自分の問題は自分自身で対処できるが、他人の問題を自分で直接変えることは不可能です。
問題を他人の問題にすれば、愚痴だけが出ます。
自分の問題と考えれば、解決可能な問題になります。
全ての悩み、不平不満は、問題の本質を相手の問題と考えるところから始まります。
これを全て、自分の問題と考えることによって、悩みは解決するのです。
Do not see it as another's problem; make that problem your own.
You can deal with your own problem, but it is impossible to directly change others' problems yourself.
If you think the cause of the problem comes from others, only complaints will come out.
If you consider it as your problem, it becomes a problem that can be solved.
All troubles, complaints start with thinking the essence of the problem as the partner's problem.
Thinking of all this as your own problem solves your troubles.
すべては自分の責任と考えれば、どのように自分が行動していけばこの状況を改善できるかという前向き思考となります。それは自己の成長も促し、良い循環を導きます。
問題が生じた時に、その問題を他人の責任として自分から離そうとしたとき、その人はその問題に縛られる。
反対に、問題が生じたときに、その問題を他人から引き揚げ、自分の問題としたとき、その人はその問題から解放される。
これは深い所で体験した人にしかわからないことで、わからない人には非常に複雑な事象であり、わかる人には究極にシンプルな事象となる。
本質がわかる人には10のうち1話せば伝わりますが、わからない人には100話しても伝わることはありません。
ただ、本質的には解決されることはないでしょう。
自分の問題ととらえたときに、はじめて前にすすめる。
その見える線が長くなると会社の輪郭が分かるようになり、管理職の立場、プロフェッショナルの思考に近づくんだと思います。
状況を変えたければ、自分自身が変わっていくしかない。うまくいかないのは相手が悪いのではなく、自分の受け止め方が悪いのだと思います。
自分が、相手にとって心地よい空間、居場所を作り出してあげる努力が足りていないのです。
7つの習慣を読んだとき、「愛とは、感情ではなく、行動である。」と書かれていた箇所に、私はひどく感銘を受けたことを覚えています。
よい人間関係を築くためには、モノでもなく言葉でもなく、「行動」で示していくことが一番です。
「行動」さえあれば何度でも、「愛情」を取り戻していくことができるからです。
例えば、相手が約束を守らなければ、それは相手の責任です。しかし、守らせるのは自分の責任です。
リマインドを行う、やり方をしつこく確認する、など、どの様にすれば、相手が約束を守る事ができるのかを考えなければいけません。
自戒を込めて、使い方を間違えないようにしたいと思います。