久野康成公認会計士事務所/株式会社東京コンサルティングファーム(TCF)の 【国際化支援ブログ】

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独立して成功できる人は?

2005年10月09日 | 所長と熱く語ろう!(久野康成)
独立して成功できる人は、サラリーマンとしても成功できる人です。

サラリーマン時代は、会社から給料を貰いながら自分自身を試すことができます。
ここで重要なのは、『試すこと』とその結果、『成果を残すこと』です。

独立してから自分の力を試そうと思っても、「人・物・金」が十分ない状態でサラリーマン時代よりも明らかに過酷な条件で挑戦しなくてはなりません。

一般的には、お金が尽きて終了します。


私の経験では、サラリーマン時代、明らかに成功し、自信満々で『独立』しても、自分の成功は、実は、【大きな看板に支えられていた結果】であることを痛感させられます。



我々の組織は、スタッフのみなさんが力いっぱい実力を発揮できるように【人・物・金】のプラット・ホームを準備し、その上で精一杯、挑戦することを意図しております。


つまり、組織にいてまず、成功して欲しいのです。
戦える武器を組織は準備しています。その中で成功できない人は、独立しても成功できるわけがありません。




お尻に火がつけばできる。独立して環境が変化すればできると思っている人もいますが、そのような志が低い状態で成功した経営者などいません。




私も、PW時代にMVP賞をいただきました。それは、年間の監査報酬200万であったクライアントを報酬6000万円に引き上げるサービスを展開したのです。

具体的には、全世界の子会社の監査をPWに統一していただき、月次連結体制を各国のPWと連携して構築しました。その当時は、連結は、半期に1回の時代で、連結CFもありませんでした。

しかし、法律上、求められないから作らなくても良いのではなく、会社の管理体制を引き上げ、経営に必要な情報は何かを考えることによって、求められるべき管理体制は決まるのです。

法律は、最低限しか求めていないのです。



話を戻しますが、重要なことは『今』なのです、今成功することなのです。将来、成功したければ、『今』成功する仕組みを考えて行動することなのです。