ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

ツルボ(蔓穂)を探して

2014年08月31日 | 追分市民の森
一昨日、追分市民の森にツルボ(蔓穂)を探しに行きました。
田んぼの縁や土手に咲くユリ科の花です。
小さな花ですが下草が刈られた跡に咲くと目立ちます。
ツルボはツクシと同じく咲くというより出るという表現が
ふさわしいと思います。





狭い公道沿いの山の縁の雑草の中に目玉模様のある小さな
チョウが1本のツルボにとまっていました。
この薄茶色のチョウは愛用の昆虫図鑑・昆虫エクスプローラを見て
ヒメウラナミジャノメとわかりました。

目当ての田んぼの縁に咲いたツルボにハチが吸蜜していました。
チョウもハチも吸蜜中がシャッターチャンスです。
今年はツルボの開花が数日遅れているようです。

車を停めた所の手前の土手にツルボが10数株まとまって
いましたが咲きはじめでした。



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ナンバンギセルが咲きました

2014年08月30日 | 日記
庭の裏の空きスペースに植えたミョウガ(茗荷)の中に
ナンバンギセル(南蛮煙管)が咲きました。
10数年前、ミョウガの中に変わった花が咲いてるわと
花の管理人から驚きの声で知らされたことを思い出します。





それ以来、ナンバンギセルを撮るのを楽しみにしています。
この付近は蚊が多く出るのでふだんは敬遠していますが
ナンバンギセルを見るときとミョウガを収穫するときは
近づきます。

ススキ、サトウキビ、ミョウガなどの根に寄生して
そこから養分を取って生育する寄生植物です。
南蛮人が使ったパイプの煙管(キセル)に似ている
ことからこの名があります。
南蛮人とはポルトガル人といわれます。

追記:
28日にアップしたカクトラノオに蝶が花蜜を吸う
写真を追加アップしました。

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庭に咲いたタマスダレ(玉簾)

2014年08月29日 | 日記
庭にタマスダレ(玉簾)の白い花が咲いています。
真夏に咲く花が少ないので球根を増やして、白い花を
たくさん咲かせたいと数年前から願っていますが
思ったように増えません。
たくさんの花が咲き揃った方がタマスダレ本来の美しい
姿と思っています。





この花を見てハビランサスという初夏に咲いたピンクの
花を思い出しました。
同じヒガンバナ科で葉があるところに咲くか、咲いた後に
葉が出るかの違いがあります。
別名レインリリーとも呼ぶようですが、梅雨時に咲く
ハブランサスの方がレインリリーにふさわしい趣を
もっています。
玉簾の名前の由来は、白い花を玉に、細長い葉の中に
咲く状態を簾に見立てたようです。
学名はゼフィランサスですが、タマスダレの方が親しみ
やすいいい響きです。

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団地に咲いたカクトラノオ

2014年08月28日 | 日記
帷子川沿いの団地の花壇にカクトラノオのピンクの花が
咲きはじめていました。
団地の花壇は開放的であまり気を遣わないでカメラを
向けられるので重宝しています。
カクトラノオは茎の断面が四角なのでこの名があります。



別名は花穂をトラノオに見立ててハナトラノオと呼ばれます。
トラノオといえばオカトラノオ(丘虎の尾)が好きで毎年
四季の森公園に行っています。
この花をトラノオに見立てるのはいささかこじつけを感じざるを
得ません。

花の名前にはカクトラノオのようになにか特徴を見つけて
名前をつけることが多く、名前を素直に受け入れないと
花に嫌われるそうです。
2枚目にアップした画像はオカトラノオです。



追記:
8月30日、近所でたまたま出会ったカクトラノオは花盛り
でした。
ツマグロヒョウモン(オス)とナガサキアゲハが花蜜を
吸っていました。










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森の中のコミスジという蝶

2014年08月27日 | 追分市民の森
数日前に追分市民の森に行きました。
山際の水路で珍しい蝶に出合いました。
葉は虫に食われて穴だらけで花だったらカメラを向ける
気にならなかったですが、目の前の蝶が美しかったので
シャッターを押しました。
蝶はダイミョウセセリと思いましたが、白帯が3本あり
タテハチョウ科のコミスジとわかりました。
それにしても葉が穴だらけで驚きました。





森の中の遊歩道沿いに上等なヤブランが咲いていました。
ヤブランを撮るときは細長い葉を入れることにこだわります。
ユリ科ですが葉がランの葉に似ているのでヤブランと
呼ばれます。
淡紫色の花は目立たないですが、秋になって森の中で
黒く熟した果実をよく見かけます。


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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。