気ままに山歩き sessk     

いつまでも健康を願い、山歩きの展望や花を中心にした、団塊世代の私の軌跡を記録します。

11-3:伊豆ケ岳≪奥武蔵≫

2011年02月02日 08時17分42秒 | ハイキング 山歩き 山登り
地図読み講習・伊豆ケ岳

 H23年1月22日(土)    同行者:松戸山の会 の4名   電車   登山口:埼玉県 飯能市 


【 コ ー ス 】

正丸駅(8:45)=尾根取り付き口[下久通地](9:50)=標高:426m(10:45)=標高:501m(12:06)=標高:510m[踏跡が北、南、東のT字路](12:15)=標高:596m少し手前(12:40~13:20)=南川地区神社(14:13)=正丸駅(14:30)



【図をクリックで拡大】



正丸駅

駅から国道に出ると、講師から①ここは地図上の何処であるか、口頭試問がでた。
地図を出して指差しで回答する。いきなりなんだろうと、戸惑う。
次に、東側の土手を見て②尾根は何処と、何処ですか。講習者のI、Y、Sが夫々に答えると尾根と、沢の回答が示された。
実は、伊豆ケ岳東陵の尾根沢図を地形図に表せとの課題が出されていた。
正丸駅に着くまでの車内でチェックを受けることになっていた。
私の尾根沢図は主尾根に主な支尾根を書き加えた。
IさんYさんもほぼ同様であったとおもう。
しかし、Iさんは講師の教え通りに、揺れる車内で地図に目を10cmくらいに近づけて熱心に取り組み、仕上げた。


尾根取り付き口[下久通地区]付近   標高:約270m

この一kmくらい手前から何処から山に入るか、講師に投げかけられた。
登山道などないところで何処から入ろうか・・・・・どうやら、登山道などないところから、いきなり入るようだ。
歩く道の概念は地図や道標に示されたところを行くが、この辺では、勝手に入るな、と叱られそうだ!! 
人が勝手に決めたルールを無視できる熊や猿になれば良いだけだ。
許可を得ようにも誰もいないので、農家の自家消費用の畑の間、踏み跡らしきところから入った。

標高:426m  付近 

北側の冬枯れ越に見えた伊豆ケ岳主稜・・・これでも最も樹林のまばらな展望の利いた場所でもあります。

落ち葉の積もった、尖った石がゴロゴロ転がっている、急な斜面の歩き易いところを探しながら登る。
傾斜が緩やかになり、下り始める周辺が426mピークである。
標高:501m

Iさんに501m地点に立っていただきました。踏み跡を辿って歩いてきました。勿論道標などありません。
この辺りの尾根上には明確な踏み跡がありました。
地形と地形図を対比しながら、現在地を確認して進む。
地形図が微妙に膨らんでいたり、凹んでいる場所等に注意しながら、現在地を確認する。
地形図に詳細な尾根、沢を書き込んだ三倍くらい尾根、沢が出現する感じです。

展望の良い尾根でしたら高い山を見つけて現在地を確認する方法もあるでしょう。
しかし、樹林帯ではそれもできません。

標高:510m付近 踏跡が北、南、東のT字路]

常に、周囲の地形の変化を観察して、二方向以上に分岐していないか注意しなければ、誤った方向に進む恐れがあります。

標高:596m少し手前
   ここで昼食、登りの実践演習から、下りの実践演習に入る。
頂上までは行けないと、思っていたが、もっと頂上に近づけるとも思っていた。

演習のほぼ最終地点    南川地区神社

人々の生活を感じさせるエリアに入り、人造構造物の坂や階段を歩くようになり、一般の登山道と同じ気の使い方になった。
そして、この実践演習も終わることができました。
万歳、バンザイ、ばんざい  !!!

【下 山】
道の無い急峻で足場の悪い場所を登下降では
躓きや、浮石、木の根、枝に引っかからないように一歩一歩を慎重に歩いた。

感じたことは                           ・常に地形の尾根、沢を観察し、現在地を確認しながら歩く
・現在地を確認できないならば、確認できた地点まで戻る。
・歩き始める前に、重点確認ポイントを決める。
・重点確認ポイントでは立ち止まり、地形と地形図をメンバー全員で照合する。
・パーティーの行動では、決してリーダー任せにしない。

良い経験をしました。
地形図を読んで、想定通りに歩けると快感!!
                  ・・・・の気持ちは少し分かるような気がしました。

気ままに・山歩きBLOG   『気ままに・山歩き』HP TOP
人気ブログランキングへ
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 11-2:御前山≪奥多摩≫ | トップ | 11-4:破風山≪秩父≫ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ハイキング 山歩き 山登り」カテゴリの最新記事