年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
たくさんのコメントを待ってます

JR関内駅:「すし関」      しっとりツヤツヤな赤身が美味しい鉄火丼

2010-09-11 23:56:13 | 関東
DSC_8223-a.JPG
今週も気付けば土曜日
ホント一週間って早いものです
週末を待ち望む方も多いのでしょうが、“関内ランチ巡り”を日課のように過ごしているワタシにとっての週末はかなり厳しいモノになります
なんと言いましても、関内のお店の大半がお休みしてしまうのですから…


DSC_8221-1.JPG
お気に入りの焼肉店「関内苑」で、ひとり焼肉ランチにしようかと思っていたのですが…
その数軒先にあるお寿司屋さんにランチの看板が立っているではないですか

コチラのお店、前を通る度に気になっていたお店なのですが、一見客を拒絶するかのような、店内の雰囲気が察しづらい扉が立ちはだかって、これまで何度躊躇したことか
決してコチラの意図的なモノではないと思うのですが、寿司屋さんってこう言うお店多いですよね

寿司屋さんと言えばカウンター
そうなると、板さんのお人柄ってモノが大事になるのでありまして…
お昼ということで、看板にはしっかりとお値段が書かれていますから、不安の半分は解消したとは言え、その大きな課題が残っているのであります


DSC_8222-1.JPG
構えはちょっと厳ついお店でありますが、店内は変に造り込まれておらず、家庭的な香りがしますね
大将も笑顔で迎えてくれましたし…

いただいたのは鉄火丼
昔、マグロってお魚が嫌いだったんですよね
きっと最初にいただいたマグロが粗悪なモノで、その印象が強かったからでありましょう
しかし、本物のマグロの美味しさを知って以来、鉄火丼の文字を見ると“パブロフの犬”状態なのです

で、コチラの鉄火丼
最近流行の、大盛りであるとか、メガ盛であるといった量や見た目で勝負する丼ではありませんね
しっとりとした肌触りの赤身が見事に発色していて、その存在をアピールしているのです
つまり、見た目を飾って中身が無いモノではなくて、内面からその素晴らしさを出していると言ったトコでしょうか
恥ずかしがり屋なのか、その姿を海苔やカイワレで隠しているところが、ちょっと可愛くも思えたりして…


最近この手のお店でも、ランチにセットされる汁は味噌汁ってことが多いのですが、コチラではキチンと吸い物が添えられているではないですか
ちょっと得した気になりました



【すし関】
神奈川県横浜市中区羽衣町2-5-1
045-251-1185