ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

土筆(ツクシ)が出ていました

2011年03月31日 | 日記
近くの市営公園の先の広い畑には土筆が出ます。
私はこの畑が4月から5月に杉菜で埋め尽くされることから
「杉菜の里」と呼んでいます。
畑は長い間放置されていましたが、2、3年前から
畑の3分の1は野菜が栽培されるようになりました。

耕作されない畑の枯れ草の中に土筆が出ていてよかったです。
地主の意向でロープを張られたら立ち入りできませんが、
いままでどおり土筆に近づくことができました。

昨日、家内から押し花の先生をしている知人が市営公園の
斜面に出た土筆を取ってきた話を聞きました。
押し花に土筆を使うそうです。
行ってみたらモヤシのような土筆が残っていました。

正岡子規は土筆をたくさん詠んでいますが、
亡くなった明治35年の句を紹介します。
病床を 三里はなれて土筆取
この句はおかしいと思って調べたら、
土筆を取ってきてくれた妹への感謝を表した句とわかりました。

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追分市民の森の菜の花が輝いていました

2011年03月30日 | 日記


横浜市旭区と瀬谷区との境界にある追分市民の森は菜の花が
満開になる今ごろが1年で一番輝くときです。
この市民の森には野草や野鳥の観察に年に30回ほど行きますが、
昨日ははじめて家内を誘って歩きました。

休耕田に撒かれた菜の花が満開でした。
数日前に来たとき、菜の花畑が以前に比べて単調になったことに
気づきました。
それは周囲の山のコナラやヤマザクラなどの落葉樹が萌芽更新の
ために伐採されて、菜の花畑と山の景色との一体感が損なわれた
からとわかりました。

それでも、この追分市民の森の菜の花の素晴らしいところは、
ピンクの花桃が咲いて菜の花畑に彩りを添えることです。
民家のそばの菜の花畑の向こうに花桃が輝いていましたが、
土壌が露出したところが写ってがっかりしました。



2枚目の画像は少し歩いて菜の花に焦点を合わせました。
背後の花桃の輝きは弱くなりましたが、主役の菜の花畑が生き生きと
していました。



この市民の森の山際と田んぼ沿いに水路があり、その水路を歩いて
菜の花畑に向かいました。
杉や檜の常緑樹の黒い森を入れたら、菜の花畑が明るく
引き立ちました。

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土手に咲いていた灯台草とヒメオドリコソウ

2011年03月29日 | 日記


いつも行く市民の森の近くの畑地帯を歩いたら、
土手に灯台草(トウダイグサ)が咲いていました。
茎を切ると乳白色の汁が出て有毒とされています。
この植物に親しみを感じないのは、有毒という予備知識が
あるせいかも知れませんでした。
灯台草の和名は、姿が油の皿を置いた昔の灯台の台に
似ているからといわれます。



近くの土手にヒメオドリコソウが群生して咲いていました。
ヒメオドリコソウは2月に咲きはじめますが、今ごろになると
たくさん茎が伸びてオドリコソウに似たところがあります。
このように群生して咲くヒメオドリコソウを撮るのははじめてです。

その日の収穫はサシバという猛禽類が木にとまっているのを
見たことです。
自分一人でサシバを見たのははじめてですが、野鳥図鑑を見て
白い眉斑(びはん)からサシバと確認しました。

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椿:岩根絞り(イワネシボリ)が咲きました

2011年03月28日 | 日記


今朝雨戸を開けたら、フェンスに垂れ下がるように岩根絞りが
咲いていました。
この椿の花が最初に咲いたのは一週間前ですが、
ヒヨドリが花を突くので花が痛んで写真になりませんでした。

朝食をとる間、ヒヨドリに花を痛められてはと窮余の一策を
思いつき、開いたばかりの花にビニール袋を被せました。
一つの花を守るため袋をかけたのははじめてです。

岩根絞りは初夏になると、新しい枝が伸びてたくさん葉が出ます。
それを見て花の管理人はうっとうしいとか毛虫が出るからといって、
丸坊主同様に剪定します。

花の写真を撮る側の私はいじめ過ぎではと毎年口を挟みますが、
いっこうに受け入れてくれませんでした。
ここ2,3年ようやく花の管理人の椿いじめ(?)が収まって
ほっとしています。



午後になって日差しが十分当たったら、花が完全に開きました。
椿は朝撮った半開きの方が好きです。


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ホトケノザの向こうに菜の花が咲いていました

2011年03月27日 | 日記
いつも行く市民の森に大地震後はじめて行きました。
ちょうど菜の花畑が満開でした。
ここの菜の花は矮性の品種らしく、菜の花らしい明るい風情が
感じられず物足りません。

それでも近くの花桃畑の花桃が一斉に咲いたら、
ピンクの花との相乗効果で菜の花畑が映えてきますが、
花桃は咲きはじめたばかりでした。

あたりを見まわしたら、ホトケノザが群生して咲いており、
菜の花をバックに入れて撮りました。

菜の花畑の向こうの山際は萌芽更新(ほうがこうしん)のため
1年前にコナラなどの落葉広葉樹が数10本伐採されたばかりです。
林を若返らせる狙いはわかりますが、ヤマザクラなどが
なくなってさびしく思っています。

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。