幸せな小金持ちへの8つのステップは、ご存知、本田健氏の原点ともいえる著書です。
単に、ビジネスで成功するのではなく、家庭でも成功し、お金と正しい付き合い方を導いた本で、拝金主義的な発想はありません。金持ちになり不幸になるのではなく、金持ちになり幸福になることを目指したものです。成功入門書と言えるでしょう。
この本の中で気になった箇所があります。
いわゆる清貧の人は、お金と付き合うことを極力さける傾向にあり、かつ、金持ちを軽蔑する思考を持っているということです。
このような思考は、程度の差こそあれ、誰でも持っています。その結果、成功することを恐れるのです。
つまり、ネガティブ・マインドの人にとっては、愚痴をこぼしていることが心地よく、ポジティブ・マインドを持ち、新たな行動をすることに非常に恐怖感があることを改めて確信しました。
新たなことに挑戦することは、リスク・テイクする必要があります。そのようなリスクを負いたくない人は、色々な理由をつけて行動しなくて良いようにしているのです。