違法な脱税指南などを要求する顧客は、どんなに報酬を払われようとも取引をしてはならない。
一部の誤った顧客に対しては、常に契約解除する勇気を持たなくてはならない。
Have the courage to let customers go.
Customers who demand illegal evasion tutorials etc. should not trade no matter how much compensation they paid.
For some errant customers, you must always have the courage to cancel the contract.
社長から現在の顧問の話をきくと
ほぼ同じようなことを聞きます。
顧問としても
社長と共に事務所が発展してきたというところも
多いと思います。
家族同然と言えばいいのでしょうか。
しかし、同じ時を過ごしても
思いが同じとは限りません。
思いが違いすぎて
どこかで見切りをつける時がくることもあると思います。
それが、粉飾であるのか、脱税であるのか
きっかけは色々とあると思います。
大切なのは
その時どう判断するのかです。
一社だけに肩入れしていれば
いつかは身を亡ぼすことは事例を見れば明らかです。
心を鬼にして
断腸の思いで決断できるのか。
その意思決定によって未来は変わってきます。
顧客のために働く。
その顧客を誰と、どこまでを顧客と定義するのか。
顧客のために、というのは「顧客の言う事を(ただ)聞く」
ということではない。
顧客にとって本当に良いこと、自社の理念に基づいて
価値を提供していくこと。
しかし、顧客がその理念に反する要求をした場合に、
それを受け入れた時点で、”会社経営”ではなく
ただの”金稼ぎ”になってしまう。
人間、失敗や過ちを犯しても生きている限りは
取り返せる可能性があるが、会社組織は人工的な
擬人体であり、たった1つの出来事で大きさに関わらず
消滅してしまうこともある。
特に、脱税などはその会社、当事者とその関係者だけが
利して、社会は利さない反社会的な行為。
三方よし、という言葉のうち、”世間”が当時に比べ
複雑化してはいるが、だからこそ自分たちで考え、定義を
して企業の役割を実行していかなければいけない。
正しい考え方を学ぶことに終わりはありません。自身の考え方を磨き続けることが重要です。
我々ニュースで入ってくるのは他人事ではなく、我々の仕事はこういった大きな責任を持つと強く自覚と自戒が必要だ。襟を正して
絶えず在り方を自問自答していかなければ、短期的な利益を求めがちになってしまいます。
会社という組織体も個人の集合体であることを考えれば、自分自身どうあるかが会社に直結します。
自分に誇れる生き方を心がけていきます。
信頼を失うことは一生分の損失となります。
しかし、状況は常に冷静に判断しなければなりません。顧客が法に触れるような事を強要してきた場合は、顧客を指導しなければいけません。もしそれでも顧客が変わらない、その行為を強要してくるといった場合には、顧客を切るという事をしなければなりません。そうしなければ、1社の顧客の為に、多くの他社、従業員そして自社自身が被害を被る事になりかねません。顧客を切る事は勇気が要りますが、最後の選択肢として、常に考えておかなければなりません。
社会に貢献するために仕事をしています。
お客様からの要望が倫理的によくない場合、ドクトリンや理念に沿った対応をするべきです。
相手がもとめるのであれば、他の方法がないか考えるようにしたい。
ほんとにないのであればきればいい。
思いがあるから、その理念志に反することは、どれだけ長くお付き合いにある顧客でも、聞いてはならず、切り捨てていかねばならないのだと思います。