
秦野の名古木(ながぬき)の棚田の近くの里山を歩いたら、
アオキの実が美しく色づいていました。
山の会の先頭集団の仲間の一人が「ここにきれいなアオキが
ありますよ」と声をかけてくれました。
山の会ではカメラをもって歩くのは危険ですが、里山なので
大目にみてもらいました。
今年は真鶴でも、大野山でも、吾妻山でもアオキの実は
緑のままで色づきが弱かったです。

アオキは雌雄異株(しゆういしゅ)で雌木に実が成りますが、
雄木がそばにないと実がならず、雌雄異株を身近に観察できる
樹木です。
アオキの大きな実はまだ残っていますが、やがてヒヨドリなど
の野鳥が食べるのだろうと話題になりました。