もうすぐ、アメリカの大統領選挙ですね。
CNNでは、連日、このネタばかりです。
日本も、もうすぐ選挙だとは思いますが・・・
さて、アメリカの大統領は、アメリカのリーダーではなく、世界のリーダーにならなければいけない時です。
地球温暖化の現象を考えると、地球は最大の公共財であり、資本主義の神の見えざる手では、どうにも調整不可能なことが、誰の目にも明らかになりました。
地球という公共財を最適分配するためには、地球規模での大きな政府が必要になります。
そのためのリーダーシップが今ほど必要な時はありません。
ブッシュ大統領は、残念ながら自国の利益を優先させてきました。
しかしながら、毎年、威力を増すハリケーンや、乾燥による山火事の増加を考えるとき、地球温暖化対策の必要性を米国も真剣に考えざるを得ないでしょう。
インドや中国の経済優先の発想法を転換させ、地球という公共財を守れるリーダーシップを次の米国大統領に期待せざるをえません。
投資銀行による錬金術のビジネスモデルの破たんは、物質文明から精神文明への転換期を意味しているのではないでしょうか。
物質優先の時代は、20世紀の価値観であり、21世紀は、精神優先の時代になることでしょう。
価値観の転換期には、異常なことがたくさんおきます。
時代は過渡期なのです。