九里陸上部 指導者日記

九里学園陸上競技部の指導者によるブログです。
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九里陸上40年間の歩み(其の一)

2016年11月28日 09時48分22秒 | その他(投稿者・コーチ)
九里学園(旧米沢女子高)の陸上競技部を指導して40数年が過ぎました。最初の20数年間は妻である監督の手伝い程度、勤務地も違うので練習スケジュールを渡したり、土曜・日曜や夏・冬・春・の長期休み(合宿)くらいしか指導出来ませんでした。その間、陸上競技経験の無い女子監督として1人で毎日の指導をしていた日々は大変な苦労だったと思います。私も退職してからこの10数年間は思い切り指導できるようになりました。今年は40年間連続インターハイ出場を果たし、東北地方では例の無い快挙を成し遂げました。インターハイ出場を5年間連続させる事でさえ至難の業、優秀選手の入学する体育科のある学校が出来る位です。普通高校であれば5年に1・2度インターハイに行くだけでも立派です。特に公立高校の指導者は、いつ転勤になるか本人さえ分からない状況ですので尚更です。(私立高校だからで来たのかも知れません)毎日指導できるようになり、この10年間は男女のインターハイ出場が毎年複数種目になりました。最近は全国で入賞させるのが当たり前の様になりつつあるのは、原田Tが九里陸上指導者の後継者として赴任してきたのも大きな要素でした。研究熱心で九里陸上の理念を習得しながら、今では3月に行われる全国ジュニア合宿の指導者にもなりました。九里陸上の平日の練習は朝練習(40分)はありますが、16時のアップ開始からダウン終了まで2時間。(土日は長くて3時間)夕方18時には帰宅させます。長時間の練習だけが強化できる全てではありません。秘訣は集中力+αです。「ビリ哲学」がなければ素人集団を全国大会に導く事は不可能でした。高校3年間は実に短い期間です。1・2年間はどうでも、3年目で勝負する事を頭に置いて今後も取り組んで行きたいと思います。【部員の皆さんテスト勉強頑張れ】
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