ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

「今日の一句」:枇杷の花の句を探し当てるまで

2009年12月21日 | 日記
枇杷の花は11月から12月にかけて咲きますが、
目立たないので見逃していました。
4日ほど前に区内のお寺の枇杷の高木を思い出し行ってみました。
もう花の盛りは過ぎていて、花はふやけていました。
その日枇杷の花を撮りに行ったのにはわけがあります。

ラジオ深夜便の最後の4時55分頃に「誕生日の花」と「今日の一句」が
毎日放送されていますが、12月17日の誕生日の花は「枇杷(ビワ)」でした。
「今日の一句」は「たくましき葉に隠れたる枇杷の花」と覚え、
作者は芭蕉と同時代の人と記憶し、30分後に起床しました。
「枇杷の花」とうろ覚えの句で検索したら、意外にも該当する句は
ありませんでした。

どう検索してもその句がヒットしないのでキーワードを変えて、
昨日、「12月17日」「今日の一句」「枇杷の花」と検索したら、
あるブログに「たくましき葉の広がりや枇杷の花」と書いてあり
記憶違いに気がつきました。
検索でこれほど苦労したのははじめてでした。
作者は李由と出ていましたが、さしたる俳歴はありませんでした。

とんだ枇杷騒ぎをしましたが、今回はネットの広がりとキーワードの
大切さを改めて感じました。

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。