H21年10月15日(木) 天気:快晴 同行者:妻 マイカー 登山口:群馬県 沼田市
【コ ー ス 】 皇海橋・不動沢
皇海橋(5:57)=皇海山・皇海橋への中間点[夫々へ1.8km地点](6:54)=不動沢コル[皇海山・鋸山への分岐](7:33~46)=皇海山山頂(8:35~9:17)=不動沢コル[皇海山・鋸山への分岐](9:55)=鋸山山頂(10:47~11:06)=不動沢コル[皇海山・鋸山への分岐](11:48)=皇海山・皇海橋への中間点[夫々へ1.8km地点](12:23)=皇海橋(13:11)
栗原川林道を夜間通行することは危険、と判断して、登山前日の明るい間に皇海橋に着くように計画しました。
片品側から入り、ダート部は最高速度20Km走行で、10km位の走行が続き、林道内走行時間は80分はかかっていると思います。
悪路の走行時間は最長時間の山でしょう。皇海橋到着は16時30分頃で、直に暗くなってしまいました。
明日は極力早く出発、ですがヘッ電を点けてまで歩きたくもありません。朝食は後回しで出発と決めました。
19時半には就寝しています。夜中に妻がトイレに起きる。星がとても綺麗なようだ。だからといって直には起きられない。私も2時頃、トイレに、皇海橋は林内であるため山の頂上や、尾根と違って、真上方向だけしか見えない。
ですが、輝き、明るさ、星の大きさは何倍もありました。
皇海橋の真ん中まで行けば見える範囲が大きく広がっていたと思うと、残念と、後悔しました。
就寝が19時半頃であったので、時々目を覚ましていました。真っ暗なので、少し明るくなるまでと目を瞑ります。明るいので時計を見ると、6時少し前、急いで準備をして出発しました。
他の登山者の車はありませんでした。ここで寝坊の原因を云々しては楽しい山歩きにはなりません。
皇海橋登山口
標高 約1350m
栗原川林道と駐車スペース[皇海橋 根利側スペース]
不動沢
不動沢コル 標高 約1860m
ここで朝食 食事なしで予想より永く歩きました。
ここに来て、やっと皇海山に登れる、と喜びが込み上げてきました。一度目は10数年前、当時 栗原川林道は片品側からしか皇海橋へ行けなかったとおもいます。『林道が土砂崩れのため通行止』
二回目も片品側からで『道に迷って中止』
今回は、「道の駅白沢」で片品側から皇海橋への案内標のある位置を表示した図を入手でき、林道通行止の有無を役場に確認して片品側から入りました。
皇海山山頂 標高:2144m
皇海山山頂の展望皇海山山頂の展望栃木県側
皇海山山頂から20分程下った場所からの展望左側(近景) 鋸山 中央:袈裟丸山 右側(遠景):赤城山
ここから不動沢のコルの間に単独行の男性2名、ご夫婦ノパーティ及び女性二人・男性一名のパーティと擦れ違いました。
鋸山山頂 標高:1998m
頂上に木がないため、皇海山より遥かに良い展望です。後ろの山が皇海山です。
鋸山山頂の展望 左から皇海山、日光の山々、庚申山
鋸山山頂への取り付き点の展望日光の山々
鋸山山頂の展望日光の山々、庚申山、鋸山の尾根
鋸山山頂から5分ほど下った場所から不動沢コル方面の展望 右遠景は上州武尊山でしょう。
不動沢コルから鋸山 展望の良かった山の見納めです。
鋸山への登山道で擦れ違いはありませんでした。今日は我々以外に
鋸山に向かった人はいませんでした。
これだけの展望の良い山に行かないことは本当に残念なことです。百名山だけ登っているのでしょうか。
皇海橋
登山道にトイレはありません。水は沢で補給できます。歩き始めて1時間は沢と別れないでしょう。
駐車場には「三河」ナンバー2台、「豊橋」ナンバー1台、「東京都」、「群馬県」ナンバー夫々1台でした。やはり百名山です。
お喋りするとやはり、林道の運転の大変さが出ました。
我々は帰路の林道を根利側としました。役場に問い合わせたとき、根利側のほうがやや道が良いと聞いていました。
道幅も多少広く、ガードレール、カーブミラーも片品側よりたくさん取り付けられていました。
未舗装ながらも締まっていて5~10km程スピードは出せました。県道に出るまで60分程でした。県道に出る手前に動物が進入出来ないようにゲートがあり、通過には手で空け閉め出来るようになっていました。
天気良し、展望良しの満足な山歩きとなりました。