今日は「二の丑」
丑の日には“う”が付く食べものを… もちろん鰻が有名でありますね
いつも何を食べようかと迷うのでありますが、今日のように、コレを食べる日と言ったことがあれば悩まずに済みますね
何を食べるかが決まっても、次の悩みはそれをどこでいただくのかと言うことでありまして…
今回はテッパンとも言える「伊勢定」
都内数か所に支店を構える老舗店でありますが、折角ならばと日本橋の本店を訪ねることにいたします
オフィスが並ぶ日本橋とは異なり、ココは商業地の中心となる三越のお向かいと言う立地でありますから、週末となる今日はかなりの人出でありまして…
丑の日と言うこともあるのでしょうが、お昼前に時間であるにもかかわらず店内は多くのお客さまで賑わっていまして、12:00ともなりますと席待ちのお客さまが出来るほどでありました
スッキリと明るく清潔感ある店内からは老舗の雰囲気はありませんが、和服姿の仲居さんの心地良い接客に歴史ある名店の香りを感じることが出来ます
いただきましたのは、うな重の“梅”
こちらでは、汁は別売りとなっていまして、赤出汁か肝吸いを選ぶことが出来るのですね
当然ワタシは肝吸いお願いし、しばし待つことといたします
15分ほど待ったでしょうか 思ったより大きな重に入った鰻がやって来ます
あまり太った鰻では無いってことで、ふっくらとしたモノと言うよりは、芳ばしく焼かれた食感が楽しめますね
80席ほどある大きなお店ですから、このような特別な日には、お客さまを待たせることが無いように焼溜めをしているのでしょうね
焼きたての熱々とは言い難いモノであったことがちょっと残念でありますが、鰻が持つ美味しさを損なうことが無い薄味のタレが良い感じでありました
しっかりと出汁が効いたお吸い物に、プリッとした肝
三つ葉と玉麩で彩られた肝吸いはとっても美味しくいただくことが出来ました
【日本橋 伊勢定】
東京都中央区日本橋室町1-5-17
03-3241-0039