久野康成公認会計士事務所/株式会社東京コンサルティングファーム(TCF)の 【国際化支援ブログ】

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生業から企業へ

2005年07月03日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)
生業の人間は、絶対にどこかで売上の成長がストップする。

これでもういいや、そんなにがんばらなくてもとついつい思ってしまう。

経営者は、少し成功すれば、食うことには困らない。だからなおさら危険なのだ。

何のために自分が事業を行っているのか?ベンチャースピリットとは何か?

考え続けなければならない。そして、社会に価値を与え続けることこそ、全てなのである。

小さい人間にならないように日日精進。

折口雅博の50の逆説

2005年07月03日 | 最新ビジネス書評
折口雅博の50の逆説 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492970169/qid%3D1120371741/249-7622275-2177148 まさに、天才経営者!!私は、折口さんが株式公開する前の1999年初頭に講演を聴いた。JCの集まりで、たった20-30人の前で熱く語ってくれた。 『結果には、原因がある。良い結果を出したければ、良い原因にすればよい。』『ボーリングの一番ピンを倒さない限り、ストライク(成功)はない、』など、心に響いた。 自分とそれほど年が変わらないのに、ここまで優れた経営者に出会えたことに感激した。 今回この本を読んで、さらに彼が非常に優れた戦略家であると分かった。 ジュリアナの招待券は、日時指定された、コンサートチケット見たいな物だった。。。すごい、通常は、7月末まで有効とか書くのにね。 今回関心したのは、次の2点です。 ①サラリーマンは、リスクが大きい・・・起業がリスクが大きいというが全く逆。サラリーマンは自分の実力以外で人生が決まってしまう。その通り!!起業にリスクがあると思うのは、力のない人だけである。 ②年商10億の壁・・・生業の人は超えられない。久野ジムも今期5億程度の売上。少なくとも20億を目標にしなくては、10億ですら超えられなくなる。事業の拡大こそ、最大の社会貢献なのである。それが自分の使命である。 折口会長は、平易に経営の本質を示してくれています。迷いがないところが実にすばらしい。

非常識な経営(バイトは相手の都合で採用すべし。)

2005年07月03日 | ビジネスの感性
非常識な経営とは、経営では常識。

常識人の持つ常識は、経営者にとっては非常識。

常識とは、一般的な人の感性であり、経営者にとっては常識ではない。
(この当たり前のことを常識人に納得させることが経営者の務めである。)



かつて、アルバイトを採用するときに、私が総務の女性に『相手の都合で採用する』といったらめちゃめちゃ怒られた。
『採用とは、こちらの都合でするもの!どうして相手の都合で採用しなければならないの???』

こんなこといわれたら二の句が告げない。。毎度のことであるが感性が・・・

もし仮に、バイトをこちらの都合で採用すれば・・・
『思っていた仕事と異なりました。最初に言われたことと違います。。。』などといってすぐに辞めるのが落ち。。

つまり、バイトを採用するためには、最大限、相手が何をしたいのかを聞き入れて、その上で、こちらの条件に合うか否かを判断すればよいのである。

これをしないで、こちらの都合だけでバイトを採用すれば、すぐにやめるだけ。いつも採用し続けなければならなくなってしまう。

普通の人の常識こそ、非常識なのである。




もっといえば、コンサルとは、非常識を提案し続けることなんでしょう。きっと。。。