一年前に注文していたものがやっと届くというので、
その朝一番の配達を待って、出かけた。
初めに、
前橋で開催中の竹の久保一幸さんの作品を見て、
次に、
DMを見て、どうしても見ておきたかった中村利喜雄さんの作陶展へ。
大半を占めていた食器や花器には目もくれず、
『アプリコット・デイズ』と題された陶板にくぎ付け。
自分で食べた杏の種を押しつけて型をとって焼いたものだという。
残されしもの、
隠れしもの、
消えゆくものの美しさ。
唯一無二の必然性の美しさに見入った。
それは、そこかしこにあるものなのに、
見えていない、見ようとしないものが日々多々ある。
作品の意図とは違うかもしれないが、
ワタシは、そんなことを思いながら、
最後は、
榛名山麓の素敵な場所で毎年行われているグループ展へ。
知り合い作家3人の作品を見るのが目的だったが、
陶の2人の作品、良かったな~
気持ちの良い風に吹かれて、
2時間ほど木工のSさんとおしゃべりして帰途に着く。
欲しいものがたくさんあったが・・・・
ぐっとガマン。
なにしろ
もうモノを減らさなければいけない歳になっているんだから。
(と、言いながら・・・・
一つだけ買っちゃったぁ~)