ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

初秋の追分の森を訪ねて(続)

2017年09月30日 | 追分市民の森
追分の市民の森に行くようになって10数年たちます。
例年水路沿いに野草が多く見られますが、今年は
隣接する山際の下草、雑木を9月なって約1m刈った
影響で野草がかなり少なかったです。

いつもは草丈1m以上あるタイアザミが水路に傾きますが、
今年は見られませんでした。
ススキとワレモコウとゲンノショウコが残っていました。







はざかけされた田んぼのそばのあぜにカントウヨメナが
咲いていました。
追分の森から矢指の森に通じる道の付近は雑草が伸び放題で
藪状になって、カントウヨメナが2,3輪咲いていました。



この付近はカントウヨメナがよく見られる一帯だけに
残念に思いました。



針葉樹の森の中に一部コナラなどの落葉樹が生えていましたが、
7,8年前の台風で倒れてしまい、その後全部伐採されて
植生保護地帯になっています。
2,3日前に雑木などの刈り払いされて枝が放置され殺風景に
なりましたが、その中に青紫色のトリカブトだけが2株
咲いていました。
伐採オンリーと思った業者が花の咲いたトリカブトを
残してくれたのだとうれしく思いました。

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初秋の追分の森を訪ねて

2017年09月29日 | 追分市民の森
初秋の追分の森を訪ねました。
稲田が一部稲刈りされはざかけ(天日干しのこと)されて
いました。
子供のころ見た田舎の原風景で懐かしかったです。





コスモス畑のそばの畑に紫苑(シオン)が咲いていました。
紫苑をはじめて見たのは、10数年前の彼岸花の咲く
巾着田の空地でした。
紫苑という言葉の響きと青空を入れた構図が気に入りました。
散歩道の畑の紫苑は5,6年前に更地になり姿を消しましたが、
追分の森の畑の縁に草丈1・5mの紫苑を見つけてほっとしています。





追分の森の杉と檜の森の散策路はコの字型に全長約400mで
その中間にマルバフジバカマが咲いていました。
外来種で森いっぱいに繁茂することを心配しましたが、
ここ2,3年落ちついたようです。
白い花を黒いタテハチョウが吸蜜していました。
調べたらメスグロヒョウモンらしいです。
マルバフジバカマは箱根に多いことで知られています。

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庭に一本棗(ナツメ)の木

2017年09月28日 | 日記
棗(ナツメ)の木をはじめて見たのは10年ほど前で
駐車場の中に植えられていました。
人目を気にしながら茶色い実を1個摘んで食べたら
美味しいものではありませんでした。





駐車場は5、6年前に宅地化されて棗の木はなくなり
ました。
灯台下暗し、その後自宅に近いところに棗(ナツメ)の
木を見つけました。
道端に茶色に熟した実がたくさん落ちているので、
この家では食用にしていないようでした。

棗の木に興味をもったのは、日露戦争後、乃木大将と
敵将ステッセルが会見した旅順の民屋の庭に棗の木が
植えられていたことを知ったからです。
棗の木が縁で歴史上有名な水師営の会見が文部省唱歌に
なったことを知りました。

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金木犀の香りを求めて公園へ

2017年09月27日 | 日記
40数年前にいまの場所に住まいをもったときは
近所のどの家の庭にも金木犀が植えられ、彼岸過ぎると
金木犀の香りがしたものです。
ところがいつの間にか金木犀はほとんど見かけなくなりました。





金木犀の香りを求めて散歩道の公園に行きました。
公園には約20本の金木犀が植えられて風が香りを
運んできます。
香りに鈍感な私はカメラを近づけながら香りを実感しました。
アリスの全盛時代に歌われた「君のひとみは10000
ボルト」の「鳶色のひとみに誘惑のかげり
金木犀の咲く道を・・・」という詩を思い出しました。





帷子川でキバナコスモスを見た帰りに、水路に面した
赤く染まった酔芙蓉を見て美しいと思いました。

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キバナコスモスの咲く帷子川沿い

2017年09月26日 | 帷子川
久しぶりに帷子川沿いを歩きました。
川沿いを1キロ歩きましたが水鳥の姿はなかったです。
咲き揃ったキバナコスモスの中をキアゲハが飛んでいました。
チョウを撮るコツをやっとマスターしました。





アゲハなどは翅をバタバタ動かしていますが、吸蜜する
とき翅の動きを休止する一瞬を待って撮りました。





キアゲハのほかに、チャバネセセリやシジミチョウが
吸蜜していました。
キバナコスモスは8月からぼつぼつ咲きはじめますが、
9月下旬になって咲き揃いました。



帰りに電線にとまったムクドリの群れを見ました。
ムクドリはどこからか帰ってきたようです。
ざっと数えて30羽の群れでした。

追記:
今日帷子川のキバナコスモスを見に行ったら見慣れない
昆虫がいました。
ハチかなと思いましたが名前がわかりませんでした。
調べたら蛾の一種でオオスカシバとわかりました。
名前は透かし翅からきています。




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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。