お財布をポケットに入れ、左手にデジイチという軽装で出掛けた夜ごはん
何の当ても無くぶらぶらと・・・
関内へ行っても飲み屋ばかりだし、伊勢佐木町のお店もちょっと飽きたし・・・
夜のひとり飯って、ホントに良いお店が無いものですね
あまり奥に入り込むことが無いディープな街「福富町」
そんな中でもかなりディープな場所から、更に路地を入ったところに1軒のラーメン屋さんを発見
地元のブロガーさんたちが書いた記事を見かけたことはあったのだけど、それがこんなトコロだとは知りませんでした
みんな勇気あるなぁ・・・
10人も入れば一杯になってしまうような小さなお店だけど、近隣の飲食店への出前でテンヤワンヤのようです
ちょうどワタシが伺ったタイミングでは、他のお客さまはいらっしゃらなかったのですが、厨房では一生懸命に鍋を振るオヤジさん
そして自転車で出前に走る奥さん(?) 必死であります
絶え間無く、中華鍋を振る音や熱々に焼かれた鍋に食材を入れる音
ガタンガタン、ジュワーと響き続けています
コレを聞いているだけで、なんだか美味しいモノがいただけるような気になるのはワタシだけでしょうか?
ようやく出てきた塩ラーメン
想像以上のボリュームがあります
澄んだスープは薄味で、スッキリした味 厚めに切られたチャーシューもなかなかのものであります
一緒にいただいたチャーハン
いわゆる中華系のパラパラなモノではなく、ラードを抱いてずっしりと重たいラーメン屋のチャーハンであります
しっかりと塩コショウで調味してあって、いかにも場所柄ってモノであります
更に餃子
こんなにボリュームがあると知っていたら、こんなに頼まなかったのに・・・
ってことも後の祭り
テーブルにはコレでもかって位に料理が並んじゃいました
たっぷりのお湯で茹でられモッチリとした皮
そしてそれを、ちょっと多めの油でカリッと焼き上げる
具もちょっと強めに味付けられていて、一口食べて美味しいと感じるモノ
立派であります
飲み屋街のラーメン屋って、酔っ払いを相手にするので、味は二の次ってところが多いイメージなんだけど、ココはちゃんとしてますね
だから出前注文が絶えないのかも・・・
バカに出来ないラーメン屋であります
全くココとは関係ないですが、大阪の名店「せんば自由軒」が経営破たんなんだとか
やっぱり全国に手を拡げたことが原因なんでしょうかね?
本家の「なんば自由軒」は健在のようですから・・・
【自由軒】
神奈川県横浜市中区長者町9-172
045-252-7867