世界同時株安
ニューヨーク市場ではダウ工業株30種平均が前日比1175ドル安と過去最大の下げ幅、
日経平均株価も前日比1071円安となった。
世界経済は好調だ
IMFは今年の世界の成長率見通しは0.2ポイント引き上げ3.9%とし
日米欧、中国もそろって上方修正になった。
各国の経済や企業業績が好調ななかでの株安のきっかけは
米雇用統計での賃金上昇
株価上昇のスピードには警戒感もあり、割高感を指摘する声も
株価下落が急激で長期化すれば、
消費者や企業経営者の心理を冷やし、それ自体が経済に悪影響を及ぼしかねない。
各国の政策当局者は、国内の経済政策を再点検すると同時に、
世界経済安定のための政策協調を緊密にすべきだ。
特に自国優先の保護貿易主義が高まったり、
通貨政策をめぐるあつれきが生じたりすることは避けるべきだ。
米国に続いて緩和縮小に動く欧州中央銀行(ECB)、
緩和を継続する日本銀行。
日本銀行は低金利を続けられるのか。
年金金利 (株価13000円ライン?) や国債金利の上昇は、
赤字国債にひどい影響を及ぼすのではないか。