草の葉

高山村にある、緑に包まれたギャラリー

どういうこと?!

2012-08-13 17:46:56 | 山の暮らし



それは突然だった。
一昨日、いつものように朝食。
いや、いつもと少し違うのは、朝食前にメグと散歩したことだったけど。
朝食後、だるいと横になった途端、
ク~ルクルと目が回り、軽い吐き気と頭痛。
そのあと下痢。
座っていることも苦痛で、
すぐに横になるのだが、ク~ルクル。
おお!4年前の悪夢がよみがえる。
今回はグルグルと激しくはないものの、
横になったり、起き上がったりするたびにク~ルクル。

「こんな時は一人は心細いんだよ」と言って、
Gさんが、お焼きを持ってきてくれたけど、
もちろん食べられる状態ではない。
このところ、
実母と同じ歳の一人暮らしのGさんのお世話をしていたこともあり、
心配してくださってるのはわかっているものの、
言葉を発するのもつらい。


なんとも言えない不調の中で、
「前日、一日中、首を傾け本を3冊も読破したからかな?」
「いやその前の日のバーベキューのウインナーが半煮だったような?」
「今日は、土曜日だしどこの病院に行けばいいんだろう?」
「かかりつけの医院はないし」
「また、漢方に通わなきゃいけないかな。でも予約取るまで待たなきゃだし」
などなどが頭を駆け巡るが、
起き上がることすら難儀なので、
「取りあえず、
今日は一日寝て、様子を見よう」と、
一日うつらうつら。

そして、
昨日の朝、
「良くなっているかなぁ?」と起き上がってみると、
ク~ルク~ルクル。
「あっ、ダメだ」
歩こうとすると体が左に傾いて、雲の上を歩いているような浮遊感も。
そして吐き気、頭痛に代って、動悸、息切れ、手先のしびれ。
「こりゃ、大変だ!」
横になるしかない。
「もう救急車は嫌だし、もうA病院もB病院にも入院したくないヨ!」
「盆休みで医療機関も明日から休みのところが多いだろうし」
と、ふと、
もしかして熱中症かな?という思いがよぎった。
慌てて塩水をちょこちょこ飲む。
そうこうしているうちに、
昼ころからトイレに起きてもめまいがしなくなったようなので、
脱力感、食欲不振を取り去る点滴でもしてもらおうと、
思い切って、夕方、休日診療機関に。
なにしろ中之条まで飛ばしても30分はかかる。
恐る恐るの運転で45分かかって。
症状を聴いた医師は、
熱中症のような症状だけど、前の日に暑いところにいましたか?」
「いえ、ずっと家の中にいました」
「まだ少し、めまいもあるようなので」と、点滴と飲み薬がでて、
「明日、病院で検査してもらってください」と。

やっぱり熱中症の初期だったのか。
家の中にいたといっても、
昨日の医師は
まさか、エアコンのない締め切った屋内にじっとしていたとは思わなかっただろう。
標高700mのココとはいえ、これまでの夏とは違う。
今夏は、極力窓を開けないようにしているので、室温は28度~30℃。
しかもココのこと、湿度は80%近くにも。
扇風機はのらりくらり回しているものの、一日中密閉された場所にいたわけだし。

そういえば、
夜間、1度、いや時には2度もトイレに起きるワタシが、
このところ全く起きない日が続いていたワ。
普段から、あまり水分を摂れないワタシは要注意だったのだ。

そうして、
「そうだそうだ。ミニ熱中症だぁ」
とばかりに
今日、沼田の病院へ。


ところが・・・・
医師は、良性発作性頭位めまいではないかと診断をつけ、
2時間かけて、まためまい治療の点滴。
そしたら、
かえって頭がふらふら。気分が悪くなった。
その上
な、なんとヤブヘビ~

「歳からしても、血圧の対処をしなきゃ」
「血管が切れて、短命になりますよ」
と、今日の医師、
最初からイヤに160という血圧の高さにこだわっていたと思ったら、
心電図を撮った上、
「どうも、虚血性心疾患のケがありますよ」
「もう今日からに血圧の薬を飲んでください」
「ワタシ、その心構えがなかったので」とか
「今まで、飲むように言われたことがなかったので」とか
「薬はなるべく飲みたくないので」とか
「健康診断とかではもっと低いですから」とか
いろいろ言い訳をならべたが、
血圧手帳なるものを渡され、
「血圧の治療を始めます」って有無を言わせずに。
帰り際には147に下がっていたのにぃ。


めまいも他の症状もほとんど回復していて、
まあ熱中症の診断をつけてもらおうと、
初めて行った病院。
で、なんと、とんでもない?ことになった。




                   これから、
                   毎日血圧を測り、
                   死ぬまで薬を飲み続けることになろうとは。