに、木に一眼レフカメラを向けている人がいました。
見るとたくさんのヤマボウシの実が赤く色づきかけていました。
公園の中でヤマボウシを探しましが、ここで見つけられて
ラッキーでした。
赤く熟した実は食べると甘いです。
熟すると野鳥のご馳走になりますが、落下するものも多かったです。

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四季の森公園で見た秋景色・・・赤とんぼ、鰯雲

2011年09月28日 | 日記


四季の森公園の葦原のまわりを歩いていたら、赤とんぼが
木製の柵にとまっていました。
最初は2メートルからパチリ、だんだんカメラを近づけて
2,3枚撮ったとき、背後から人の足跡が聞こえてきました。

そばを人が通り過ぎたら、赤とんぼが飛んでいきました。
「ご免なさい」という女性の声がして足早に去りました。
公園でウォーキングをしているようでした。
ご免なさいという一言が私の心をさわやかにしました。





帰りに公園の時計を見たら、鰯雲(いわしぐも)が出ていて空は
澄み切っていました。
植物の写真ばかり撮っていましたが、
広い公園を歩いて鰯雲が見られてラッキーでした。

鰯雲を詠んだ加藤楸邨の句を紹介します。
鰯雲 人に告ぐべきことならず

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美しいチョウ・ベニシジミ、キチョウ

2011年09月27日 | 日記


数日前に庭のマツムシソウにやってくるチョウを
アップしました。
その中に毎年やってくるベニシジミがなくさびしかったです。
ところがその翌日にベニシジミが庭に現れました。
小さなシジミチョウの仲間で、ベニシジミは身近に見られる
美しいチョウです。



チョウには上と下にそれぞれ2枚の羽がついており、
羽の裏側の色が違うので、羽を立てて花蜜を吸っているところを
見ると実に美しいです。

友禅菊にとまっているところを撮りました。
ベニシジミを接写したら友禅菊の青紫色がかすんでしまいました。
目の前でチョウは口づけしたまま一回転しました。



いつもせわっしく庭を飛び回っているキチョウが珍しく
花にとまっていました。
キチョウはシロチョウ科のモンシロチョウよりひと回り
小さなチョウで、動きが早いのが特徴です。
ところが今日は特別サービスディーのように、友禅菊にとまって
花蜜を吸っていました。
諦めていたキチョウをゲットできてうれしいです!

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秋の「寺家ふるさと村」を歩いて

2011年09月25日 | 日記


ここ数年、彼岸花を撮るため横浜市青葉区の寺家(じげ)ふるさと村
に行っています。
ここに彼岸花が多いわけではありませんが、田んぼの風景と
彼岸花がよく合っているので気に入っています。

ふるさと村に着いたらカメラを持った人がほとんどおらず、
不思議に思っていたら、彼岸花はまだ数日早かったです。
熊野神社の近くのあぜに咲き始めの彼岸花を見つけて
ほっとしました。



その近くにいろいろな植物を植えた民家がありました。
開放的な庭で道路から中の草花がよく見られました。
ツマグロヒョウモンのメスがヒヨドリバナの花蜜を吸って
いました。
動きがゆっくりで写真を撮るのに好都合でした。
家内から、あれはフジバカマでしょといわれましたが、
葉が三裂していないので、ヒヨドリバナと見ました。



熊野神社の傾斜地にも彼岸花はまだ少なかったです。
稲刈りが行われていて、刈った稲は天日干しされていました。
これを”はざかけ”といいます。
子どものころ近所で普通に見られた懐かしい田舎の風景です。
はざかけに彼岸花を一輪でも入れて撮れたらと思いました。

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。