折角赤羽へ来たのだからともう一軒
行列が出来る人気うどん店があると言うのだけど…
夜だし、やっているのかなぁ なんて不安を持ちながらもお店に向かってテクテクと
地図ソフトのナビゲートに従って歩いていたのですけど、そこは住宅に囲まれた道 ホントにこんなトコロにあるのかなぁ なんて不安にもなりながら…
お店に着いてみますと、そこには席待ちのお客さまが3組10人ほど
20席ほどの小さなお店でありますから1時間くらいは待つことになりそうだと覚悟をしたのですが、先客のふた組はまだ人数が揃ってないからと、ワタシたちが先に案内されることになりまして…
申し訳ない気持ちで、その方々に頭を下げながら暖簾を潜ります
うどん店でありながら夜は居酒屋的に利用されているようで、比較的若いお客さまで賑わっていますね
中には女性ひとりで来店し、粋に日本酒を飲んでいる方もいたりして… お酒を飲まないワタシにはソレがとっても格好良く見えてしまいます
居酒屋的に利用されていると言いましても、それほど多くの商品がある訳でも無くて…
“かけ”と“ぶっかけ”のうどんメニューと“おでん” それにうどんのトッピングに使われる“天ぷら”がいくつかあるくらいなのですが、その1品1品がしっかりとしていることが魅力なのでありましょう
先ずは“おでん”から
うどん屋におでん? なんて思われる方も多いのでしょうが、西の地方では普通のことでありまして…
そのおでんも多くの種が用意されているのではなく全部で6種類、そこから厚揚げか平天の何れかをチョイスできる5点盛りをいただきます
トロトロに煮込まれた牛スジは添えられている辛子と良く合いますし、大根にはしっかりと味が染みているモノ
脇役のように思われるおでんがこれほどしっかりとしているとは、ちょっと驚きでありますね
接客を担当しているお母さんがとっても気さくな方でありまして、忙しい中でもキチンとお客さまとの会話を疎かにせず…
長居したい気持ちになりますが、ワタシに先を譲ってくれたお客さまが未だ外で待っていますので、サッとうどんをいただいて〆にいたします
いただきましたのは“かしわうどん” 鶏の天ぷらが4つほど乗っかっていますね
胸が使われているその天ぷらはふっくらとしていてジューシーで、うどんの出汁が染みた衣も美味しくいただけますね
麺は当然シコシコでありますし、出汁のスッキリとした風味が活きていまして、これは並んででもいただきたいって方が多いのも頷けるモノでありました
一緒にちくわ天もいただいたのですが…
まるごと1本を二つに割って天ぷらにされていまして、何とそれが200円
このちくわにもこだわりがあるようで、しっかりとコシがあるモノが使われていまして、その美味しいだけでなく、コストパフォーマンスの高さも魅力でありますね
赤羽
30~40分ほどで移動できる街ではありますが、生活圏からは外に出るような街でありまして…
なかなか訪ねる機会はありませんが、このうどんをいただくためにわざわざってのも有りですね
お気に入りの1軒を発見です
【手打うどん すみた】
東京都北区志茂2-52-8
03-3903-0099