企業や上司は、とかく、経験者を求める傾向があります。
それは、初めてを理由に言い訳する部下を沢山見て来たからです。
『初めてなので、上手くやれるか自信がありませんが、、、』
人間には、自己防衛本能があるので、まず、最初に自分自身をプロテクトしたくなるものです。
有能な上司は、
『君なら大丈夫! 必ず、できるから、、、』
と言って、自信のない部下の動機付けをします。
普通の上司は、
こんなことで、言い訳している部下は、使えない。
経験者を使いたいと思います。
初めての仕事は、部下にとっては、ビックチャンス!
今までにない経験ができ、自分の仕事が広がるチャンスです。
言い訳によって、チャンスを逃すのはもったいないです。
これは、ビジネスと同じで、
リスクにフォーカスするか、ベネフィットにフォーカスするか?
脅威と見るか機械と見るか?
の違いです。
そもそも、上司は、部下ができないであろう仕事を割り当てることはありません。
経験など関係ありません。
有能な部下になり、初めての仕事をチャンスと思い、果敢に攻めてください。
部下の失敗は、上司の責任が原則なので、恐れず、チャンスをものにしてください。
上手くやれるかに常に集中し、失敗を極端に恐れる部下に育ってしまう。挑戦の結果としての失敗は評価すべきであり、そして次に失敗しないよう部下の成長を促すことができる上司でありたい。
つまり、無理かもしれないという仕事がアサインされないのは、所詮そこまでの評価なのだと考える必要がある。
選ばれるには必ず理由がある。理由がわかるのは得てして後からになるので、まずは成長出来るチャンスだと捉え、前向きにチャレンジをしなくてはならない。
出来ませんという発言が出てくる人は、そもそもやる気が120%でない証拠なので、2度とその仕事はやってこない。
報連相さえしっかりしていれば、上司は必ず手を差し伸べる。本当にうまくいかないのは、報連相が足りないからだと考え、最悪アサインした上司が悪いのだと、ある意味開き直って、どうすれば解決できるか、達成できるかという思考法を持った人だけが成長出来る人なのである。
勝負に負けるつもりで挑むようなものです。
任せてもらえるということは、
出来ると見込まれている。
だから必ずやり遂げてやる!とエネルギーに変えて取り組むようにしてから
ネガティヴな重荷は無くなりました。
学習で一番大切なのって出だしだと思います。
はじめての分野に興味が持てるか持てないかというのはほぼ第一印象で決まってしまう。あるいは決めてしまう。しかし、苦手だなーと思って違うところに行っても結局そこにも入門があるんですね。つまり、この門の先にきっと素晴らしい未来が待っているはずだと覚悟を決めて、門をくぐらないといけないんですね。
門は確かに一つではなく、世の中にたくさんあります。そのうちのどこでもいいから一つにくぐることこそが、プロフェッショナルへの第一歩だと感じました。
と思ったことがある。
管理者になって2年目くらいのことである。
つまり経験のある仕事は全て部下に任せ、自分は教える立場に特化することが必要だと思った。自分にとっては初めての仕事でなくても部下にとっては初めての仕事になる。sれが達成できれば全体の成長になると思うからである。
会長も管理者であるため、このように考えたことが必ずあると思う。
初めての仕事に積極的に取り組めない人には仕事は回ってこないが、同時に組織の成長を鈍化させることにつながる。全体にとってのマイナスを排除し、最も効果的に成長したいと思われたのではないか、と考えます。
でも、全く初めての仕事にも出会ったことはありません。
コンサルタントとしての重要な資質に、同一性を見出す能力というのが私はあると思います。コンサルをしていればお客様の状態は様々ですし、ニーズも様々です。
しかし、やるべきことの本質は、お客様の声にならない声に耳を傾け、それに対してできる限りの力を尽くして向き合うことだと私は思います。
私は中途入社ですが、前の仕事も同じでした。仕事の本質は同じだと思います。
初めてだからという言い訳は、自分に同一性を見出す能力がないと自ら認めてしまうことだと私は思います。
知識を積んだら!?でも、その時にチャンスがあるとは限りません。目の前にチャンスがあるならその場で掴むことが確実と感じます。
周りから巡ってくるチャンスは、そうはありません。
自分で掴むにしても早い者勝ちなので、疑心暗鬼になっていたら、やはり掴むことはできません。
まずは掴む。まずは「やります」と言って掴んでしまう。そうすると足りない知識等補うことに必死になれ、自ずと成長速度が速くなるのでしょう。
「やります」
勇気ある第一歩(第一声)が何よりも大事です!
挑戦するとは、自分の能力を知ることであり実務との差を認識することでもある。初めての業務に挑まなければ、それらを知ることは永遠にない。
仕事の結果に対して、初めてを引き合いに出す人はプロとしての意識がないと思う。初めてだったとしても、今ある力をフルに活用すること。それで出た結果が散々だったとしても、自分を鍛え上げるきっかけが出来たと思えればいい。
つまり、初めての仕事で目に見える結果が出なくとも「結果を出そうとする姿勢」が重要であり、プロへの一歩なのだ。新卒だからこそ発揮できる愚直さと吸収力で、初めての仕事に邁進していきたい。