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『心』が全てを決める

2005年12月28日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)
『心』と『技』と『体』、つまり、心技体の中で、心がなぜもっとも重要視されるのか?


『心』の本質とは何か?

心のあり方は、目的そのものを決定させるものです。つまり、目標設定とは、心のあり方が決めるものなのです。目標設定を言い換えると、志の設定なのである。

『技』の本質は、目的を達成するための手段なのです。

つまり、『心』が目的、『技』は手段。。


しかしながら、『心』は、目に見えない、『技』は目に見える。

人間は、目に見えるものを重視しがちになり、見えないものの中に、本当に重要なものが隠れていてもそれに気づかない。従って、これに気づいた人は、見えないものの中にある重要性を説き続けなければならない。

ある意味、宗教もこれと同じ原理である。『気づいた人』は、『いまだ気づいていない人』に気づかせる義務が生じるのである。従って、布教とは、『気づいた人』の使命となるのである。


私自身は、宗教的な意味で『気づいて』いるのではない。(誤解がないように・・)

経営の本質とは、生き方の本質と同じであると気づいただけである。






『心』が重要なのである。そして、その本質が『志の設定』であれば、『志』は高くなければならない。

『技』の本質が、手段であれば、もっとも有効な手段にするために、研ぎ澄まさなければならない。



従って、

『心』は高めるものであり、
『技』は磨くものなのである。



心のあり方が全てを決めてしまうのである。





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2 コメント

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なるほど・・・ (toshi)
2005-12-30 01:44:41
で体は?

体はどのようにするものなんですか?

心技体の内心技は書いていますが体については書いておりません 
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体は・・・ (会長)
2006-01-05 18:06:57
『体』は、ビジネスでいえば、健康体でいるということなのでしょうが。。。



そのためには、『体』は鍛えるものになるのでしょう。





『心技体』の話を相撲で考えると・・



元々、力士になる人は、子供のころから体が大きく、友達と相撲をすれば、当然勝ちました。



つまり、相撲で勝つには、『体が大きいこと』『体が一番』という価値観がしみこんでしまいます。





さらに、相撲倶楽部や柔道部などにはいると、益々、強くなっていきます。このときの価値観は、『体が一番、技が2番』となります。



アマチュアのうちは、これでよいのですが、いざ、プロの道に入ると、体も大きく、技もある人ばかりとの勝負になります。



ここで、根本的に価値観を変えないとプロにはなれません。つまり、今までの価値観は、

①体 ②技 ③心は無関心



しかし、プロは、①心(精神力・哲学・プロマインド)②技 ③体 の順に重要性を逆転させなくてはならないのです。





プロを目指す力士に最初に教えることが、プロとしての考え方であり、一言で言えば、『心技体』となるのです。





経営で言えば、『体』の部分は、力士ほど重要視されないので省略して解説しました。もっとも、上記の話は、この解説を知っている人であれば、必要なかったかもしれません。



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