ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

栂池自然園で見たクルマユリ・ヒオウギアヤメ・オオシラビソ

2011年07月31日 | 日記


「栂池自然園の夏」という1枚の花の案内に60数種の花が
写真入りで載っていました。
雨模様の天気だったので20数種しか観察できませんでした。

浮島湿原に咲くニッコウキスゲは今年当たり年でしたが、
木道沿いに咲くクルマユリも前回より多く咲いていました。
この夏いろいろなユリを見てきましたが、小ぶりのクルマユリの
美しさは格別でした。



浮島湿原に行く途中、ヒオウギアヤメが咲いていました。
普通のアヤメとの違いは葉がヒオウギに似ているからです。
湿原のヒオウギアヤメは雨が当たってもいきいきしていました。



ロープウェイの中でガイドからオオシラビソの紫藍色の球果
(マツボックリ)が数年ぶりにたくさんついたという話を聞きました。
広大なオオシラビソの樹林帯を見て美しいと思いました。

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栂池自然園で見たニッコウキスゲの大群落

2011年07月30日 | 日記


28日、29日長野県の白馬に行ってきました。
八方尾根をトレッキングする予定でしたが、天気が
よくなかったので、栂池(つがいけ)自然園に変更しました。
栂池自然園には標高1860メートルまでゴンドラと
ロープウェイを乗り継いで行きました。

弱い雨が降っていたので、傘を差しながらの花の撮影でした。
花の撮ることより、カメラを濡らさないことに苦心しました。



今年はニッコウキスゲの当たり年だそうで、広大な高層湿原には
黄色い花が一面に咲いていました。
夏休みで小さな子ども連れに何組も出合いました。
これだけのニッコウキスゲの群落を見るのは久しぶりでした。



ニッコウキスゲをはじめて見たのは、10数年前の日光の
霧降高原でした。
栂池自然園のニッコウキスゲの大群落を見てキスゲの魅力は、
湿原に黄色い花が一面に咲く広がりだと思いました。

ニッコウキスゲは一日花のはかない命ですが、咲いている花も、
咲き終わった花も、つぼみも一体となって湿原の黄色い輝きの
主役でした。

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百日紅(さるすべり)が咲いていました

2011年07月27日 | 日記
散歩コースに百日紅が美しく咲く民家があります。
百日紅は花が秋まで次々と咲き続けることからこの名がつきました。
昨日アップした百日草と名前の由来は共通しています。

5,6年前までは民家の隣に電機メーカーの分工場がありましたが、
工場が売却されて300戸のマンションが建ちました。
平屋建ての工場は緑が多く、周囲の環境にマッチしていました。
そんな経過があってこの百日紅を撮るとき、マンションを入れることに
違和感がありましたが、だんだん目が慣れてきました。

百日紅は「さるすべり」ですが、俳句の世界では
「ヒャクジツコウ」とも読まれます。
百日紅を詠んだ句は多いですが、ヒャクジツコウと読むのが
季語にふさわしいです。

百日紅を詠んだ加賀千代女の句があります。
散れば咲き 散れば咲きして百日紅

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ヤブガラシ(藪枯らし)と山百合が咲いていました

2011年07月26日 | 日記


市民の森の道路沿いにツツジの植え込みがあり、
そのテッペンにヤブガラシ(藪枯らし)が咲いていました。
昆虫のいないヤブガラシには興味がありませんが、
カナブンが止まっているのを見てカメラを向けました。

数年前にヤブガラシの花蜜を吸っている数匹のカナブンを
見て以来、ヤブガラシを見れば昆虫を探す習慣がついて
しまいました。

ヤブガラシは藪を枯らすほどの繁殖力があるところから
名前がつけられましたが、散歩コースは手入れが行き届いて
勢いのあるつる性植物のヤブガラシは少なくなりました。



市民の森の水路沿いに野草の宝庫があり、そこに山百合が
5,6株咲いていました。
この一帯の水路沿いの山は木を伐採してあるので、
50メートル先から山百合の白い花が見えました。
山百合はまわりの笹や雑草に支えられて大輪の花を見せ、
強い芳香を放って野の花の女王にふさわしい美しさを
見せてくれました。

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百日草畑を舞う黒いアゲハたち

2011年07月25日 | 日記


追分市民の森の百日草(ヒャクニチソウ)畑は約1000平米あり
色とりどりの花が咲き揃っていました。
休日なのに、百日草畑で出合った人はわずか2人だけでした。

百日草はメキシコ原産で、日照を好み猛暑が続いても
元気に咲く続けます。
初夏から秋まで咲き続けるので百日草の名前がつきましたが、
最近はジニアと呼ばれることが多いようです。



花が多く構図に悩みましたが、花畑の中を舞う黒いアゲハを
入れて撮ろうと思いました。
最初に撮ったのは後翅に白い紋のあるモンキアゲハです。

アゲハは一つの花の蜜を吸うのはほんの4、5秒で、
別の花に移ります。”花から花へと 花から花へと”という
演歌を思い出しました。



次に撮ったのはよく見かけるナガサキアゲハです。
これだけ花が多いとアゲハが花畑を舞っている時間が長く、
シャッターチャンスが多かったです。


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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。