マネジメントとは、決められた目標を効率的に達成するための方策です。
これに対して、リーダーシップは、目標設定そのものを意味します。
マネジメントで解決不可能な問題は、そもそも目標設定が誤っている可能性があります。
解決できない理由は、マネジメントの問題ではなく、リーダーシップの問題かもしれません。
If a problem cannot be decided by management, it is a problem of leadership.
Management is a strategy to efficiently achieve a given goal.
On the other hand, leadership means the target setting itself.
For problems that can not be solved by management, there is a possibility that the target setting is incorrect in the first place.
The reason why it can not be solved is not a problem of management but it may be a problem of leadership.
どのようにすれば上手くいくのか、成長できるのかなどを
実現するための手段だと考えています。
上記を前提に考えると、
うまくいかない場合や成長できない場合に
マネジメントばかり疑っていては答えは見つからないと感じます。
いくら完璧な手法を使ったとしても
それを成し遂げるのは組織であり人になります。
人には意識があり、その意識に訴えかけるものがなければ
行動には結び付きません。
意識を変えるためには
訴えかける人の信念や哲学が必要です。
いかに本気度を見せることができるか。
管理者もまた試されているのかもしれません。
リーダーシップが強くても仕組みが弱ければ、社員は一貫性がないと思うでしょう。仕組みが、ちきんとしていても、みなが同じ方向を向いていないと、社員はつまらなく感じてしまうかもしれません。
両輪をチキンと示すことが大事です。
コンサルティングで考えると、いくら理論上良い提案だとしても、組織を動かせなければ問題は解決しません。
やはり人間力の向上がカギになるのだと思わされました。
一方、リーダーシップ能力の高い人に多いのが、人を魅了し巻き込んでいくことは得意ですが、仕事を任せっぱなしにしてしまうパターンです。
これを両立できる人が組織のトップに立つと、その組織は大きく発展していけるのだと思います。
リーダーシップとマネジメントの関係はゴールと手段の関係が似っています。
その次にマネジメントによる管理を行います。
つまりは、この両者がないと目標達成はしません。
マネジメントはあくまで目標設定に沿ってのことなので、達成度合いが低くなるということはそもそも設定に問題があると認識すべきでしょう。
いずれも状況に応じて使い分ける必要があるかと感じます。
言動を一致させることにより
正統性を日々コツコツと高めて、
本質的な一言で人を導ける人になる。
その時に、何よりも温かい思いを肚に持っていたい。
自身がマネジメント能力、リーダーシップ能力を発揮し、目標を達成した経験が無い状態で言っても、その言葉の説得力は弱いです。
自身がマネジメント能力、リーダーシップ能力を
発揮するための行動を起こし、目標を達成すること。そのために主体性、積極性を発揮すること。
それこそが重要なのだと考えています。
仕組みを動かすのは人。人がいなければ仕組みも意味がない。
しかし、人がいても仕組みが無いと効率、再現が上手くいかない。
たいていの組織の問題は、そもそも仕組み自体が無いこと
又は上手く回っていないことであり、仕組み自体が複雑怪奇
なものでない限り、原因の多くは人の意識である。
全ての物事が理屈で片付くわけではない。
考えて考え抜いた末の方法が全て正しいとも限らない。
手法を疑うと同時に、自分自身の問題も考えなければいけない。
自分自身の知識、技術、経験・・・その根本の源泉は
自分の思考。
勉強をするのも、一つの事に対して努力をするのも
根っこは目標達成に対する自身の主体性の問題として
考えなければ解決はしていかないと思う。