![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/14/bcda9c2d35961a33be6a039dc9c0f2bb.jpg)
リュックを背負い
庭の花を抱えてSさんがいらっしゃった。
黄色い花はいかにも夏って感じ。
どうぞ、肩の荷を下ろしてください。
家の中を気持ちのよい風が
すうっと通り抜ける。
風に乗った
神谷美恵子さんのことばが
硬くなった肩をほぐしてゆく。
_____要するに自己とか自我とかいっても、そもそも自分からこの世に生れてきたわけでもなく、いわば「存在させられたもの」にすぎない。それはちょうど、花やけものや天体とまったく同じように「存在させられている」にすぎないのだから、究極的には「存在させたもの」の前に、草木や星のように、素直に存在するほかはないと思う。____『人間を見つめて』より
素直になれたら
どんなにか 静かにいられるだろう
素直になれたら
どんなにか 楽になれるだろう
素直になれたら
どんなにか 喜びに満ちるだろう
ワタシもあなたも・・・・
「存在させたもの」の前に
置かれたところに
素直にありたい
ワタシもあなたも・・・・
鳥や山や星やこの花が
そうであるように
花を
鳥を
山を
星を
あなたは見ているかしら
顔を上げ見てほしい
そして
気づいてほしい
「素直にある」ことの
うれしさ
穏やかさを
どうか
肩の荷を下ろしてください
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/e2/50457c4f427b78932b252a174245a83f.jpg)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます