久野康成公認会計士事務所/株式会社東京コンサルティングファーム(TCF)の 【国際化支援ブログ】

東京コンサルティンググループ(TCG)は、日本企業の収益改善・国際化をトータルサポート!!

2005年を振り返って

2005年12月26日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)
 2005年は、久野康成公認会計士事務所にとって、大きく飛躍した年となりました。

 人数的には、2004末が49人で、2005年末が200名弱となり、約4倍。
売上としても4倍強の伸びとなりました。

 会計事務所にとっては、IT化の流れで業務が大きく変わらざるを得ない状況で、この流れを受けて顧問料の低下も招き、会計事務所から、サービス業(または、コンサルタント業)への転換を余儀なくされています。



 しかしながら、同じスタイルの業務は、必ず頭打ちをします。言い換えれば、企業は、頭打ちするまで成長できます。

 重要なことは、頭打ちをしてから次を考えるのではなく、もっとも成長しているときに次の戦略を考える必要があります。


 私は常に具体的なビジョン・戦略は2年先を考えます。
(長期のトレンドとしては、10年で考えますが、急成長する中で、具体的な戦略にまで落とし込むのは、私の場合は2年先がもっとも適しています。)



 2006年は、今の流れの延長で成長すると思いますが、重要なのは2007年です。

 2006年と2007年との大きな違いは、2006年までは中途採用が中心でしたが、2007年から新卒中心に転換しなければなりません。

 これは、裏を返せば、我々の成長要因であった即戦力化される中途だけでは、成長の限界が来ていることを意味します。つまり、新卒中心になることによって、『普通の会社』になってしまい、競争力を失うリスクもあります。


 しかしながら、本当に伸びている優秀な会社は、新卒中心の採用をしていることも事実です。より優秀な人材が集まる企業に転換するしかありません。


 この意味において、2007年は、一般の事業会社と競争することになります。
 今までのような、会計事務所の中で優位性を持つのではなく、より大きな市場の中で戦うことになります。今までと同じ発想では勝てるはずはありません。

 2006年は、2007年を見こした構造転換を図る時期です。これは、会計事務所を脱皮し、会計系コンサルティング会社に真の転換を図る時期といます。