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草の葉

高山村にある、緑に包まれたギャラリー

一緒にいかが・・・・

2010-07-17 08:19:52 | ぎゃらりー「草の葉」
字が下手で、絵が苦手で。
「それでもいいのよ」って。

今回、絵手紙初体験。

数年前から、やってみたいなと思っていて、
なかなか機会がなくって。

なんだか、ワクワク。

でも、
先生を、ひとり占めでは、もったいなくって。

ワイワイ楽しく、ご一緒にいかがですか?



    日時:  7月17日(土曜)午後1時~
    持ち物: 画材の用意は、先生が一応してはくださいますが、
         自分で、書いてみたいと思うハガキやら障子紙やら、
         墨でも、絵の具でも、クレヨンでもございましたら、
         お持ちください。




           ぎゃらりー「草の葉」
              0279-76-7003
    

ほんものの贅沢

2010-07-07 21:54:00 | ぎゃらりー「草の葉」
『贅沢というのは高価なものを持っていることではなくて、
贅沢な精神を持っていることである』
ほんものの贅沢、森茉莉の言葉が思い浮かぶ。



    ::::



今日は、12名のお客さまを迎えて、
待ちに待った微笑庵さんの和菓子作り教室。


ちょっと予定外やアクシデントありの、
楽しいイベントであった。

まず、水羊羹。
人肌に冷ましてから、再度冷やすのだが、
ウチの湧水につけておいたら、
あらあら、ちょっと冷やしすぎに。
そのあと、
葛餅は手違いから、固まらず、急きょ変更。
お客様が菊の花束をプレゼントくださったこともあり、
菊の練り切りに。
途中のお茶の時間には、
パリパリ最中の皮に、自分で餡子をつめて食べる楽しみも。

贅沢な時間。



     ::::



目や手で楽しみ、食しての喜びはもちろんのこと、
2時間余り、手を動かしながら語られた、
宮澤さんの話は、心を動かす。
彼の和菓子に対する心持ち、情熱が、
多くの奇しき縁を得て、
美しさを増していく。

素材に対するこだわりは、
一級品の小豆や葛を使うということはもちろんのこと、
水羊羹を竹筒にいれるということにも。
竹の葉っぱの香りがひろがり、
忘れてた遠い夏が蘇る。
ひょろと竹筒から出てくる淡い薄紫の美しさ、
のど越しの良さ。
それは、
自然のものが持つ美しさ、うまさ。


上質な素材と、修練を積んだ手の技、
そして、
作り手の感性から生まれる美しさは極上もの。




     ::::



ワタシは、
3年前、美しいモノたち、
美しい人たちとの出会いを楽しみに、
ココで、「草の葉」を始めた。

   今日、
   また、一つ、
   五感総動員のカンゲキ。。




和菓子作り教室のご案内

2010-07-07 05:41:41 | ぎゃらりー「草の葉」
    @イベント当日まで、この記事をトップにさせていただいております。



うれっしいお知らせです。

緑が一段と濃くなる来月、
高崎の微笑庵さんを講師に招いて、
夏の和菓子を作ります。

音楽もアートもクラフトも大好きなワタシですが____
この企画、
甘いもの好きのワタシにはたまりません。
と、いっても、
料理の苦手なワタシは、
たぶん、見てるだけ、食べるだけとなるでしょうが・・・・



     日時  7月7日(水)13:00~15:00
     会費  2000円(材料費込) 10席限定
          水羊羹と七夕の吉野葛の予定
     持ち物は特にありませんが、エプロン、手拭きくらい。
    
     

    尚、先着10名ですので、
    今回は、ブログのみでのお知らせになります。


     *満席となりましたので、締め切らせていただきました。





        ::::




先日、道具持参でいらした微笑庵さん、
「草の葉」で、
ちょちょいのちょいと、
作ってくださったわらび餅。
その手際の良さは当たり前のことですが、
出来立てのわらび餅のおいしかったこと。
本ワラビ粉ののど越しの良さと、うっすら草色の透明さ。
厳選された小豆餡子の上品な味と、淡く紫がかった奥深さ。


素材の美しさに、
そして、
手仕事の美しさに感激。



    七夕の日に、
    美の世界を堪能あれ。。



入荷のお知らせ

2010-06-11 14:16:46 | ぎゃらりー「草の葉」
岡本さんの藤の作品も、
久しぶりに届きました。

いつもの藤で編む籠類も素敵ですが、
今回は、アクセサリーです。


ペンダント、イヤリング、バレッタ、ブローチ、ブレスレット、ストラップ・・・・
深緑と黒、それに茶を基調に、
シックでモダンに仕上がっています。

見た目の涼やかさで、
これからの季節にはもちろんのことですが、
秋冬にも、
おしゃれではないかと感じました。


どうぞ、ご高覧下さい。




     今日のワタシは、
     真っ白のブラウスに
     墨黒の中に、深い緑と茶が覗く、
     六つの花の塊のようなブリーチを胸元に。。

入荷のお知らせ

2010-06-08 05:30:42 | ぎゃらりー「草の葉」
久しぶりに、
そして、
やっと、
森下さんの器が入荷しました。



小笠原父島に移住されて一年。
ようやく、
窯のコントロールができるようになったそうです。
今回入荷の分は、
小笠原に持って行ったという、
以前の土で作っていただきました。
この土は、もうなくなり、この作品が最後となります。
窯の違いで、
粉引のほうは、以前より明るめに出来上がりました。
これまでの彼の作品を知る方にとっては、
貴重で、数も少なめですので、
どうぞお早めに。

今後は、地元の土での新しい作品です。
小笠原の風土と、
彼のおおらかさのを加味して、
どんなものが生み出されるでしょう。
それは、それで、
また楽しみでもあります。



     ::::



尚、
6月にご来店の方に、
ちょっとした器をプレゼントさせていただいております。

ぎゃらりー「草の葉」、この5月で3周年です。
3年は、3年はと思ってやってきて、
一つの区切りです。

自分の好きな音楽やアート、クラフトに囲まれ、
穏やかな空間と時間の中で、
淡々と生きていけたら____
という思いで、ココに移り住み始めましたが・・・・

夢のようにはいきません。
でも、
夢を捨てるわけにはいきません。
それが、ワタシの生き方ですから。


これからのことは、思案、模索中です。
が、
とりあえずは、
7月に、うれっしいイベントが入っています。
後日お知らせいたします。



閑雅なコンサート

2010-06-07 04:45:14 | ぎゃらりー「草の葉」
「いいコンサートだった」
昨日は、
みなさんが口々におっしゃる
いいコンサートだった。



     ::::



留学なさっていたドイツの話や、
ゲーテの詩の朗読を織り交ぜながら、
きれいなドイツ語で歌われた、天田さんの「すみれ」や「野ばら」。
高校のとき、声楽科志望でちょっとだけドイツ歌曲をやり、
入学した文学部の大学で、ちょっとだけドイツ語をやったワタシは、
ちょっとだけ思い出し、懐かしかった。
それに続く日本歌曲は、
その表現豊かな歌唱力に、
もう、みなさん、
頬を緩ませたり、思わず目頭を抑えたり・・・・

休憩は屋外で。
コーヒーを飲みながら、
緑の清新な空気を、
体中に取り込んで。

「ブラームスはお好き?」
「はい、大好きです」
後半の初めは、
志村さんのピアノで、ブラームス。
いいなぁ。
閑雅な食欲を満たして、
うっとり。。
終盤は、
山村暮鳥や立原道造、萩原朔太郎の詩を元に作曲された、
志村さんのいくつかの歌曲を、
天田さんが歌われた。

詩の解釈は難しく、
また、それぞれの取り方もあろうが、
志村さんの深く詠み込まれた楽曲に、
天田さんの、詩情想い膨らませての作品であった。

そして、
最後の最後は、
志村さんが「草の葉」の印象と重ね合わせて下った、
萩原朔太郎の『閑雅な食慾』。




     松林の中を歩いて
     明るい気分のかふぇをみた。
     遠く市街を離れたところで
     だれも訪づれてくるひとさへなく
     林間の かくされた 追憶の夢の中のかふぇである。
     をとめは戀戀の羞をふくんで
     あけぼののやうに爽快な 別製の皿を運んでくる仕組
     私はゆったりとふぉーくを取って
     おむれつ ふらいの類を喰べた。
     空には白い雲が浮んで
     たいそう閑雅な食慾である。

       



       ::::




当初、30席の予定が、
50席に。
この小さなギャラりーは、どうなる事かと案じたが、


白い雲が浮かんだこの日、
山や空、鳥や人、
そして、夢が加勢して、
草の葉で、
閑雅なコンサートが行われた。。

ぎゃらりー「草の葉」 コンサートのお知らせ

2010-06-06 06:44:58 | ぎゃらりー「草の葉」
初夏の「草の葉」で、
歌とピアノのコンサートを開催いたします。

ピアニストの志村陽一さんは、昨晩秋以来、2度目となります。
前回は、バッハのパルティータをはじめとして、舞踏曲が主でしたが、
今回は、どんな曲を用意してくださっているのでしょう。
芸大卒業後、ドイツ留学の経歴のあるメゾソプラノの天田美佐子さんは、
日本歌曲を得意とされています。
「草の葉」をとても気に入ってくださっているご様子。
この景色と響きあう音楽が楽しみです。


   日時   6月6日(日)15時開演
   入場料  1500円(コーヒー付き)限定30席



     満席になりました。


    ぎゃらりー「草の葉」
     ℡0279-76-7003




入荷のお知らせ

2010-05-18 05:49:34 | ぎゃらりー「草の葉」
どうぐやさんの蚊帳の布が入荷しています。



昭和30年代の東北や近江の蚊帳を、
脱色したり、藍や刈安、柿渋でで染めたり・・・・
一つとして同じもののない、涼しげなこの布で、
コースターやタペストリーを手作りされる方が多く、
入荷すると、すぐに売り切れてしまいます。

数が少ないので、
ご興味のある方はお早めに。。

ぎゃらりー「草の葉」 臨時休業のお知らせ

2010-05-10 17:39:42 | ぎゃらりー「草の葉」
何十、何百という種類のみどりに、
日々、湧き上がるみどりに、
人の手では決して作り出すことのできないみどりに、
思わず、ため息。

今が、一番美しい季節なのかもしれません。



      ::::



   都合により
   12日(水曜日)、ギャラりー「草の葉」は、
   お休みさせていただきます。
   




入荷のお知らせ

2010-04-05 11:10:48 | ぎゃらりー「草の葉」
つばきの花が
ぢべたへおちてる、
あんまり
おほきい木ではないが
だいぶ まだ 紅いものがのこってる
じつにいい木だ
こんな木はすきだ

    ____八木重吉「椿」____



椿の木が好きだ。
その中でもお気に入りはヤブツバキ。
一昨年、赤と白を植えた。
小さい木ながらも、
昨年は、確かいくつか花をつけていた。
そのあと、庭の工事のとき、見える場所に移してもらった。
今、目の前にある椿の木は、
葉っぱが褐色に枯れている。
もう、だめだろうか。




     ::::




おおらかさが素敵な
石橋紀子さんの
登り窯の作品が届いております。

石橋さんも、
椿がお好きなのでしょう。。きっと。

ねっ。

2010-01-08 16:19:02 | ぎゃらりー「草の葉」
      睦月たち春の来らば斯くしこそ
         梅を招きつつ楽しき終へめ
             ___万葉集___




確かに雪が多い。
今朝も起きてみると、すでに10cmほど積もっていて・・・・
どうも、気象庁は当初の暖冬との予報を修正するらしい。
でも、
しかしなのだ。
なぜか、
光が明るく感じられるから不思議。
春待つ心がそう思わせるのか。

今日も、しばらくすると、
真っ青な空から光が飛び出すと、
あっという間に雪は解けてしまった。

昨夜、悲しい夢を見て、
朝から気分がイマイチだったけど、
エルガーのチェロコンチェルトと共にやってきた、
この光が遠くへ持っていったよ。

これから大寒やらで、
まだまだ寒い日、雪の日は続くのだか、
こんな日があると・・・・ねっ。

年が明けると、
なんだか・・・・ねっ。




恒例の男衆、女衆の新年会も無事終わり、
新しい年のぎゃらりー「草の葉」は、
今日から始まり。